12月 052018
 

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サニーロードは至極気持ちのいいシーサイドロードなのだが、内陸に入ってから大月までは前走車に引っかかることが多く、大月から宿毛までの区間は今ひとつかったるい。
この区間を長く感じるところが、サニーロードを遠く感じさせる一端なのは間違いない。

宿毛からは、県道4号を選択した。
通常であれば、国道56号を選ぶところではあるが、宇和島に向かうならK4は魅力的な選択である。
といっても、これまで一度だけ逆方向に走った経験があるだけなので、エラそうなことは言えないのだが、極めて交通量の多いR56よりはツーリング向きと言える。

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宿毛から走ると、しばらく、というかずっと続くのかと言うほど快走2車線が続く。
その名も「どんぐり湖」というダム湖の湖畔を激走して、キャンプ場を過ぎると、道は突然狭路に変貌。クルマ一台通るのがやっとのある意味四国らしい道になるので、思わず安心してしまう(笑

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この狭路も、K4の全体からするとごく一部の区間。
2車線が復帰すると、今度は農村の中を走る感じの不思議なワインディング。平坦な地形に出たと思ったら、突然また坂道が現れたりして気が抜けない。
地図で見る通り、なかなかしっかりとした距離で、走った感もたっぷり。隠れロングワインディングの代表格と言えるかもしれない。

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津島でR56に出て、すぐに給油。
この後のルートを考えると、ここで給油は懸命な選択だが、辺鄙な場所で満タンにするほどのものでもない。
都市部で給油はツーリングの基本と、この場では20リッターの指定容量給油としたが、この選択が後に大きく裏目に出るとは、この時は思いもよらなかった。

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道の駅で、西予の名物であり大好物の「じゃこ天」を(2枚も)頬張った後、宇和島道路で宇和島中心部へ。国道320号で鬼北方面に向かい、舵を切る。

R320は交通量が多く、トラックの後ろについて延々と走る羽目に。
日も大きく傾いている。そろそろ店じまいを考えつつ走らなければならない。

このまま普通に走っていれば、梼原と津野を経由して、またしても高知市街へ到るところだが、そんな生半可なルートはR style Touringには似合わない。
夕暮れの薄暗くなりつつある谷間の県境手前で、R320離脱。ここに来て、山中の林道へとスイッチする。

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東津野城川大規模林道「西線」。
前々回の四国ツーリングで快走した、あの林道ワインディングに、逆方向から挑む。

想像通り、いや、想定以上に路面は荒れていて、かつ汚れ放題。
薄暗くなりつつある四国の山中。1台のオープンスポーツカーが、路面を覆う小石と落ち葉を跳ね飛ばしながら、急勾配のタイトコーナーを次々とクリアしていく。

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路面状況は季節的なものなのか、想像以上に悪く、こんな時間に単独で入り込むのは自殺行為と言われても可笑しくはない。追いつくクルマはもちろん、対向してくる他走車すら1台もいないのだ。
全くの孤独。不安になる気持ちをよそに、標高は止め処なく上昇し、夕日に照らされた山並みが展開する。

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長い長いワインディングを、取り憑かれたように走り続けると、県道36号に合流。
大規模林道から県道に入ると、却って狭路になるのは常。これを登っていくと、ようやく人の気配のある牧場に出た。
県道383号にスイッチすると、道はますます細くなり、すれ違いはほとんど不可能な1車線路になる。対向車はまず現れないので心配無用だが。

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K383は狭路だけれども絶景路。果てしなく続く四国の山並みを、天井から見下ろすような素晴らしい道だ。
しかも、ちょうど日没の時間。夕日の波長が辺りを包む込み、視界のすべてがオレンジ色に染まっていく。

地芳峠を通過すると、四国カルスト。水溶性の地質が生み出す特異な景観は、何度来ても驚きに満ちている。

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そこにオレンジの日没の世界。遮るものは皆無。
まさに陽が沈むその時、絶景の中に僕らはいたのだ。

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走って走って走り続けて、たどり着いた最後の刻。
カルスト台地が炎に包まれたかのように燃えて輝くその時、波乱万丈の2018年ツーリングシーズンの終焉を迎えた気がした。

