尾道の街を離れ、尾道バイパスと合流した直後に節目の15万km到達。
丸9年で15万km。(忘れがちだがエスは中古で買っており、自分が走った距離でいうと約143,000km)
多いのか少ないのかというのはその人の感覚次第だけど、やはりペースは落ちてきていると思う。
2号車の存在ができてから、エスに乗るのは純粋に遊ぶ目的の時のみに特化してきているから当然だろう。
でも15万kmを迎えた今でもこうやって、何の不安もなく日本全国をステージに旅ができるというのは驚異的ではないだろうか。
驚異的は言い過ぎかもしれないけれど、 これだけの性能を持って、かつそこそこイジった上でストレスフリーに走り回ることができるというこのS2000は、何にも代え難い存在だ。
これからもできるだけ長く、一緒に旅を楽しめたら、と思う。
尾道市を離れると今度は三原市で、すぐに三原バイパスが始まる。
バイパスから少し下りたわかりにくい場所にある道の駅で小休憩を挟む。
道の駅ではバイク雑誌のオフ会?か何かをやっていた。カスタマイズバイクの撮影会的なイベントのようだ。
照りつける日差しが鋭さを増している。
本当に真夏であれば、さすがに身の危険を感じてルーフをクローズするところだが、気温にして30℃を上回らなければ許容範囲。
ルーフは開けたまま、エアコン全開で出発。国道185号に入る。
このR185が、瀬戸内海をすぐそこに感じながら走れる絶好のドライビングルートだった。
大昔走った時は夜中だったので気が付かなかったが、瀬戸内海特有の低い堤防にガードレールもない海沿いのルートが、素晴らしい眺望を生み出している。
途中には大規模な造船所があったり。
昨日までは雨だと思っていた空が、まるでウソのようにこの上なく晴れ渡っている。
思わず「気持ちイイ〜〜」と口からこぼれてしまうほどだった。
R185瀬戸内海鑑賞ルートのちょうど中間地点辺りが竹原だ。
竹原といえば街並み。ここでもエスをデポして散策に出かけることに。
訪れるまでは、さして知名度があるわけでもないのでこぢんまりしてるものかと思ってたのだが、これがなかなかどうして。
ツーリングマップルに記載があったのと、ちょうどいい場所に道の駅があってその駐車場を利用できたので寄ってみたに過ぎないのだが、思いのほか見応えがあったのだ。
こういう古い町並みは、整備され過ぎず放置され過ぎずのアンバイが難しいのだが、竹原の場合、ちょっと手を加え過ぎな方に振れかかっているけれど、まぁまぁ許容出来る範囲。
それより思ったよりしっかりと見応えがある規模だった。メインストリートに沿って保存された街並みがそれなりの規模で続く。
その一角には竹原の銘酒「竹鶴」の酒元もあった。
全然知らなかったが、いま流行りのニッカウヰスキーの竹鶴政孝(つまりマッサン)の生家だそうだ。
墨入り漆喰のファサードが、一昨年九州ツーリングで訪れた山鹿の街並みを彷彿とさせる。
瀬戸内海に面した町の割に、海運の情緒を感じさせる街並みではないところも、少々意外ではあった。
同じ県内でも、福山にある鞆の浦が街全体に瀬戸内海の香りを漂わせているのとはまるで異なっている。
まぁ保存された街並みがたまたまそういう所だったのかもしれないけれど。
竹原の道の駅に戻って、販売所でお土産を物色。
県のほぼ中心近くにあるからか、県内の特に瀬戸内海周辺のおみやげが充実していた。いくつかピックアップして購入しておく。
竹原には港がある。客船の出る港だ。
尾道のカフェで本日の旅程を検討していた際、ここから対岸にある大崎上島に渡ろうかというアイデアもあったが、出航時刻とタイミングが合いそうにもない。
このまま快走国道185号を西へと走り続けることにした。
竹原の街並みも良いですよね。
美味しい日本酒蔵もあるし。
今年のGWに呉に行く途中に寄りました。
あの街も泊まって夜もゆっくり散策したい場所の一つです。
情憬の路イベントに大いに惹かれています。
シバタクさん、早速のコメントありがとうございます。
街並み探訪ツーリング、楽しんでいただけて良かったです。ツーリングとか言いながら、ほとんどクルマが出てきてないので、この先どうしようかと思ってましたので(^_^;;
竹原にはこの他にも立ち寄った酒造がありました。名前は忘れてしまいましたが。。
尾道もそうですけど、一瞬立ち寄るだけだと勿体無い感じがしますね。酒呑みの性でしょうか(笑
誤字ありました!σ(^_^;)
情憧 > 憧憬
それとそれと、
最近になって初めて、シバタクさんのブログがあることに気付きました。。。
いつもコメントいただいているのにすみません(汗汗
遅くなりましたが、15万キロおめでとうございます。
国産の、特にホンダのエンジンは長持ちすると聞きますが、
1059さんのマメなメンテがあってこそでしょうね。
ウチもメイン、サブともラテン系になっちゃったので、
見習ってキチンとメンテしないと。あとが怖いかも(^^;
それにしても趣味使用だけで年1万キロ超はすごい。
最近通勤でしかアバルトに乗ってないので、
ツーレポ読むと刺激されちゃって、どこかソロで行きたくなりますね。
最近は20万kmも珍しくないですけどね。
そうは言っても15万kmともなると、さすがに何が起きてもおかしくない年頃。
負荷をかけずに、まっ平らな走り方だけしてれば問題は怒らないのかもしれませんが、常用9000rpmを許容するエンジンを思う存分味わいながら楽しんでるわけですからね。
トラブルを未然に防ぐ身体的センサーが、今後ますます大切になってくるような気がします。
仕事に全くクルマを使わない(使わせてくれない)ので、完全なサンデードライバーです。
なので、動かす回数は例えば月に数回と知れているのですが、それでも何だかんだで毎年、年1万kmはゆうに超えるんですよね。不思議なもんです(笑