8月 052012
 

大規模林道はまだまだ続きます。何せツーリングマップル上には、全線走ると100km以上と書かれてるくらいですから。。

国道106号に出た所には道の駅があるので小休止を挟み、再び林道へ。
結論から言うと、「八戸川内大規模林道」のうち、R106山内から国道340号へとつながる区間は、ワインディング的に凄い。凄いと言うか、林道だっていう感覚で走っていると、笑っちゃうほど立派なワインディングロードって言った方がいいか。

先ほどの地図に載っていない区間とほぼ同様に、幅広の2車線が美しい弧を描きながら山中を縫っていく。(ちなみにこの区間は2008年度版でも載っている)

しかもこちらは、展望が開けてるので開放感というオマケまで付いてます。
どんどん登って峠越え。峠の頂点からは、北上山地の雄大な展望がお出迎え。これだけ整備されたワインディングになかなかの展望がありながら、通るクルマはやはり皆無。バイクすら通らない。恐ろしい道だw

峠の頂点には石碑が。

昭和49年に着工して、平成17年に完成とある。つい最近まで、ひっそりこのような山中で税金の浪費とも思える工事をしていたらしい。さすが岩手県だ。。

政治的な背景はご想像にお任せするとして、走るという行為にフォーカスさせていただくと、かなり気持ちの良い道という評価でいいかも。別にテクニカルであるとかトリッキーであるとかそういうことはなく、ごくイージーなワインディングではあるけれど、交通量がゼロなのと、開放感のある景観がポイント高いです。

峠を越えて北側斜面になると開放感は消えるけど、気持ちよく流せるワインディングというのは変わらない、
県道を経由してR340に出るまで、まったく前走車に会わず、ハイペースで北上を続けることができました。何とも贅沢な山越え。狭路ならともかく、しっかりとした規格(てゆうかコストかけ過ぎ)の道路でここまでマイペースで、しかも長時間走れる道なんて、全国探してもそうそうないのでは。

なんとも面白い岩手北上山地縦断路。気を良くして、このまま八戸まで突っ切ります。

 Posted by at 10:43 AM