6月 282016
 

2016 06 27 03

広域農道3連発を完走したら、目の前の大山へ一直線だ。
国道181号江府町江尾から県道52号へ。

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迫り来る大山。 その山容は、この世のものとは思えないほどの異様な表情をしている。
山塊の大半を削り取られたかのように、痛々しくさらけ出す山肌。
さして標高も高くないのに、岩石に覆われているかのような色合いも、異様さに拍車をかけているような気がする。

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どんどん近づいてくる。畏怖の念を通り越し、その存在感は恐ろしいまでのものとなって迫り来る。

しかしK52は、大山広域農道との分岐を過ぎると、大山山麓を時計回りに巻くルートとなり、目に飛び込んでくる大山の姿も徐々に大人しくなってくる。

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程良いワインディングを楽しみながら、何より大山山麓の高原風景を楽しみながら、県道45号にスイッチ。
高原の中を一気に高度を上げる区間を走り抜けると、やがて大山周遊道路の区間に合流。

2日目には周遊道路の北半分を走ったが、K45のこの南半分が周遊道路のメジャー部分であり、大山ワインディングの白眉と言える。
途中、鍵掛峠という大展望スポットもあるが、この日は走りを楽しむ気分。

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なのだが、のっけから車列に参加する形に。
目の前に赤いエキシージ。ダンデムのハーレーを挟んで、コペン、そしてスーパーセブン。
延々車列を崩さず走っていくのでお仲間か?(ハーレーは違うだろうけど)

その最後尾からきっちり追走。ペースは悪くない。
しばらく鋭いコーナリングの軽量マシン(あの車高の低さは反則(笑)のお尻の眺めを楽しませていただいた。

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地蔵峠を通過し、県道44号に入ってそのまま大山北東山麓を下っていく。
まっ平らになって完全に降りてきたら、そこは日本海。の手前で国道9号。途中の大栄の道の駅で休憩する。

渋滞気味で流れの悪い国道を東に向かって走る。
所々開通済みの山陰道を並行するR9。羽合のICからその山陰道(無料区間)に入るものの、次のICの先が渋滞で詰まっているのを咄嗟に見極めて、泊東郷ICで下道のR9へ再び復帰。

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これが結果的に正解で、そのまま山陰道を直進するよりずっとスムーズだったが、燃料が既に底を尽きつつあった。
国道だからGSくらいありそうだが、これがありそうでなくて、結局近年稀に見るほど空っぽの状態で、鳥取市内で給油することとなった。

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鳥取駅前のビジネスホテルにチェックイン。
すぐ近くにスタバ。おぉこれが47都道府県最後のスタバか(笑
てことは、鳥取県知事のシャレで生まれたあの店も。

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あったぜい。なんと長蛇の列。既に閉店してるのに。

それはそうと、鳥取市。駅前なのに超寂しい。すんごく寂しい。
とにかくこれといった店がなく、せっかく鳥取に来たから、ちょっとそれなりの夕飯をというレベルで既に困る。
やたらカレー屋が多い気がするけど、あいにくカレーの気分ではない。(知らなかったが、鳥取はカレー消費量日本一だとか) 

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ようやく入った店は、もうほかに選択肢がなくて、という割に悪くなかった。
この日が今回のツーリング最後の夜なので、欲を言えばもう少し頑張りたい(?)ところだったが。。

鳥取市街ってそのイメージからして苦労するとは思ったが、果たして想像通りだった(笑
かつて体験してきた県庁所在地の中で、もっとも寂しい感じがするのは何と言っても佐賀市。次点で鳥取市ではないだろうか。
佐賀は凄かったなぁ。駅前も官庁街も真っ暗でクルマも人もいないんだもん(笑笑

それはさておき、島根ツーリングも次の日でラスト。
GW、連休の最終日ってことで、スムーズに帰れるかは未知数だが、それはまた明日考えよう。

 Posted by at 12:20 AM

  4 Responses to “島根Touring /大山再び、そして鳥取の夜”

  1. わお、1枚目すんごい迫力!!
    こんな構図初めて見ました。
    47都道府県、ほんとにそれぞれ素晴らしい場所がありますね。

    • いまひとつ大山らしい山容が感じられないアングルではありますが^_^;;
      裾が開けたコンパクトな山域だからでしょうか、写真映えはするような気がしますね。

      大山、別名「伯耆富士」は、山陰のシンボル。
      山陰に限らず、日本全国どこでも、その地域の象徴である山や、その他の風景が必ず見つかります。
      これがあるから、旅はやめられない。
      そこにしかない何かを求めて、これからも旅を続けていくんだと思います。

  2. こんばんは。
    地方の県庁所在地って、結構寂れているイメージがありますね。
    私の経験では津がかなりキテました。かなり昔ですので、今はどうなのかしら。

    かくいう私の地元も県庁所在地としては、相当なものです。
    駅前で出張らしいサラリーマン一行が、「駅前なのに飯も食えない。」と言っているのが印象に残っています(汗。

    • 「津」ですか!確かにそうですね、灯台下暗しでした。
      というのもワタクシ、津市にあった高校に通っていたもので、中途半端な身近さからか、比較の範疇になかったです。
      自分もずっと昔々の頃のイメージしか無いので、今はどうなっているのかよく知りませんが。。(もっと廃れているような気がする)

      まさに鳥取は「駅前なのに飯も食えない」状態でした。まだシャッター街でなかっただけマシなのかもしれませんが。。
      自分の地元となると、駅前の夜を楽しむ機会が却って無いんですよね。それをテーマにわざわざ訪れてみたくなりました(笑

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