9月 102016
 

2016 09 10 01

【道道889号 宗谷丘陵】

先に上陸した台風によって、北海道内のインフラに大きな被害が出ています。
連載中の道東ツーリングで、訪れた場所、走った道にも大きなダメージを受けた所があるようで、大変心配です。
ツーレポ後半にもそういったスポットやルートが出てきますが、本来の姿を伝えるべく、以後も継続してレポートします。

レポには、現時点で通行できない道も含まれています。
あまりいないとは思いますが、ルートを参考にされる場合は注意してください。
実際の道路状況は、北海道開発局などのHPで確認していただけるようお願いします。

・・・・・・・

いよいよ7日目に入り、後半戦。
幌延のセイコマで筋子おにぎりをゲットし、颯爽と走り出す。
空模様は上々だ。 

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道道121号を北上。
道北らしい丘陵を抜ける道。 相変わらず路面は波打っている。

そんな状況でもお構いナシに、アスファルトを蹴散らすS2000。
普通に道内を巡っていたら、この辺りを内陸で北上するケースはほとんどない(と思う)
でも道北エリアは、内陸に素晴らしいワインディングが潜んでいることが多い。D121も同様で、なかなか捨て難いルートである。

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沼川で道道1119号に入り、稚内空港から広域農道経由で国道40号、稚内市街へと向かう。
稚内に来たのは、市街地をドライブするためではない。国道沿いに軒を連ねるGSで給油するためだ。

幌延のホクレンは、朝が早過ぎてまだ営業していなかった。
北見で給油してから既に450kmを走破し、もう限界。多少遠回りでも、市街地に立ち寄らなければならない時もあるのだ。

給油を済ましたら、国道238号。向かうは宗谷岬、ではなく宗谷丘陵。
走り好きなら、やっぱ外せないよね。

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道道1077号から丘陵地帯に入ろうと思っていたら、いつの間にか分岐を通過してしまっていた。
かなり岬に近い所に来るまで気が付かなかったので、道道889号から入ることにする。
ここから入ると、爽快な最北の丘陵地帯を走る区間は非常に短くなってしまうのだが、仕方がない。

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宗谷岬はたくさんの訪問客で賑わっているはずだが、ここには誰もいない。
最北端の岬に続く台地が、幾重にも折り重なり視界を埋め尽くす眺望は圧巻だ。

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台地を縫うようにコーナーが続く宗谷丘陵のワインディング。
ただひたすら牧草地を突っ切る直線路の他にも、北海道でしか味わえないドライブルートがあることを忘れてはならない。

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そうは言いつつ、岬にも来てみた。
もう何回も来ているので、特別な感慨はないけれど。

道東ツーリングと言いながら、なぜか道北、それも最北端の岬にいるのはどうしてか(笑

宗谷丘陵に戻り、D889を南下。無数の巨大風力発電が林立するウィンドファームの中を、うねうねと走る。
丘陵の牧草地の中を走る区間は、それほど長くは続かない。途中からは、山中のワインディングに姿を変える。

やがてD1117にぶち当たってD889は終焉を迎える。
手持ちのツーリングマップルを見ると、D889は計画中を示す点線で、はるか南の方まで続いている。
道道84号まで続くこの道が本当に完成すれば、道北、いや北海道内でも有数の長距離ワインディングになるのではないだろうか。

 Posted by at 9:01 PM

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