冬のツーリングは行き先が限られますが、その分、テーマ性がハッキリしていて、夏とは異なった楽しみがあります。
今年の一発目は、信州は諏訪地方。
愛人様とお忍び温泉旅行です(笑
あんだけビーナスライン通っときながら、実は麓の諏訪湖周辺は、巡ったことがありませんでした。
今回は思い立って諏訪を目的地に据えたんですが、これがなかなか。。。
走るツーリングはビーナスの季節でないとダメですが、そうでない裏シーズンは、愛人としっぽり、が実にハマります(笑笑
まずは諏訪大社に、遅い初詣。
諏訪大社は、本宮、前宮、春宮、秋宮の総称。
前者2つは諏訪湖の南側、茅野側にあり、後者2つは下諏訪にあります。
ひとつずつ丁寧にお宮参り。その地を護る神々に敬意を表したくなるのは、日本人の性です。
正月から半月も経っていませんでしたが、初詣の雰囲気は既になく、いたって静か。
その分、神聖な空気を味わいながらの参拝が可能でした。
諏訪と言えばもうひとつ、諏訪湖。
冬は全面氷結と、御神渡りが有名ですが、この時期だと氷結の一歩手前。
とても寒い週末で、湖面の氷結が一気に進んでいる模様でした。
諏訪の楽しみ、その3。それは温泉。
諏訪湖には大きく分けて、上諏訪温泉と下諏訪温泉があります。
上諏訪が観光ホテルメインなら、下諏訪は中山道と甲州街道の合流点とあって、渋い旅籠系温泉宿がメイン。
当然ながら下諏訪温泉に宿を取り、愛人様としっぽりと(しつこい(爆)
そして諏訪の楽しみ、その4。酒ですよ、酒。
諏訪には5軒の酒造があって、それが上諏訪の街道沿いに密集してるんです。
その中でも、宮坂醸造の「眞澄」、舞姫酒造の「翠露」 はどうしても訪ねて、この手に取りたかった銘酒。
それぞれに立ち寄って、基本の純米酒、そしてこの季節ならではの生酒を品定めしたのは言うまでもなく。。
食も忘れちゃいけない。
たまたま見つけて入った、何の変哲もない民家でいただく蕎麦が美味いのは、さすが信州。
ただ、今回ヒットしたのは、実はウナギ。
諏訪湖は天竜川の源点であり、遠州灘からウナギが遡上してくるとか。
今は養殖がほとんどかと思いますが、伝統的な食文化があるというのは大きな特徴。
下諏訪の住宅街にある「うな富」のうな丼は、絶品でした。
諏訪に来たら、リピート確実です。
走るのがメインテーマではない、冬の諏訪ツーリング。
いつも走りに来るビーナスラインの麓に、こんな魅力的な街があるのは盲点でした。
特に冬は風情があり、首都圏からもアプローチしやすいので、ちょっとドライブする目的地にオススメできます。
美味そうな美味そうな鰻の写真は私にとって毒です。(笑)
あ〜食べたい!
河のウナギと言えば、岐阜にも名所が多いですね。
今やもちろん天然ではないのでしょうけど・・・。
そう言えば四万十川の天然鰻を頂いた時はすごくさっぱりした味わいにビックリした記憶があります。
諏訪の天然鰻はどうなんでしょうね。
・・・気になるなぁ。
ウナギなど、ほとんど食べる機会がない(でも大好物)ので味の違いは詳しくありませんが、諏訪の(正確にはこの店の)ウナギは本当に美味しいと思いました。ふっくら肉厚で、食感も抜群でしたよ。
仕事場のすぐ近所に、老舗の超有名店があるのですが、そこより抜群に美味いと思いました。
岐阜といえば、仕事で多治見に通っていた時があったのですが、あそこもウナギが有名で、市内各所にお店がありました。
味はまぁそこそこですが、何と言っても安かった!
いまは高くなってるかもしれませんが・・・
四万十川も有名なんですね。これは知りませんでした。
全国各所に隠れた名所がありそうなので、今後も情報があれば、ぜひ教えてください。