ここ最近、購読しているカー雑誌があります。その名は「NAVI CARS」。最近発行され始めた隔月発刊の雑誌。
その名から想像がつく通り、今は無きあの「NAVI」 の流れを汲む雑誌かと思われます(ロゴの字体も似ている)が、元祖は購読していなかったので、真偽の程は定かではありません。
この雑誌、何がいいかって言うと、そのコンセプトがツボにハマるから。
「もういちど、クルマと暮らそう。」
これを合言葉に、ゆるやかで背伸びしないクルマ生活をのんびり紹介し続けているところにあります。
クルマに興味を持つ人がどんどん少なくなり、道具として軽自動車ばかりが売れている昨今。
そんな世の中で、趣味的なクルマを持つことによって、生活がちょっぴり豊かになって、小さな幸せを感じることができるんだということを、気負いなく押し付けもせずに表現してるあたりが心地良い。
特にカー雑誌にありがちな新車情報とかインプレッションをトップで紹介せず、クルマのある生活を楽しむ一般オーナーの記事がメインになっているところが実にイイ。
個人的に、一般オーナーのクルマとの付き合い方とか生活を垣間見るのが大好きなので、 そういった意味でもツボにハマっていると言えるんですが、紙面に充満する力の抜け加減もちょうど良く(笑
そんな固意地張らずに、好きなクルマを手元においてもっと生活を楽しもうよ!っていうメッセージが一貫してるのがいいんですよね。
自分もS2000とアルファGTという、おそらくかなりの人に「?」と思われるラインナップを維持しているのも、ひとえにクルマがある生活を楽しみたいからなのだと思います。
クルマは走らせてナンボで、ガンガン走らせる信条ではありますが、走らせていない時もそれはそれでクルマを楽しみたい。
だから、ガレージに格納した愛車のある生活を楽しんだり、好きなクルマだけを所有するための環境を構築してみたりしているわけで。
クルマがあればすべて上手くいくわけでは決してないけれど、共に生活できた方が色んな面でプラスにはたらいていると実感します。
そんな自分と同じようなニオイのする風景が、この雑誌に溢れている。
ちょっと本屋で手にとって眺めてみてください。
そんなにオススメならば買ってみるか、と買ってみました、
開きもせずに(笑)
なるほど、おっしゃる通りの内容でした。
高級なスポーツカーも軽も『良い悪い』とかではなく
『この車のここが楽しい』『この車はこう楽しみたい』
というのが伝わってきて好感が持てました。
個人的にはP32の『ゴーカ主義!』のフェラーリのオーナーさんの言葉が響きました。
僕は自分には分不相応なエスを、男の72回払いで中古で買いましたけど、
おかげで人生に幅が出来たという実感があります。
良い雑誌、紹介して下さってありがとうございます!
共感ありがとうございます(^ ^;
まさしく自分もそう思っているクチでして。
少し背伸びして憧れのクルマを手にすることで、日々の生活に張り合いが出たり、もっと稼がなきゃ!って気合いが入ったり、プラスにはたらく面が意外に多いんですよね。
それに、そのクルマが持つ世界観が、それまで見えなかったところまで視野を広げてくれたり、考えもしなかった価値観に気付かせてくれたりするわけで。
自分もエスに乗ることで、例えばファッションに気をかけるようになったり、果ては生活スタイルにまで影響が及んでるような気がします。
そういう可能性を広げてくれるという意味で、本当に好きなクルマと自由に付き合うっていうことが、特に今の時代は大切だし、機会にも恵まれていると思うから、これを逃す手はないなぁと感じてる次第です。