5月 012015
 

磐梯吾妻スカイラインを往復で走破した後、県道30号を国道115号まで戻って、今度は磐梯吾妻レークラインへ。
このレークラインもかつては有料道路だったけど、磐梯吾妻スカイラインと同じく2013年に無料開放され、今は県道70号の一部になっている。

裏磐梯エリアにはこの他に磐梯山ゴールドライン、西吾妻スカイバレーと、最初の母成グリーンラインも含めて、計5本もの有料道路がひしめき合っていたものだが、今やその全てが無料化されている。ツーリングマップル中であれだけ幅を利かせていた有料道路を示す紫色の線は、もうただの1本も存在しない。随分と様相は変わったもんだ。

磐梯吾妻スカイラインを走った後のレークラインには、これといって特筆すべき点が見当たらない。国道115号と国道459号の短絡路といった感じ。
有料の頃の交通量の少なさならば、時間の節約には使えたものだが、普通の県道になった今は、だいたい前走車の後を淡々とついていくことになる。
この日も終始、バイク集団に鼻先を抑えられた。

2015 05 01 01

五色沼でR459に出て、すぐに今度は県道2号へ。
そのまま国道を真っ直ぐ行くか迷ったけど、桧原湖を一周するルートを選んだ。

湖面がすっかり溶けた桧原湖の右岸を北上。
湖の北端からそのまま真っすぐ行けば旧西吾妻スカイバレーで、白布温泉経由で米沢に抜けるが、そっちへは行かずに県道64号で桧原湖周回ルートを取る。

2015 05 01 02

K64は所々狭い区間が残るが、バイパストンネルが開通している区間もあり、劇的に走りやすく変貌している模様。

西岸でR459に合流。そのまま南岸を走り、今度は磐梯山ゴールドラインへ。
ゴールドラインも2013年に無料開放済み。料金所は跡形もなく、フツーの県道に格下げ?となっていた。

ゴールドラインは磐梯山にもっとも近いところを走る山岳道路である。
途中、磐梯山の登山口があり、駐車場はいつも登山者のクルマで埋め尽くされている。
かつて自分もここから磐梯山を登り詰めた。

2015 05 01 03

コースはどちらかというと優しい感じがする。でもまぁそこそこドライビングは楽しめる。
駐車帯が多いのがいかにも観光道路で、どっちかっていうとゆったりと景色を眺めるのにはうってつけだ。
特に表磐梯側からは磐梯山を眺め、かつ猪苗代湖を見下ろす眺望が楽しめる。
ゴールドラインの名称が示す通り秋の景観が素晴らしく、この道路から眺める紅葉の磐梯山は一見の価値がある。

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前回来た時もそうだったが、なぜか同じ滑滝の駐車帯でエスを停めてしまう。そして磐梯山の眺めを楽しむ。

2015 05 01 05

意外と時間を食って、この時点で13時を回っていたので、このまま山を降りて早々に帰路につくことにした。

いったん国道49号に出て、帰路の分だけ給油を済ませた後、磐梯河東ICから磐越道へ。
五百川PAで、ようやくこの日初めての食事。(空腹の方がドライビングを楽しめるので・・・)
東北道に入ってそのままスムーズに帰れるかな、と思ったら、館林付近で想定外の事故渋滞。
1時間程度のロスで、17:30頃の帰宅。選挙には間に合った。

2015 05 01 06

かつては2泊程度して楽しんだ裏磐梯も、今や日帰り圏内(笑
それも有料道路がことごとく無料開放されたがゆえで、それだけ気軽に行けるエリアになったってことだ。
特に磐梯吾妻スカイラインが無料で楽しめるようになったのが、個人的にはすごく大きい。

東北には他にも、蔵王、栗駒、八幡平、八甲田と、ボリュームのあるワインディングが揃うエリアがゴマンとある。
でも、関東からそこそこ気軽に訪れることができるエリアとして、裏磐梯の存在は非常に大きい。
日帰りはちょっと・・という場合も、温泉や宿にも良いのが揃っているので、ぜひ多くの走り好きに楽しんでもらいたいエリアなのである。 

 Posted by at 12:27 AM

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