そんなわけで、2週連続の定点観測です。
舞台はもちろん、ビーナスライン。この季節定番の朝練スポット。
先週同様、早起きして現地入りし、交通量が増えてくる時間前には引き上げるパターンです。
本日の主目的は、昨日アップデートしたインジェクター交換による性能変化の評価。
既に昨日の帰り道で、その片鱗は体感していたのですが、エスの主戦場であるワインディングを走らせて、初めてその真価がわかろうというもの。
どのような変化があるのか、楽しみでした。
まず、例のポンポポン(失火疑惑のこと) ですが、これはもう完全に解消されました!!
どれだけ走っても、アイドリング中の排気は一定音量を吐き出しているのみ。
不規則な咳き込みは、どんなシチュエーションでも確認されませんでした。
ちょっと感動です。もうかれこれ10万km以上も付き合ってきた不具合。
誰に聞いても原因が特定されず、あれこれ試行錯誤してきた事象が、12年目のスタートである今日、遂に解消されたわけで。
ここにきて、ある意味ようやく健康体になったという。。。(感涙
さらに、もっと感動したことがあります。
それはエンジンフィーリングの変化。それまでギャンギャンと機械音を発しながら、不旋律ながらも回ることは回るみたいな特性だったR style S2000のF20C。
それが、やたらビートの効いた力強いエンジン音に大変化。エンジンパワーの粒ひとつひとつの大きさと間隔が揃っていて、それが規則正しく、連続的に弾けていく。
結果として、エンジンの力強さもグッとアップして、それまで体感し得なかったパワー感が襲ってくるわけです。なんてゆーか、Rockなエンジン(笑)になりました。
生まれ変わったエンジンのビート音をもっともっと味わいたいがために、アクセルを踏み込んで走る走る。もう最高。
たぶん、新品の純正インジェクターに交換しても、近い変化は得られると思いますが、今回交換したG.T WORKSのインジェクターは、4本の性能を厳密に揃えた逸品なので、規則正しく回るエンジンのフィーリングをより一層味わえているような気がします。
これは高速道路のように一定の速度で巡行したり、高いギヤから加速するなんて時でも、非常によくわかります。
あと、シチュエーションによっては小さくノッキングが発生していましたが、これも見事に解消。
良好な燃焼を促進することが、エンジンの健康を保つために非常に重要ですが、インジェクターがその要であることがよくわかりました。
インジェクターが正常になって、より効率の良い燃焼になったので、これまで以上にプラグやオイル管理には気を配りたいところです。
・・・・とまぁここまでなら、ハイ良かった、12年目も楽しみだぜ、ガンガン走るぜ・・・となるところですが、なかなかタダでは帰してくれないのが最近の傾向(謎笑
思わぬアクシデントは、忘れた頃に降り掛かってくる。
痛恨の鹿ヒット!!
ビーナスラインじゃなくて、麦草峠でですが、道路脇から突如飛び出してきたシカ(成獣)を避け切れず。。
正面から当たるとお互い生きては帰れなくなるので、、咄嗟に判断して、フロントフェンダーを捨てました。
結果として、フェンダーだけでなくドアパネルも一部損傷しましたが、正面やタイヤ(駆動系)に当たらなくてマジで良かった。
走行性能には問題がないことを確認した後、走行を続けましたが、左フロントフェンダーは全損(パネル交換)、その他は板金修理ということで、早期入院が決定です。
ヤマ走ってるとこういうリスクは常にあるんだよなぁ。特に夜から早朝にかけては、改めて要注意ですね。(ビーナスラインにも結構います)
・・・・・・・
昨日の記事を読んで、Sho-zさんから連絡をいただき、霧の駅で合流しました。
見た瞬間、どこかいつもと違う「負のオーラをまとっていた」というSho-zさんの直感は正しかったです(↑の状態だったから)
最近忘れていましたが、ボディカラーが醸し出すオーラから、一時期Black Devil号と呼んでいたのを思い出しました。(ひょうきん族ではない(爆)
シカと勝負して、さらにその状態で飄々と、RockなBeatを響かせながらワインディングを疾走するS2000は、やはり黒い悪魔以外の何物でもなく(笑
もとい、Sho-zさんもどこか浮かない顔をしていたと思ったら、謎のブレーキトラブルが発生し、せっかく来たのに満足に走れていないとのこと。
一過性のものだったようで事なきは得ましたが、早期の点検、メンテナンスが必要とお見受けしました。
ひとしきりエスの近況報告に花を咲かせた後に、下界へ移動。
いつものカフェのオープンテラスで、八ヶ岳をバックに愛車を眺めながら他愛もないクルマ談義。
S2000のことやツーリングのことを口に出して話す機会というのは日常生活では皆無ですから、ホント至福の時間ですね。
結局、モーニングを食べていたにも関わらず、ランチの時間までダベってしまった(笑
帰路は、ピカピカのS2000のお尻を眺めながら、中央道を疾走。
ビートの効いたエンジンはことさら気持ちがよく、フェンダーが壊れて助手席ドアが開かない(遂に一人乗りのクルマになってしまった(笑)のも忘れて帰京。
何件か修理工場を回って、今後の手配をした後に帰宅。さすがにちょっと疲れてしまいました。
