11月 042013
 

昨晩の雨が微妙に残り、はっきりとしない天気だったため、何となくテンションの下がった2日目の朝は、遅めの出発となってしまった。 これが後々響いてくることになってしまう。できるだけ早い時間の出発が、自分のツーリングの鉄則ではあるのだが。。

東九州道に乗って佐伯方面へ。 大分から佐伯は、昨年、佐賀関、津久見といった海沿いの道を辿っていたため、今回はスルーした。 現時点での大分側の終点である佐伯ICで一般道へ。 佐伯市街は、昨年のアクシデント時に応急処置のため彷徨った場所。あの時素早く応急処置を施してくれたホンダディーラー前を、感謝の意を込めながら通過する。

あの日も雨(ゲリラ豪雨)だった。あの日に時間が戻ったかのような今日の空。 1年の時間が、まったく無かったかのような感覚。何事もなかったかのように、旅の続きをしている錯覚に襲われる。

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実際にアクシデントが起こった鶴御崎には行かないことにした。 雨だったし、そのポイントまで行かなくとも、十分に旅の続きをしている感覚を得られたからだ。

佐伯から海沿いを行く。県道501号から広域農道を経て国道388号へ。

入り込む海沿いをトレースするのは時間がかかる。表示のないところで間違った道に入り込んでいったり、狭く見通しの悪い海辺の道をトコトコと行ったりすることになるからだ。

でもそういう道にこそ名も無き美しい景色があったり、人々の生業を感じながら走ることができる。それも楽しみの一部なのだ。

2013 11 04 02【県道122号 波当津海岸】雨模様の空から一転、陽が射す。美しい弧を描く砂浜。波間には多くのサーファーが見え隠れしている。

蒲江、波当津、北浦と走り、北浦の道の駅で小休止。多くのクルマで賑わっており、ここから延岡までは、それまでとは一転して隊列を組んで走ることとなった。

延岡から国道10号。この時点で既に正午を回っている。ここまで思いのほか時間がかかってしまった。何より、出発を遅らせてしまったのが大きく響いている。
出がけに、本日の寝床を日南のキャンプ場に目星を付けていたが、明るいうちにそこまで行くのは難しそうだ。R10をまっすぐ走り続けるのならまだしも、この先、訪れたい場所がいくつかある。

それに、宮崎市以南のフェニックスロードは、ぜひとも天気の良い時に走りたい。
天気予報は、本日午後から好天に向かうことを示している。
ここは無理せず宮崎市内に宿を取り、明日に備えるのが懸命と判断。iPhoneの予約アプリで、安宿を確保した。

こうなれば気持ちにも余裕が出てくる。 日向岬に向かおうとR10を走っていると、車線が減ったところで流れが悪くなった。それと同時に面白い所を発見したので、立ち寄ってみる。

2013 11 04 03

トトロの駅。
それだけなんですが(汗

JR九州の列車は、特急を中心にどれも特徴的なデザインで見応えがある。ここでも2編成ばかり通り過ぎるのを目撃できた。
列車旅は今はまだ性に合わないが、いつかそうやって各地を回る時が来るのだろうか。

 Posted by at 12:48 PM

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