12月 242014
 

赤目を出たのが11時頃。その後のことはノープランだったけど、地図を見たら室生寺が近いことに気が付きました。
久しく訪れていない室生寺。昨日のような混雑も予想されたけど、せっかく至近距離まで来ているので立ち寄ってみることに。

参道を歩く人の数は多かったけど、周辺に点在する有料駐車場に入り切らない程ではなかったです。
女人禁制の高野山に対し、女性を受け入れた女人高野として名高い古刹。
山奥にひっそりと佇む伽藍が清楚で、女人高野という通称とイメージがぴったりなんですよね。

2014 12 24 01

2014 12 24 02

仁王門をくぐって、石段を上がっていくと金堂。
この日は金堂内の特別拝観をやっていて、内部から本尊の釈迦如来立像をはじめ、取り巻きの十二神将立像まで間近に見ることができました。
特に躍動感ある十二神将は見応えアリ。信心深いわけではないですが、仏像彫刻っていうのは芸術的視点から凄く興味を惹かれます。

2014 12 24 03

更に登っていくと本堂。そして五重塔。
室生寺の五重塔は、屋外にあるもの中では国内最小。この可愛らしさが、女人高野のイメージに一役買っていますね。

フォルムも独特で、通常上に行くほど屋根の幅が狭くなっていくんですけど、室生寺の五重塔はほとんどそれが変わらない。
大きな五重塔だと視覚的にずんぐりとするところですが、このサイズだからこそ成り立っている絶妙なバランスです。

2014 12 24 05

妙に新しく見えるのは、十数年前に修理してるから。確か台風か何かで倒壊しかけたんじゃなかったかと。。
以前訪れた時は、その前後どっちだったか・・・うーん曖昧過ぎる記憶。
修理はされてますが、現存する五重塔としてはかなり古い方(建立は800年頃)で、法隆寺の次くらいの古さとか。当然、国宝です。

2014 12 24 04

五重塔で伽藍は終了かとおもいきや、その先の石段をひたすら登り続ける(これぞ山岳寺院)と、奥の院にたどり着きます。
御影堂に参拝して来た道を引き返す。奥の院への道は胸を突く石段ですが、大木に囲まれた山中の空気が清々しく、訪れる価値があります。

清楚な山寺には紅葉は華美すぎるかというとそうでもなく、境内には色とりどりの色彩が。
と言っても、湖東三山ほど派手ではなく、そこはやはり人里離れた修業の場。

2014 12 24 06

2014 12 24 07

2014 12 24 08

2014 12 24 09

まぁ、十分派手か(笑
直前で決めて立ち寄った室生寺、訪れてよかったです。

 

室生寺からは県道28号で国道369号に出て三重県方面へ。
この道、こんなとこ走りながら意外なほどハイウェイ。ズドーンと地形を貫いていく爽快なルート。

途中、道の駅御杖で小休止。室生寺に訪れる前に買っておいた柿の葉寿司でランチ、してると駐車場でデイトナブルーのアルファGTを発見。自分以外で初めて見ました。しかもV6。GTはやっぱ18インチの方が、見た目のバランスいいなぁ。
いい音させて大阪方面へと走り去っていきました。

2014 12 24 10

R369で道の駅美杉。
ここらで道の駅探訪も終了。あとは帰路に着くばかり。

2014 12 24 11

県道15号で美杉から白山へ。
このルートに並行するJR名松線は災害でストップしたままになっていて、かと言って廃線にはなっておらず、何とも物悲しい景観がそこかしこに見られます。
周辺にゴルフ場が多くなってきたら旧白山町(今は津市)。高校時代、仲の良い友人がここに住んでたので、何となく・・・覚えてないですね(笑

そのまま久居に出ようかと思ってたところ、白山から亀山に向かって広域農道が走っているのを地図で確認。
これが結果的に大当たり。これぞ広域農道的な地形無視の豪快ロード(笑)で、中勢地区を一気にショートカット。裏23号に認定ですなこれは。

2014 12 24 12

この広域農道、通称名グリーンロードで、またまたアルファGT。今度はバリバリに弄りまくったロッソ。
さっきは写真撮れなかったので、今度は無理矢理←←←

GTは亀山から鈴鹿方面へ。
こちらは亀山から国道1号に出て、四日市まで。
四日市から国道23号。みえ川越ICから伊勢湾岸。どうせ東名阪は渋滞しているので、このルートが早い。今回は新東名を使って清水PAで時間調整し、渋滞解消傾向の中、平和に帰京。

最後はやや駆け足でしたが、湖東三山ツーリング、以上にて終了です。
年内のツーレポはこれが最後。上手く事が運べば(仕事が終われば)、年末もちょこっとだけツーリング予定です。
その様子はまた来年ですね。

 Posted by at 4:12 AM

 Leave a Reply

You may use these HTML tags and attributes: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>