結果として、とんだ12年目の初日となってはしまいましたが、それも長いクルマ生活の一部だとして割り切ってます。
何より、今までとはまったく異なる回して楽しいエンジンフィーリングを手に入れたことで、ドライブが一層楽しくなりそうな予感。
先週と本日のような陽気は、今後の季節はなかなか難しくなってきますが、悪魔復活(笑)後に、また元気に走り回りたいと思います。
日曜日はどうもありがとうございました(伏)
まず『インジェクター交換の効果はどうでしたか?』と訊こうと思っていたところ、シカ・ヒットのインパクトがあまりにも大きく、思わず言葉に詰まってしまいました。
そんな大きなアクシデントに見舞われた後にも関わらず「変わらず明るい1059さん」でしたので、やはり経験してきたものが違うな、と感じた次第です(汗)
(フェンダーはパネルごと交換とは、かなりヘヴィな“修繕工事”になってしまったようですね。。。)
クルマ・ツーリング談義、例によってとっても楽しかったです。・・・が、大変長々と引き止めてしまって申し訳ありませんでした。
いずれまた、完全復活したBlack Devil号の姿を拝めることを楽しみにしています!(笑)
こちらこそ遊んでいただき、ありがとうございました。
「シカ・ヒットのインパクトがあまりにも大きく」って、そうでしょうねぇ。あの状態で整然と現れたら、普通、引きますよね(笑
でもこれまで、岬で崖から落ちそうになったり、ローダーから落下したり、結構いろんなアクシデントを経験してますので、シカに当たるくらい、さしたる問題ではなく・・・左フェンダーだけではなく、左ドアパネルも板金ではなく結果的に交換となる可能性があり、ダメージも対財布的にも決して軽くはないのが現実ですが、それでも迷いなく復活させます。そういうリスクを背負い込みながら、覚悟の上でのクルマ生活ですので、ね。
復活まで多少時間を要しますが、間違いなく元気なBlack Devil号、再びお見せできると思います。
エンジンの調子はとても良くなりましたので、AP2にもしっかりついていけると思います。
申し出のあった「囲む会」、大変楽しみにしています。
ツーリングと絡めるもよし、単なる飲み会もよし(笑
ぜひ企画していただければと思います。
持病?が完治して良かったですね。
我家の女神さまは幸い持病はありませんが、そろそろミッション(DSG)オイルの交換時期が来ました。
フィルターや点検作業を含めると5〜6諭吉、一緒に1年点検とエンジンオイルも交換すると10諭吉くらいの出費です。
そんな訳でオイル交換&点検は夏の棒茄子後と決まっているのです。(笑)
いかんせんエンジンにまつわる持病だっただけに、完治は本当に嬉しいですね。
後になってみれば、いろいろと経験を積ませてもらったと思えるし、決してムダな経験ではなかったかと。
DSGオイルは初めての交換ですか?
エスは油脂関連に凄く依存するクルマなので、常に交換時期を意識していなければならない感じがします。
その代わりコストは軽めで、調子次第で気軽に「換えよう」って思えるのが救いです。
棒茄子のない自分にとっては助かります(笑
DSGのオイル交換は2度目です。
およそ5〜7万キロでの交換となります。
ミッションオイルとあまり交換時期は変わらないようですね。
MTの場合、オイルによってフィーリングが大きく変わってしまうので、指定交換時期はあまりあてにはならず、勿体無いとは思いつつすぐに交換してしまいます^ ^;
鹿激突…。ひとまずお身体が無事であったこと、なによりだったと思いました。
自分も突然出てきた狐を引きそうになり、咄嗟に避けて、ガードレールに当ててしまった経験がありますので、
(その時はハーフスピンして当たったこともあり、Fフェンダーが吹き飛んでいきました)
その時のことを思い出し、なぜか自分まで読みながら落ち込んでしまいました。
1059さんの馴染み深い北海道在住なので、通年で動物さんたちが無邪気に道路に出てきますので、
自分も改めて気をつけようと思った次第です。
持病が治ってこれから、という時にダメージが大きかったと思いますが、
これからも楽しいツーリングライフが過ごせますように。
北海道在住の方ならリアルにわかるかと思いますが、シカは結構キツイです。。
今年はカラスにシカに、動物被害が続いているので気を付けたいのですが、そうは言っても、どう気を付けていいやら^ ^;;
でも考えようによっては、このくらいで済んだとも言えるわけで、深刻な問題とは思わないようにしています。
ダメージは軽くはないですが、しっかり修復してまた走り出しますので、期待してください!
鹿ヒットって・・・・・
大変申し訳ありませんが、このフレーズに思わず笑ってしまいました。
私も、北海道では何度も肝を冷やした経験があるので、この時の状況は
リアルに理解出来ますが、出費が痛いですね。
梅雨明けに復活しましたら、また一緒に走りに行きましょう。
北海道では一度もなかった鹿ヒットですが、よもや信州の別荘地で遭遇するとは思いませんでした。
でも、ビーナスラインでもよく出没するわけですから、それなりのリスクは常に潜んでいるってことですよね。
ぜひともお気をつけください。(気を付けてたって、無理なもんは無理ですが。。)
梅雨明けを待たずに、黒い悪魔号は不死鳥のごとく蘇りました。
またぜひ走りましょう!