1月 122012
 

R style Houseの建設現場が、年をまたいでようやく再開。
昨年末までで基礎が完成していたので、再開直後にいきなり建て方の工事から始まります。

建て方とは、柱を立て、梁を掛け、棟木を上げる工事。つまり、家の骨組みを組み立てる工事です。
建て方は通常1日か2日かけて一気に行うので、住宅の建築過程ではおそらく、もっともドラマチックな瞬間になります。
だって何もない基礎の上に、一夜城の如くいきなり家の形が出現するのだから。

そういう瞬間なので、家の建築では古くからこの建て方の完了は特別な意味を持っていて、その瞬間を差す言葉が存在します。「棟上げ」とか「建前」という言葉ですが、現代では「上棟」と呼ぶのが一般的でしょうか。

そんな感動的(になると思われる)瞬間なので、建て方が始まる明日から現場に張り付く予定。
予定では、土台から棟上げ、屋根の下地までを、丸2日間かけて一気に施工することになっています。
それだけにいつもは数人しかいない現場も、この2日間だけは10人程度の職人さんたちが大集結。大きな重機も稼働して、施工期間中もっとも活気のある劇的な時間になる予定です。

一生に一度しかないと思われるこの瞬間。ぜひとも楽しみたいと思います。

 Posted by at 9:54 PM

  2 Responses to “上棟前々夜”

  1. 確かに棟上げは感慨深いものがありそうですね^^
    僕も棟上げと思ってましたが、ドリームハウスとか見てると上棟と呼んでますね。

    • 上棟は木造住宅ならではの、象徴的な瞬間だと思います。
      昔は上棟時は、餅まき(銭まき)などする習慣もありましたが、今ではそんなに聞かなくなりましたね。それどころか、上棟式すら珍しいという。。

      ドリームハウスって番組、一度だけまじまじと観たことがありますが(普段はテレビ観ないので・・)、あれは結構面白いですね。劇的ナントカっていう番組よりは、よっぽど誠実だと思いました(^ ^;

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