8月 022012
 

遠野から荒川高原へ。あまりメジャーなスポットではないので、地図を頼りにこれでいいのかな?ってカンジで進みます。

林道に入ると、もの寂しい山道が続いて不安になるけど、信じて突き進む。途中、2台ほど前走車に追いついたけれど、すぐに譲ってくれてラッキー。それより、未知の林道で山奥深く入っていくという不安の中で、同じ方向に走っているクルマがいるというだけで、なんだかホッとしちゃいます(^ ^;

やがて高度が上がり切った辺りで視界が開け、広大な高原地帯が姿を現わす。
荒川高原と呼ばれる一帯で、高原と呼ぶからには放牧されてる家畜の一匹でも草を食んでいると思いきや、まったく獣の気配も感じない寂しいとこでした。

ただひたすら、微妙に樹木の生えてない草地の中を貫いていく1本の道。中央線も路肩線もないけど道幅はあって走る分には不自由しない。それ以前に走ってるクルマもいないわけではありますが。。

天気イマイチ、そしてクルマを停めて気持ちイイ〜ってな場所もイマイチ見つからず、何となく通過してしまう。荒川高原、意外と不発。案外つかみどころのない場所でした。。

高原を越えると、谷間に降りていく道が始まるわけですが、これがまた路面状況悪く。。

連日の雨のせいかもしれませんが、路面に落葉や木の枝、果ては土砂が流れ出ていて。。エスのようなクルマで走るには、緊張を要するような状態。ま、誰も通らないからこういうもんなんだろうけど。

ぐわーって降りてくと、県道25号に合流する。谷底の渓流沿いの狭路って匂いがプンプンする道で、実際には北上山地最高峰の早池峰の登山口へと向かう重要なルートの途中だったりします。

この時期、早池峰へと向かうこの道には交通規制が敷かれているはずだけど、この区間はその手前なので問題は無し。
でもすぐに県道からは逸れる。林道との分岐を示す看板ではなく、国道106号へと抜けることができることを示す青看を便りに次の林道へ。

この林道がまた謎。現在愛用中の2008年度版ツーリングマップルには記載されていないルート。こんなとこから1本北側の谷間の国道に抜ける道なんて、どう探したって見つかりません。
だがしかし、事前に最新版ツーリングマップルを立ち読み(笑)したところ、この道が存在してる。つまり、ここ数年の間に開通したできたてほやほやの道らしいのだ。

走ってみて納得。まだまだ路面も周囲の構築物も新しい。

てゆうか、それ以前に何だこの過剰なまでの整備具合。
道幅は広く、中央線もはっきり。ガードレールも法面補強もばっちり。それでいてまっっったく出会うクルマもない。北上山地のこんな奥地に、この道路を頻繁に利用するなんてクルマは存在するんだろうか・・・

ま、それがゆえに、ツーリング的にはひっじょーに楽しめるわけではありますが。。

謎過ぎる道路、川内・タイマグラ(県道25号)〜鈴久名(国道106号)間の大規模林道。コースは峠越えのワインディング。凄まじい整備具合に、皆無に等しい交通量。ま、大規模林道ってそういうもんかもしれませんが。。
明らかに税金の無駄遣いってのはわかるけど、その反面、オレ専用のコースをわざわざ用意してくれてありがとーってカンジです(^_^;;

 Posted by at 11:55 PM

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>