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・・・・・・・

カルスト台地から、東津野城川大規模林道「東線」を、転げ落ちていく。
四国カルストへとアプローチするメインルートたるこの林道は、初めて四国に訪れた頃に走って以来、幾度も訪れている。
個人的にはサニーロードと並ぶくらい、四国を代表するワインディングという位置付けだ。

真っ暗闇のワインディングを堪能して国道197号に下りたら、津野じゃなくて梼原方面に折り返す。

梼原から国道440号で地芳峠、の下のトンネル。
地芳トンネルが開通するまで、さっきの地芳峠を越える難儀な狭路峠道だったが、数年前に長大なトンネルで四国カルストを一突きで超えられるようになった。そうでなけりゃ、この時間にこのルートを選択したりはしない。

R440で、ひとまず国道33号を目指す。
なんとなくの記憶で、すぐにR33という感覚だったが、道は意外と曲がりくねっていて時間がかかった。
R33に出て高知方面に舵を切るも、これまた長く感じる。周囲が暗くなると、より一層ドライブに集中してしまうのか、時間の流れが昼間とは大きく異なった感じ方になってしまう。

仁淀川町の川口で、国道439号にスイッチ。新大峠トンネルで大峠を越える。
ここからのR439、通称「ヨサク」は、前回ツーリング2日目で激走走破した思い出の道。その時の経験から、この先大豊まで狭路はないと踏んでいたがゆえの選択だ。

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道の駅「633美の里」でトイレ休憩。既に辺りは漆黒の闇に包まれている。
このところ、暗くなり始めたら停滞することが多く、こんな時間に走っているのは若い頃を思い出すようで新鮮な気持ちになる。

新鮮な気持ちはまぁいいとして、ここまで走りながら、大きな選択ミスに気付いていた。
さっき宇和島の手前で中途半端に入れた燃料が、早くも尽きようとしていたのだ。

また給油すればいいというのは甘い考え。ここは四国なのである。
国道ですらGSの数が少ないだけではなく、この時間になったらほとんど営業終了になっている、それに今さら気付いたのだった。

それでも現代ならば、スマホという強力な武器がある。
最寄りのGSを検索すると、相当先ではあるが、目ぼしきGSがあることが判明。
しかし!安堵したのも束の間、閉店はわずか30分後だったのだ。
周囲は心細い山道。絶望的な条件である。

だが、ここで諦めるわけにはいかない。チャレンジこそ我がツーリングの真骨頂!?
エンジンスタートボタンをグッと押して、F20Cを目覚めさせる。
いざアタック。四国の山中に、R style S2000, Black Devil の雄叫びがこだまする。。。

たぶん、それ以後の区間の走りは、S2000と共に走り続けてきたからこそ可能だった、そう思える走りだった。
結果、想定より10分も早く目的のGSに到着。しかし、Webの情報とは裏腹に、既に閉店して時間も経過した様子。。(ツーリングしてると、よくあるハナシだけど)

万事休す。失意の状態でR439を走る。この先、近くにGSはない。
高知自動車道大豊ICの入口が迫る。フューエルメーターはまだ5目盛ほど残っている。もう、高速に乗って直近の市街地まで一気に行くしかない。

ところが!
高速に乗って緩やかに加速していくと、フューエルメーターの目盛は1つ2つと消えてゆき、あっという間にブラック・アウトしてしまったのだ。

S2000オーナーの方なら知っていると思うが、S2000はどういうわけか、ガス欠直前のメーターの減り方が異様に早いのだ。
当然それを知らないわけではないのだが、この日はいつにも増して可怪しかった。フューエルエンプティ警告灯を煌々と表示させながら、高知道のトンネルをいくつも通過していく。

最悪の事態。

一般道であればまだしも、高速道のしかも長大トンネルばっかりの区間でこの状況。生きた心地が全然しない。
S2000の場合、残り7リッターで警告灯が点灯するので、冷静に考えれば50km以上は走れる計算なのだが、 漆黒の闇に包まれた山中の高速では、その冷静が難しい。
しかもICの少ない区間だから、余計に八方塞がり。新宮ICで降りたって、そこも山の中。結局、何の解決にもならない。

