4月 012017
 

2017 04 01 03

今週末はまたしても冷たい雨。そんな時は、不具合事象の紹介でも。
ここ最近こんなネタばっかですが。。。(レストア日誌みたいだ)

2017 04 01 01

ラジエター横のプラスチック製冷却水タンク。
このフタの可動部から、冷却水が吹き出します。

吹き出しますって、吹き出すとこを見たわけではないんですけど。。
そこそこ振り回した後に、冷却水が吹いた跡が残るんですね。
それによって著しく冷却水が減るわけでもないんですが、気持ち良いものではないので、フタを新品に交換しました。(上の写真は交換後の姿)

正確には、キャップ、ジョイントとワッシャー、それに念の為、タンク内ゴムホースとラジエターに繋がるチューブも新品交換。
全部合わせても、部品代1,000円くらいです。

2017 04 01 02

外した古いフタ部分。
キャップとジョイントの隙間が青くなっているのがわかるかと。
新品になって、すっきりキレイになりました。

もうひとつ。

ここ最近、停止時にステアリングを回そうとすると、パワステ回りからゴリゴリと異音がしてました。
パワステ本体だったらヤだなぁと思いつつ、ブレーキついでに、浦和のお店で点検してもらうことに。

点検の結果、パワステギヤボックスの取付部に、僅かな緩みがあったとのことでした。

ステアリングギヤボックスを固定するブラケットに内蔵される、マウントブッシュがヘタることがあるという話を聞いたことがあります。
緩みのあったボルトは、まさにそのブッシュを貫通するそれで、もしかしたらブッシュそのものがヘタっているのかもしれません。
ただ、増し締めした後は異音も違和感もないので、ひとまずはこれで様子を見ることにしました。(ステアリングを下ろすのはタイヘンなので)

2017 04 01 04

そもそもなんで緩んだかということですが、、このボルト部分に、ASMのフロントタワーバーGTが締結されているんですね。
少なくともこれ付ける時にはしっかり締めていると思われるので、取り付け自体には問題はないのですが、補強部材ということで、応力が集中して、結果的に緩みを生じることになってしまった可能性があるのではないかと。。

補強パーツは、コントロール性能に対し様々なメリットがある一方、車体にそれなりの負担をかけていることを忘れてはなりません。
ステアリング取付部が相当の時間を経て緩むという事象の原因になっていたとしても、ASMのボディ補強パーツのメリットが大きく上回っているので、個人的にはまったく問題視してはいませんが、事象は事象として受け止めて、注視しておこうかと思います。

 Posted by at 5:12 PM

  2 Responses to “補強の弊害?”

  1. 冷却水タンクのフタですが、私の車両も同じ部分が青っぽく染まっています。
    1059さんのマシンのようにクーラント噴出の跡は無いのですが(振り回し方が足りない・・・?)タンクに垂れた跡があります。
    そのうちディーラーに立ち寄った際に交換を相談してみようと思います。

    1059さんの仰る通り、ボディ補強パーツによるボルトの緩みは補強パーツの効果を考えると、今回のような事象が起きても不思議ではないのかな?と思いました。
    とは言え、デメリットよりもメリットのほうがはるかに大きいのは間違いないですよね。

    • 以前エンジンルームを見せていただいた時は問題ないように見えましたが、症状が出始めたようですね。
      事象としてはそこそこあるのか、ASMにも在庫がありました。(その在庫は使っていませんので、よろしかったらどうぞ(笑)

      補強というのは、ボディ(シャシー)の劣化と表裏一体であるということを、知っておいて損はないと思います。
      競技用車両は、車体そのものも消耗品であるという考え方があるので、これでもかと言うほど補強を入れます。
      そういった意味では逆に、ボルトオンはたかが知れているので、あんまり気にする必要もないかなぁと。ボルトオンでも十分に操作性に変化は感じられますからね。
      個人的には、ハンドリングやブレーキングのフィーリングを変えるセッティングパーツの意味合いの方が強いのではないかと思っています。

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