2月 102018
 

2018 02 10 01

この週末、事前の天気予報だと全国的に本格的な雨、だったのですが、、快晴です。
おのれ天気予報。

せっかくの三連休。おでかけできなくても、無駄にはしません。
午前中に所用を済ませ、午後からはガレージ・メンテナンス。二週連続です。この季節は、こんなネタばっかり。

今日はかねてからやろうやろうと思ってた、エスのクラッチフルードの交換をしました。
前回交換したのがおそらく、クラッチのマスターシリンダーを交換した際。
軽く3年以上経っているので(汗)、この冬の必須項目と考えていました。

前に乗ってたEK9もそうでしたが、S2000はクラッチフルードの劣化が激しい傾向にある、ような気がします。
エンジンルーム内で熱の影響をモロに受ける位置に、マスターシリンダーがあることが原因ではないかと。
ブレーキフルードよりも圧倒的に変色するスピードが早いので、構造的問題は確実にありそうです。

交換しようと、マスターシリンダーのフタを開けた状態が最初の写真。
もう真っ黒だろうなぁ、と信じ込んでたのですが、、意外にも、新しいフルードの色よりちょっと濃いくらいでした。

普通、このくらい交換をサボると真っ黒!っていうのが相場ですが、、そうじゃなかった要因を考察するに、2点ほど。

まず、マスターシリンダーを新品に交換したということ。
フルードの変色は、マスターシリンダー内のゴム部品かプラスチック部品か何かの劣化も要因であると聞いたことがあります。
新品だったら、それが原因になる可能性は低いということかと。。

もうひとつは、熱害の軽減。
クラッチマスターシリンダーは、エキマニの真上にあるため、特に熱による影響を受ける構造になっています。
んで、そのエキマニの遮熱が、クラッチフルードの劣化低減に効果的だと考察するに至ったわけで。
幸いなことにR style S2000には、Zircotecなるセラミック系遮熱材が吹き付けられたエキマニが装着されており、これによってエンジンルーム内の熱がかなり低減されているので、クラッチマスターへの熱の影響もかなり緩和されたんじゃないかと思うわけです。

そんな理由があり、そんなにも劣化していないクラッチフルード。
ただ多少はエア噛んでるとは思うので、当初の予定通り交換することにしました。

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クラッチフルードを抜くには、レリーズにアクセスする必要があるので、車体の下に潜り込みます。
左写真中央の、ミッションケースにコバンザメのようにくっついているのがレリーズシリンダー。
そのシリンダーから生えているフルードの吐出口にシリコンチューブを接続して、フルードに圧をかけた状態でボルトを緩めて、フルードを徐々に入れ替えていきます。
つまり交換方法は、ブレーキフルードのそれと全く同じです。

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ブレーキと違って1ヶ所しかなく、フルード量も少ないので、あっという間に終わり。
それほど劣化してなかったとは言え、新品のフルードは透明感があります。
それに、フルードを抜く際に、若干のエアも噛んでいたのが確認できたので、交換は無駄ではなかったかなと。。

忘れがちなこのメンテ。
たぶん、いずれいつ換えたかわかんなくなってしまうから、自身の備忘録を主眼としたレポでした。 

 Posted by at 5:22 PM