3月 262018
 

2018 03 25 01

ビートが車検から帰ってきました。
吊るしの状態で何ひとつ引っかからずに。検査どころか24ヶ月点検項目も、です。
25年モノとは思えないくらい優等生な子。こんなにイジってあるのに。(イジってあるから、か)

ま、懸案事項だったタイヤもブレーキも新調して望んだ、というのもありますが。。
にしても、通算何回目かわかんない車検を、何の指摘もなく通過したのは偉い。記念にショートツーリングに引っ張り出してきました。

上信越道、藤岡ICから高崎をバイパスで通過し、国道406号へ。
草津温泉への最短路として、昔からよく走るこのルートは、素朴な旧街道の趣が好きだ。
390 dukeの練習でも、よく通ったルート。入れ替わりの3号車で訪れるのは、どこか感慨深いものがある。

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倉渕のセブンイレブンが、定番の休憩スポット。
いつもなら、そのまま長野原方面に抜けていくところだが、今日は県道33号経由で、榛名西麓広域農道に向かうことにした。

文字通り、榛名山の西側山麓をぐるりと縫うルート。
山麓の谷筋と尾根筋を水平にぶった切った結果、かなり豪快なワインディング路と化している。
榛名山の他の道とは異なり、観光ルートとは程遠いので、交通量は極めて少なく、走りを楽しむにはもってこいの道だ。
近くには裏榛名の高速ワインディングもあるが、ビートみたいなクルマはこっちの方がゴキゲンになれる、ような気がする。

その裏榛名、県道28号経由で国道145号に出て、長野原方面へ。
かつて吾妻渓谷をクネクネといく景勝路だった道は、大規模ダムの建設工事によって失われ、バイパスで山中を抜けていく。

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所々寄り道をしながら長野原も通過。
国道144号に番手が変わり、嬬恋村。途中で脇道に入ってみたりとかしながら西進していくと、いつの間にか鳥居峠を越えていた。
この峠を越えると、長野県。群馬県側より雪の量が多かったが、それも路肩だけ。路面状況は問題ない。というか、すっかり春の陽気である。

菅平口まで来てしまった。
走り初めは、こんなに遠くまで来る予定はなかったのだが、思うままにビートを走らせてたら、こんなとこまで来てしまった。
これまで遠くに行っても、せいぜい勝沼、あるいは銚子くらいだったので、現時点での最長不倒かも。
当ガレージでは「ちょい乗りマシン」の位置付けであるものの、ちょっとしたロングもイケそな気配。

菅平方面に向かうと帰る道がなくなってしまうので、上田方面に向かう。
途中、県道4号の分岐で、反射的に県道側へ。
真田城には目もくれず、爽快なワインディングを楽しむ。

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ちょうど昼頃だったので、高台から真正面に美ヶ原方面を望む絶景カフェでコーヒータイム。
小1時間ほど浪費して出発し、浅間サンラインに出た所で給油。
ビートのタンクは30リッターと小さいので、200km越えたらそろそろ継ぎ足しとくかなぁ、って感じ。

ちなみに燃費は、軽だけあってやっぱり良い。
こんだけ高回転回しっぱなしが続く状態でも、今日みたいな乗り方で15km/lくらいにはなる。
まぁ、燃費なんて考えて乗るクルマではないですが。(我が家のメンバーは全員そう)

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給油後、すぐに県道94号にスイッチ。
県道東御嬬恋線にて、湯の丸高原へと向かうことにする。

湯の丸高原のある地蔵峠は、標高1700m超。少なくとも700m近くは登ることになる。
道は一見、全然険しくないのだが、パワーのないビートにとっては大変な坂道。
レッドゾーンまでキッチリ使ってギヤを繋いで、必死に登っていく。

ゆるゆるボディが頼りなさげに軋み、背後から聞こえる激しい機械音は悲鳴の如く。
エンジンもボディもバラバラになりそう。それなのに、全然速くないのがビートのいいところ(笑

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地蔵峠付近は別天地。
爽やかな景色だが、タイヤやらブレーキやらオイルやらの様々なニオイをもうもうとさせている。

下りは生まれ変わったかのように、飄々としてコーナーをクリアしていくビート。
ブレーキが今ひとつ慣れていないので、コーナーかなり手前で踏むことになるのだが、タイヤとブレーキを換えて安心感は倍増している。

鹿沢温泉を通過し、パノラマラインの南コース、県道235号経由で北軽井沢。県道54号で、二度上峠へと向かう。
夢中でステアリングをさばいて、一気に峠越え。こちらも路面状況、全く問題なし。春だね、うん。

倉渕で県道33号にスイッチ。再び「地蔵峠」越え。(どこにでもある峠名)
松井田市街に至って国道18号。そのまま高崎まで行って、再び藤岡ICから帰還しようかと思ったけど、日曜の夕方、関越の渋滞は避けられない。
国道254号の流れが良さそうだったので、下道ルートへ。川島まで走って、圏央道から関越道で帰還した。

走り初めはいつものようにその辺をちょろちょろっと、という気持ちだったのが、結果的には群馬から長野にかけて、走行距離450kmの立派なショートツーリングに。
車検明けで、いきなり酷使。毎回これだと壊れそうだ(笑

でもいかなるクルマでも、所有するからには走らせてナンボだと思うので、持てる能力をしっかり使って転がせるコンディションを保つことが大事。
ビート君には、暑くなるまでしばらく奮闘してもらいたいと思います。(夏はいろんな意味で、とても乗れたもんじゃないと思われる)

 Posted by at 1:50 AM

  2 Responses to “車検突破記念ツーリング”

  1. 車検突破おめでとうございます。
    手が入っているといっても25年経ったクルマが異常ないのですから、2年に一度という車検の規則は疑問ですね。カネ取りたいだけじゃんて感じで。
    自分のAP1はまもなく車検です。春は、税金、任意保険とやらでお財布がツラいです。

    この週末は暖かくて、春が一気に加速したでしょうね。
    おまけに花粉も拍車が掛かってドライバーを泣かせます。。(笑)

    • 車検というのは、もれなく税金を取るための制度ですからね。
      とはいえ折角の機会なので、点検くらいは第三者の目でしっかりとやっておきたいと思ってます。

      春っていうか、いきなり初夏みたいな気候。中間期というのが、年々少なくなってきますね。
      この季節、花粉症もそうですが、オープン乗りはもうひとつ、この時期強烈な紫外線も気にしなければなりません。
      若いと気にならないかもですが、私のようなオッサンはちゃんと対策しないと影響大です。。

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