10月 092016
 

2016 10 08 01

八幡平で走りを楽しんだ後、鹿角の先の小坂で投宿。
翌朝、県道2号「樹海ライン」で十和田湖方面へと走り出す。
昨日の八幡平「樹海ライン」と同名だが、 こっちは十和田大館「樹海ライン」。場所も近いので紛らわしい。

この道、実は道東ツーリングの初日、八戸に向かう途中にも走っているのだが、今回は霧に阻まれることなく発荷峠まで。外輪山越えて十和田湖入り。
抱返りでどっちに行こうかしばし悩んだ末、反時計回りに周遊することに。

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早朝の十和田湖畔はまだ静かで、人もクルマもまばら。
奥入瀬渓流入口の子ノ口まで国道103号を流して、そのまま今度は国道102号に突入。
静かな湖畔の道が、ここからはハードなワインディングに変貌する。

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コース幅は徐々に狭くなり、断崖を登る低速コーナー主体の道に姿を変えていく。
時折現れる水たまりに注意しながらアクセルを踏み、朝イチの運動を楽しむ。

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奥入瀬バイパスの分岐を過ぎたら、森の中の平坦な道に様変わりする。
平坦と言っても、適度なコーナーが連続して、ドライブに飽きることがない。
1.5車線の道幅は十分とはいえないかもしれないが、通るクルマは皆無に等しいので、問題はない。
湖畔を走る十和田湖南側とは対象的に、林間を走る北側は観光スポットからは完全に外れている分、走りを楽しむには絶好の区間なのだ。

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十和田湖北側のワインディングの途中には、中間点付近に御鼻部山の展望台があるだけ。
逆光になるので展望台には登らず、十和田湖ではなくS2000を眺めて楽しむ。

それまで咆哮を上げていたエンジンの火を落とすと、辺りは静寂に包まれる。
日常から遠く離れた場所までやってきたことを、実感する瞬間。

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しばし静寂の時を楽しんだ後、再び周遊開始。
国道454号に合流すると、高度を下げて再び湖畔に戻ってくる。

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発荷峠へ登る国道103号分岐の抱返り交差点に戻ってきて、2周目(笑
最初の周回では、うっかり宇樽部のトンネルでショートカットしてしまった区間を、今度は注意して旧道に入り込む。
落ち葉の堆積した旧道の路面はラインが制限されるけれど、ドライブを楽しむなら断然コッチだろう。

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途中には、湖に突き出す中山半島を高台から眺めることができる展望台が健在だ。
雲に覆われていると思っていた空は、いつの間にか湖の上は雲が開いて青空が広がっていた。

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R103で子ノ口まで来ていよいよ奥入瀬?、いやいや、ここはやっぱりさっきと同じく直進だ。
一般的に言えば、奥入瀬渓流沿いのR102に進むのが王道かもしれない(実際に、渓流水面とほぼ同じ高さの路面を走る奥入瀬川沿いの区間は、他に類を見ない景観のドライビングルートだ)が、本日は(も)走りを楽しみたい気分なのだ。
ましてや早朝の交通量の少ない時間帯。これを逃す手はない。

果たして2本目のR102子ノ口以北のヒルクライム。
昨日は放課後練習だったが、この日はいつもの「朝練」出張版だ。
何かタイヤに恨みでもあるかのようにトレッド面を路面に擦りつけながら、急坂を駆け上がっていく。(昨日のパンクのことなんか、すっかり忘れている(笑)

登り切ったところで、久しぶりに奥入瀬バイパスに入ってみた。
奥入瀬渓流区間をショートカットする山岳バイパスは、道幅も広く快走できるが、味わいは少ない。
本道に合流して、ホテルやビジターセンターが集まる焼山でR103にスイッチ。

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八甲田山中を走り青森市街に向かうこの区間は「ゴールドライン」と呼ばれ、特に紅葉時期は金色に輝く林間を走ることになり、非常に素晴らしい。
加えて想像する以上にワインディング度が高く、森の中の穏やかな道と思っていると、激しいアップダウンとタイトコーナーの連続に驚嘆することになる。

八甲田と十和田を結ぶ観光ルートなのでいつもクルマは多いが、意外性という意味で、このエリアでは結構好きなコースである。

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これまた大好きな谷地温泉で朝風呂(早い時間から日帰り入浴ができる)とも考えたが、せっかくの朝の時間、走り続けることを選択。
傘松峠は1000m級の峠越えで、周囲の景観も変わって空気もひんやり。

何かの大会でもやっているのだろうか、やたら自転車とすれ違った。
2車線ながらタイトなコーナーも多い区間である。特に競技中や練習中の自転車はあまり周囲を見てくれないので、注意が必要だ。

酸ヶ湯温泉を通過。既に駐車場は、離れた駐車場も含めて満杯。
今日は連休中日である。さすがに道も混んできた。

八甲田ロープウェーを通過したら、県道40号にスイッチ。
雪中行軍遭難者銅像のある「銅像茶屋」にてしばし休憩することに。

2016 10 08 12

銅像茶屋の味噌おでん500円。ありえないボリューム(笑 

この後は田代平高原に向かい、八甲田山を周遊しようという青写真を描いていた。
しかし、想定以上にクルマもバイクも多くなり、裏道的なK40さえも気持ち良く走ることは叶わなそうだった。
予定変更。このまま青森市街に降りることを決断した。

 Posted by at 2:02 AM

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