8月 282016
 

2016 08 27 36

徐々に近づきつつある迷走台風の影響で、この週末は雨。
こんな日はツーレポを集中執筆するチャンス(笑)ですが、せっかくなので普段あまりしない話のひとつでもしてみましょう。 

現在連載中の道東ツーリングを含め、ツーリング時に携帯している写真機材の話。
長らく読んでいただいている方なら覚えているかもしれませんが、Canon EOS 5D Mark II というモデルを使用しています。
もう何年使ってるかなぁ・・・わかんなかったので調べてみると、2009年最初のツーレポから使用してました。つまり7年以上ですか。
モデルサイクルの早いデジカメにしては、非常に長期間使い続けていることになります。

購入当時、思い切ってフルサイズにしたことによって、長い期間使用できてるってのはありますね。
数年で買い換えるくらいなら、当面の間は本体を買い換えないで済む選択をした結果。これは正解でした。
その後、後継機(Mark III)が出て、つい先日更なる後継機(Mark IV)が発表になっています。
それでも、2世代前のコイツでもまだまだと思わせるくらい、タフで奥の深いメイン機となっています。

その5DIIと一緒に使うレンズなのですが、長らく2本で運用してきました。(単焦点も何本か持ってるけど、ツーリングには携行しないので)
ひとつは本体と同時に購入した、キットレンズの「EF24-105mm F4L IS USM(FIATのステッカー貼ってるやつ)
もうひとつが、いつの間にか手元にあった?通称バズーカこと「EF70-200mm F4L IS USM(MARTINIのステッカー貼ってるやつ)
いわゆる標準ズームと望遠ズームの2本で、これ以上レンズにはお金をかけずに、クルマの維持費に回す方針でやってきました。

ただ、いくつか不満があることはありまして。

広角の絵は基本的にあまり必要としなかったのですが、、
5DIIを導入する前にメイン機だったキスデジの時に使っていた、10-22mmの面白さを思い出してしまうことがありました。
道北ツーレポの北太平洋シーサイドラインの回で、過去にフォトコンテストで入賞した時のことを書きましたが、思い起こせばあれも10-22mmの絵でした。
10-22mmはAPS-C専用レンズだったので、フルサイズ移行の際に親父に譲ってしまい、以来広角レンズは使っていません。

また、標準ズームの24-105mmが、Lレンズの割に甘々なのが、ずっと気になっていました。
一番よく使う領域のレンズなのに、肝心の絵がピリッとしない。70-200mmがキリキリっとシャープなので、余計にモヤモヤ感が。。
レンズ前面がせり出してくる設計もイマイチ。かなり古い設計のレンズなので、致し方ない気もしますが。。

そんな不満もありながら、のうのうと使い続けてきましたが、先日遂に掟を破って、これらをカバーするもう1本を導入してしまいました。
それが上の写真で本体に装着している「EF16-35mm F4L IS USM」です。 

いわゆる広角ズームのF値4通しのモデルで、2年ほど前に発売された比較的新しいモデル。
軽量小型、防塵防滴という、自分の使い方に最適なスペック。
さらに現状の2本にない画角と、開放から思いっ切りシャープという24-105mmにはない特性が、上記の不満点を解消してくれると考えたのが最大の導入理由。
確かにこれだと35mmから70mmの間は相変わらず甘々な状況は続きますが、それはおいおい解決するとして、、まずはシャープな広角域を手に入れることとしました。

不足はあるけど、F4通しで16mmから200mmまでカバーできるようになりました。
個人的にはこれまで望遠域の方を重視してる傾向にありましたが、広角にも挑戦していければと。
クルマ入れて撮るのは難しそうですが、一風変わったイメージの絵も織り交ぜていければと思います。

 Posted by at 9:08 AM

  2 Responses to “レンズの話”

  1. やっぱり高級機材はオーラが違いますね。
    (うちのミラーレスはオモチャにしか見えない(汗))
    5D Mark II、2世代前のモデルと言えど、未だ愛用者が多いと(どこかで)聞いたことがあります。

    表現の幅が広がって、ますます1059さんの写真を眺めるのが楽しみです。

    • 確かに単価は高いのですが、本体は何年も買い換えないで第一線で使えるし、良いレンズはそれこそ「資産」と言えるほど長い時間使えるので、時間当たりのコストはむしろ安いのではないかと思います。

      ただ、いつでもどこでもフルサイズ、だとさすが(体力的に)しんどくなってきたので、シチュエーションによってはコンデジも使い分けるようになりました。
      そうやっていくつかのカメラを使い分けることで、カメラによって異なる絵の個性を楽しむことを覚えました。
      表現したいものを生み出す魅力が宿っているからこそ、カメラという機械に魅力を感じるんですよね。

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