腹をくくって、新宮ICを通過。その先の川之江東JCTと川之江JCTのコーナーを、禁断のニュートラル走行でクリアし、高松自動車道の豊浜SAに這々の体で転がり込み、無事に燃料補給。
近年稀に見る、燃料パニックだった。ツーリングしてるとこの手のトラブル?はまぁまぁないことはないのだが、今回のは正直アカンかと。。

補給してしまえば、こっちのもの(笑
高松道をバキューンと走って、高松中央ICから高松市街へ。

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高松港近くのGSで、心もタンクもようやく満タンに

本日の宿、高松駅真ん前のビジネスホテルに入った頃には、既に21時を過ぎていた。
体力は残っていたけれど、飲み歩くには少々過ぎた時間。この日の夜街探索は、繁華街まで歩かず、駅前で済ませることにした。

1軒目は、料理は手が込んでて美味しいのに、オペレーションで損をしてる店だった。
あまり長居せずに、食欲を満たしたところで店を出る。昨日はハシゴできなかった分?、今宵はもう少し飲みたい気分。

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2軒目に見つけて入ったアイリッシュパブは、掘り出しモンだった。高松に置いとくには勿体無い。
ここのところ、日本各地でクラフトビールの専門店が楽しめるようになってきたのは、個人的には嬉しい傾向である。

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そんなこんなで、長い1日は終わり。
翌日、再び高松中央ICから高速に乗って、一気に帰還。夕方前には帰京。11月の3連休を利用した四国ツーリングは、無事終了した。

後から見返してみると、これ以上ない天候の下、美味しい道を詰め込んで贅沢なツーリング内容になった、今回の高知ツーリング。
暦通りの週末連休でも、ここまで走り切れるのが嬉しい。来シーズンに向けてのいい布石になった。

また来年、コンディションを万全に整えて、大きな旅に出かけられることを期待して。

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今年も素晴らしい旅を、ありがとう。

 Posted by at 2:53 AM

  11 Responses to “COACHの道 〜KARST Road”

  1. 1059さん、こんばんわ。御邪魔します。

    四国ツーリングレポート有難う御座いました。お疲れ様です。
    復活したブラックデビル号との旅話は、何年経っても中身が濃厚ですね。
    またまた元気をいただきました。
    以前のキャンプスタイルもよかったですが、ツーリングに時間を集中するには宴は最適みたいですね。
    私の自宅からですと、日帰りできそうな800km前後コースですが、宴を予定し行ってみようと思います。
    私はGベルガーの様なオーバーレブの運転はできませんが、Rパトレーゼの様なマイペースで走ってこようと思います。
    Sも退院してきましたので、あとは天気が年末までにもう一度良い日が来るのを待ちます。

    (来年は、北の大地を1059さんルート+αで走破を企んでいます。)

    • ありがとうございます。レポの中身が濃厚と言っていただけると、大変嬉しいです。
      ツーレポは単なる日記であるべきではなく、ストーリーや語り口が大切で、少なくともそこにだけは拘っているつもりです。

      ここ数年でキャンプスタイルとはすっかり異なったツーリングスタイルとなりましたが、それも進化なのかなと。
      かと言ってキャンプツーリングが嫌いになったわけではありません。むしろまた、じっくりとやってみたいですね。
      ベルガーのように、ここぞという場面でキラリと光る走りができるよう、これからも精進していきます。

  2. 今シーズンの〆に相応しい、素晴らしいツーリングでしたね。
    快晴の321・・いや、サニーロードも夕陽の四国カルストの景色も、もちろん宴も(!)大変印象的であったと思います。
    この密度、言われなければ3連休の内容とは思わないでしょう(笑)
    来シーズンは私も久々に西方面への遠征をしたくなりましたよ。

    燃料系ブラックアウトのヒヤヒヤ感は、つい最近東北で似たような経験をしたこともあって、物凄くよく伝わってきました。
    そういうときに限ってスタンドまでの距離が遠い、遠い(汗)本当にご無事で何よりでした。

