前々夜の予告通り、走ってきましたビーナスライン。
2週連続寝坊するわけにはいかないと気合いを入れたら、却って寝られず(笑
予定より1時間も早起きしてしまいました。
6時台にはビーナスラインに入線。垂れ込める霧。
ビーナスラインでは珍しくないので、気にせず走っていくと、やがて視界は開けてきました。
逆にいつもと違ったのは、梅雨入り後だからか、クルマもバイクも少ないこと。
それはそれで走りやすいのでいいわけですが、ちょっと気分上がらないなぁ。
いつもの練習区間は、一部工事による片側通行規制はあったものの、概ねクリアラップ。
年々舗装は傷んできているような気はしますが、それでもこのコースはやっぱり最高です。
中低速のコーナーがテンポよく組み合わされ、長短のストレート区間と高速コーナーも所々に現れる。
こんなにバリエーション豊かで、走って楽しく、腕も磨けるコースはそうそうありません。
自分が反復練習する区間はある一定の区間のみですが、それでもコース長はそこそこ長い。
コースレイアウトを覚えるのにはちょうど良い距離で、しかも飽きることがないという絶妙な長さ。
ここを行ったり来たりするだけで、エスをコントロールする感覚が研ぎ澄まされていくようです。
本日の朝練は、長らくツーリングセットのまま変えてなかったダンパーの減衰設定を、より気持ちの良い領域を探りながら走り込むことをテーマにしました。
最初に試したセットはリアのグリップ感が希薄で、アクセルオン時にリアタイアの面圧が伝わってこない感じ。
放射温度計で計っても、リアタイヤのアウト側だけ使い切れていない状態でした。
減衰を調整してリアの動きを少しだけ多めにしてみると、アウト側のリアにいい感じに荷重がかかります。
それでもリアタイヤのアウト側だけ温度が若干低い状態でしたが、感触的にはイイ。てゆうか、ここ最近では抜群。
最後は結局ドライバーの感覚ですが(笑)、この日の集中特訓の収穫は少なくなかったですね。
セッティングが何となく出たことだし、ガソリンも少なくなってきたので、霧の駅にて大休止。
走り出しの頃とは打って変わって、どんどんクルマとバイクが山を上がってきます。
エリーゼ軍団に混じって、KTM X-bowが2台、そしてマクラーレンも。初めて生で見ました。
この梅雨の最中にビンテージカーのイベントでもあったのでしょうか。
ゼッケンナンバーを付けたポルシェ356やメルセデスSLが、何台も駆け上がっていくのを間近で眺めることができました。
いいですね。歳をとって今のツーリングスタイルが辛くなったら(笑)、ああいうイベントに参加できたらなぁ。
その時もエスに乗ってて、エスで参加するのかな俺。
そんな感じで朝練後の時間を楽しんでいると、ムラサキ色のS2000が駐車場に入ってきました。
ドライバーは、このブログでもお馴染みのSho-zさん。昨年の3月に、西伊豆スカイラインでお会いして以来の再会です。
その間いろいろあって、BMWからS2000に乗り換えられたSho-zさんとエス談義。
AP2をまじまじと見るのは初めてでしたので、いろいろ比較してしまいました。
【Sho-z AP2】
【1059 AP1】
ビーナスラインを共に下りた後、麦草峠に向かうことにしました。途中からは後追いで。S2000をS2000で追いかけるのは新鮮です(笑
片や現代的電子制御が付加されたS2000、片や前時代的なスポーツカーのS2000。
モデル期間が長かったS2000ゆえ、似ているようで似ていないAP1とAP2。
でもワインディングを疾走する挙動は、どこをどう見てもS2000のそれであって、前述のような大きな差があるとは思えませんでした。
コーナーの抜け方も加速もブレーキングも、挙動はすべてシンクロする。同じクルマで連れ立って走る楽しみは、まさにそこにあるような気がします。
何だかんだで、最後までお付き合いいただきました。(連れ回しちゃって申し訳ありません)
ソロで走りまくるのもいいですが、こうやって走り好きの同士と引っ張り合うのも楽しいですね。
先日は楽しい時間をありがとうございました。
天気予報通り、なかなかの晴天で、なかなかに暑かったですね(笑)
ビーナスラインは2014年の秋に前車のBMW 530iで訪れた以来で久しぶりの走行だったのですが、
それにしては「こんなに(走って)楽しい道だったっけ?」と、記憶とのギャップの大きさに驚きました。
クルマが変わったせいかもしれませんねえ。
エスのことツーリングのこと等々沢山お話いただき、更には1059さん仕上げのエスに同乗させてもらったり(シートのホールド感、刺激的なサウンドと路面に吸い付けられているような安定感が印象的でした)と、振り返れば振り返るほど楽しい時間であったなと思います。
書き出したら、あれもこれもとキリがありませんが(汗)大変感謝しております。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします(伏)
土曜日はおつかれさまでした&ありがとうございました。
久しぶりのビーナスライン、楽しめたようで良かったです。自分にとっては夏のホームコースであり、以前からよく通っている所です。
様々なコーナー、ステージが混在していて、走り込むことで僅かながらもスキルアップさせてもらった、個人的には恩人的なコースでもあります。
AP1はやんちゃな性格なので、普通にワインディング走っても、ああいう感じで刺激的なんです(笑
それでも結構、丸くなっているんですよ。ECUの効果は絶大だし、車体をフラットに保ちながらも姿勢制御の自由度を高められるSREダンパー、普段はおとなしいけれど一度回せば楽器のように吠えまくる排気管など、ノーマルより圧倒的に乗りやすく、それでいて程よくレーシーな演出があるバランスは、割と絶妙なところかと。
こういうエスとの付き合い方もあるんだなと、笑っていただければと思います^_^
またどこかで一緒に走りましょう。
ブログを見ていていつも思いますが、R styleさんのs2は目に見えない場所、乗らないと分からない部分に手が入っていながら
外観周りにアフターパーツなどでゴリゴリに武装されていない
原型の形を綺麗に留めてあるのがほんとに好きです。
私もゴリゴリチューン思考ではないので、(見た目よりトータルバランス重視)お手本のデモカーのようです。笑
お金があれば即施工に踏み切るのですが。。。
2台とも綺麗なs2でランデブーとは羨ましい限りです。
AP1ユーザーとしては、一度でいいのでAP2に乗って
違いを感じたいです。
クルマを弄るときには、最初にコンセプトというか目指す姿を定めておかないと、何でもかんでも換えること自体が目的になっちゃいますからね。
少なくとも外観や内装は、イメージした状態を常に念頭に置いた結果です。風景に溶け込むプレーンで控えめなデザインを保ちながらも、走り出せば一味違うという。それも速さと上質さ、気持ち良さを兼ね備えるモディファイになっているとしたら狙い通りですね。
大好きなS2000が2台も(*´ω`*)
圧巻ですね…。
かねてより1059さんのレポートやブログでお馴染みだったビーナスライン、
折角、関東移住したので、わたしも一度は行かねばならんでしょうなぁ。
阿蘇とは違う刺激がわたしを待っていそうです。
…あ、ロゴ同士でランデブーなんて一生かなわない夢ですね(泣)
阿蘇には敵わないかもしれませんが、美ヶ原もいい所ですよ。
ビーナスラインは様々なコーナーとストレートが絶妙な配合で連続し、さらには区間ごとにそれぞれ特徴があることから、目的に合わせて走ることができる稀有なワインディングだと思います。
ぜひ一度走りに行ってみてください。