ちょっと間が空いたけど、ビートの仕様紹介の続き。
ぱっと見では純正っぽい佇まいですが、実は社外のロールバーが着いています。
(ビートはS2000と異なり、純正状態ではロールバーがなく、マツダ・ロードスターのような佇まいのオープンカーです)
通常の4点式のロールバーで、乗員の頭部を緩やかに保護します。
ともすれば汗臭い(笑)印象になりがちなのがロールバーですが、これに限っては実に具合が良い、です。
全体の佇まい的にも自然な感じで収まっているし、ネオプレーンのようなパッドの素材感も、ソリッド過ぎない雰囲気に貢献している。
つまり、ロールバーが醸し出す「本気度」が程良く削ぎ落とされていて、いい意味で中庸なところが気に入っているのです。
画像で初めて見た時から、自然な感じが実にカッコいい!と感じていました。
ロールバーとしての性能を本当に求めるなら、Aピラー側にもう2点追加するか接続させるかが必要かと思いますが、それだと開放感がなくなるし、何より汗臭い(笑
なにもサーキットを攻めるわけではないので、スポーツカー然とする程度がちょうどいいわけです。
そう、この「スポーツカー然」というのもポイント。
軽自動車であるビートに程良くスポーツカーテイストを付加する上で、このロールバーは非常にいい役割をしているように見えます。
細かい峠道を元気よく走り回るリトル・イエロー。持てる性能をフルに発揮して楽しむ、そんなクルマの性格にマッチした印象を与えてくれているわけです。
ちなみに、幌との干渉は全くなし。(実は幌も社外品ですが、それはまた今度)
干渉すると言えば、シートの肩に付いているシートベルトガイドが干渉して折れた状態になっています。
また、シートベルトが若干引き出しにくい。狭い車内にロールバー立ててるんだから、ある程度は仕方ないですね。
ビートのドライビングが楽しくて、ここのところビートばっかり乗ってます。
年末も押し迫ってきて、自由な時間がなくなってきた中で、常にスピード感満載のビートで近所をちょろっと走ることが、程良いリフレッシュになっています。
これまでのビート特集で何枚もの写真にロールバーが写っていたはずなんですが、全く違和感無く見ていました(笑)
ロールバー=競技車みたいなイメージが強いので、大抵“汗臭い”感じに見えてしまうものですが、これはクルマのイメージにもマッチしていますし、凄くイイですね。
「スポーツカー然とする程度」というのが絶妙だと思います。
それにしても、見ているだけで面白そう!と思えるクルマって、なかなか珍しいですよね。
4点式は程良いスポーツ感が漂うのでイイですね。
パッドがキレイに巻かれていて、ストリートでも違和感がありません。
手を加えて完成度を高める面白さが、ビートには多分にあります。
やるべきことはもう結構やってあるので、言うほどやることは残されていませんが(笑
どうやって個性を高めていこうか、思案する時間も楽しいものです。