6月 022015
 

前日の仕事に手こずり、睡眠時間幾許も無く3時過ぎにガレージから出撃。

今回のツーリングは中国地方と行く先を決めていたので、高速のロングランが待っている。
高速料金の節約のため、余裕を持って4時前に東京ICを通過。延々、淡々と東名を走り、いつもの新名神土山SAで給油。
中国道宝塚ICで土曜朝の渋滞に巻き込まれたものの、想定内の混雑。一気に岡山県入りして美作ICで下道へと降り立った。

インター降りてすぐの道の駅で休憩の後、国道179号から県道52号へと繋ぐ。
農作業の軽トラに付き添いながら、長閑な農村の只中を行く。

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国道53号に突き当たったら岡山市方面へ。道の駅「くめなん」に立ち寄る。

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特に何の情報もなく、ただ道の駅があったから立ち寄っただけだったが、ちょうどエスを停めたその背後の掘っ立て小屋の旅の茶屋が気になった。
時刻はちょうど昼前。これも何かの縁、というわけで食事。

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直感で鴨そばを選択。素朴な田舎そばに舌鼓。
スローなテンポのおばちゃん一人で切り盛りする店は、客が増え出したらあっという間にパンクしてしまいそうだ。

でも、おばちゃんが一人でやってるからこその優しい味。
こういうのも出会いだし、気ままな旅の楽しみだと思う。

R53から県道30号にスイッチすると、川沿いの快走路だった。
川はやがて、豊かな緑に囲まれた湖となった。水面が目線近くにあるのが、何だか不思議な光景だ。

湖畔の道は広くはなかったが、極端に狭くもなく、気持ち良くライントレースしながら走り抜けていく。
ワインディングにベストマッチなパワー感とフットワークが実に気持ち良い。ベストバランス。今の仕様が、10年目に到達したひとつの完成形であると断言できる。よくここまで来たもんだ。

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国道429号に合流して、再び岡山市方面へ。
さっきの県道とは打って変わって、R429は400番台国道らしく狭い。
しかし未改良区間はわずかで、その先には快走区間が続いていた。

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県道31号を経由して、国道484号で賀陽へ。

岡山道賀陽IC近くの道の駅で小休憩。軽食コーナーで、ブルーベリーどっさり100パフェなるものに惹かれ、試してみた。
大粒のブルーベリーは地物らしく美味。そしてボリューミィ。パフェというより、ひたすらブルーベリーなスイーツだったが’、こんなに集中してブルーベリーを食べることもそうそうないので印象には残った。

賀陽IC近くに吉備高原街道という広域農道が通っていたので、これを走ってみることにした。
ひたすら辿れば、岡山空港に至るこの道路。広域農道の名に恥じず、衝撃的な快走ワインディングロードだった。

ぐわんぐわんとアップダウンを繰り返し、大きく回りこむコーナーも数知れず。その上、走っている車は皆無ときたもんだ。
間違いなく、本日最高の激走区間。眺望はなく、ただひたすらコーナーの先を見据えながらタイヤを押し付けて、アスファルトを蹴散らしていくアツいコース。
思わず写真も撮り忘れるほど熱中して走り込んでしまう程だった。

 Posted by at 12:53 AM

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