アルプス展望道路から県道395号の狭路山道を下りて、国道19号に合流。大きく開けた谷間を、しばらく南下する。
この辺りのR19は、高山〜下呂間の国道41号に雰囲気が似ている(といつも思う)。
通行止で通り抜けられなかった県道55号にようやく合流できたところで右折。
意外なほど急な山坂道を登坂して、今度は県道497号にスイッチした。ここから北上を始める。
なぜこんなマイナー県道を選んだかというと、この道、地図上で「鷹狩山」の東山麓を通過するように描かれているからだ。
今回、信州を目的にショートツーリングを企画した当初の目的は、この鷹狩山を訪れることだった。
しかし、前回訪れたのがもう何年前かまったく覚えてないほど昔のことなので、アプローチの仕方もほとんど覚えていない。
かつて訪れた時は確か、東側の山麓から登り詰めたような。。。そんなうっすらとした記憶を頼りに、山中の辺境の道を行く。
県道の途中で、見逃しそうな小さな看板を頼りに、分岐で右左折を繰り返した結果、なんとか目的の地にたどり着く。
大昔の記憶の意外な正確さに我ながら感心したが、初めてだと結構キツイかもしれない。
ツーリングマップルにも記載のない「鷹狩山展望台」。その絶景がこちら。
遮るもののない大展望。眼前には北アルプス、後立山連峰の大絶景。
鷹狩山の山頂展望台は、自分の知る限り、雄大な北アルプスの峰々を間近に眺めることのできる展望スポットの中でも、随一の眺望を誇る場所だと思っている。
アルプス展望道路よりずっと近くて眼前に迫り来る3000m級の峰々は、まさに大迫力。
加えてこの時期は、山頂付近に豊かに残雪を残した姿が、また凛々しいことこの上ない。
蓮華岳 かなぁ
晴れることが多く、気温がさほど上がらないために空気もまだ澄んでいて、かつ豊富な残雪を湛えているという各種の条件がそろうのは、この時期ここ数週間しかない。
つまり、この絶景が拝めるタイミングは今しかないのだ。
その極上の絶景を、ここ鷹狩山の山頂から眺める。クルマで容易にアプローチ可能な山岳風景の極上スポットは、全国探しても、これ以上は他にないだろう。
眼下に広がる大町市街
これだけの眺望が拝めるのは、鷹狩山が、信州大町の街だけを飛び越えて、後立山連峰と対峙するように位置するからだ。
山頂まで至る車道は東側山麓にしかないので、ドライブ途中に北アルプスの風景はまったく見えない。その分、山頂にたどり着いた際に初めて眼前に広がることになる大展望には感動する。
鹿島槍 かなぁ
山好きには、絶対にオススメできる展望スポットが、「鷹狩山展望台」なのである。
こんばんは。
この時期の北アルプスはいいですねぇ。私も見に行きたくなりました(TTRSは車検中)。
この写真を見ていると「青い山脈」ってこういうことかと、納得しました。
冠雪の北アルプス自体は、長いこと見ることはできますが、コントラストの高い澄んだ景色を拝めるのは、この時期ならではですね。
車検が終わったら、ちょっと足を伸ばして堪能してみてください!
今年のドライブシーズン、いよいよ開幕って感じですね。
鷹狩山展望台は、前から行きたいと思いつつ、未だ行けてません。
アルプスの展望を期待するなら早春か晩秋ですかね。
良い写真を見せてもらったので、ウズウズしてきました。
次こそは、タイミングを見計らって突撃していみたいと思います。
山は眺めるなら春、登るなら秋、ですね(笑
鷹狩山は位置的に、真西に後立山連峰が並び立つことになるので、春の朝に行くと完全順光になって、この色彩になります。
眼前に遮るものがなく、山頂ゆえパノラマも効くという、なかなかの展望スポットです。
遠くからでも訪れる価値はありますよ^ ^
鷹狩山展望台は眺望が開けていますね。
そこから少し南の北アルプス展望台には行きましたが、ほぼ同じとはいえ鷹狩山の方が好さそう!
鷹狩山の正面は後立山連峰なので、南の穂高、槍ヶ岳という北ア銀座とは異なった、ちょい地味系(笑)の景色を拝むことになります。
その地味さが良いんですが^ ^;
鷹狩山展望台何度か訪れたことがありますが、このような快晴には当たったことはなく、いつも悔しい思いをしております。
ここの景色はファインダーに収まりきらないスケールですから一度訪れたらはまってしましますね。
弁当でも持って風に吹かれながらのんびりするには最高の場所ですね。また、行きたくなってきた(笑)。
ここまで眺望が良いと、構図に収めるのが却って難しいですね。
鷹狩山から見る後立山連峰は、故郷から見慣れた景色の、ちょうど裏側、背中側になります。
険しい山脈の向こう側にどういった地形が広がっているのかを想像するだけでも楽しい。
暖かい陽光に包まれながら、のんびり過ごすことができました。