    • S2000のフューエルメーターって、センサー取付上の問題なのか、単に自分のエスがそうなのかは未だ不明ですが、目盛の減り方が残量によって全然違うと思いません?
      それと知っていればまったく問題ないのですが、今回はいつにも増して、最後の減り方が急で、それが夜間の高速トンネル区間だったので正直焦りました。
      高速上のガス欠はもちろん違反ですが、それ以上に危なくて、生きた心地がしませんでしたね。

      ちなみにEK9の時ですが、本当にガス欠でストップさせたことがあります。(一般道で)
      燃料がなくなる時の、ストローでジュースをゴボゴボ吸うような音、ライトが徐々に暗くなって、エンジンストールしかけて、遂には再始動不可能になってしまうあの哀しさは、二度と味わいたくありません(笑

      前置きが長くなりましたが、、今年最後のロングツーリング、週末利用とは思えない密度で楽しめました。
      最近は目的を絞ってしまって、週末だけで遠くへ行くスタイルも定着しつつあります。

      今回の各コースはメジャーワインディングのオンパレードで、まさにベスト盤的な構成でした。
      四国は東北同様ルートバリエーションが少なく、皆さん見知った道ばかりでレポはいまひとつつまらないかもしれませんが、いい道は何度走っても楽しいもの。
      ぜひ再訪を計画してください!

  3. 旅程3日とわ到底思えないほどディープなツーリングでしたね。
    私なら行って来いで精一杯です。

    旧in the lifeも頻繁に拝見させて頂きますが、冬山のトレッキングだったり、サーキットだったりクルマを軸に色々な分野を経験されていらっしゃり、読者として今後はどの様なスタイルでカーライフが発展していくのか楽しみです。

    • 3日で高知に行って帰ってくるのは、ある意味もったいないツーリングです。
      まぁ何度も訪れているからこれでも満足できるわけで、そうじゃなかったら時間をかけてじっくりと訪れた方が、もちろんいいですね。
      ちなみに、3日間の総走行距離は2,250kmで、真ん中の日は680km走っています。そういう距離感です。

      自分もめったに見ない旧版には、恥ずかしい過去がいっぱい!?
      確かにいろんなものを織り交ぜながら、カーライフを楽しんできた気がします。
      クルマを軸にして、様々なライフスタイルを楽しむ。新しい趣向を取り込みながら、進化していけたらと思っています。

  4. こんばんは。
    私も高知から戻ってきました。淡路島経由で四国に入り、時計回りでしまなみ海道から抜けるというコースをとりました。
    以前通ろうとして通行止めだった県道4号を、今回はガッツリと走ってきました。変化に富んで非常に楽しい道でしたね。
    R321はどこかの看板にSunny Roadとあったので、しゃれのつもりなんでしょうね。私は運良く、宿毛まであまり退屈せずに走れました。

    最近は寄る年波のせいか、車より先にドライバーがガス欠になることが多いです(涙。

    • ていしあさん、こんばんは。高知に行かれていたんですね!
      そのコースだと、多少被っていると思います。今回は週末を利用した短い時間でのツーリングでしたので、かなり駆け足となってしまいましたが、そのかわり密度は結構濃い目だった気がします。
      県道4号は仰る通り変化に富んでいて、気を抜くと意外なコーナーが待ち構えていて慌てふためく場面があったり。
      スペシャルステージさながらに一気に走ると、その楽しさとハードさを存分味わえますよね。

      人もクルマもガス欠とは無縁で、来年以降も走り続けたいですね!

  5. 1059さん、こんばんわ。御邪魔します。

    1059さんプロデュースコース、昨日私も行って来ました。
    前々日からの日常に時間を取られ当日出発となり、宴は無しで早朝に高知入りしましたが、朝日を見にとりあえず室戸岬へ。AP2の方とおしゃべり後
    なぜか洗車をし再び高知へ戻ってリスタート。私は反時計周りで まずは高知カルストの東側から上がってみました。絶景でした。
    プロペラの下を通り牧場から愛媛方面へ降りて行き(上りも良かったですが、下りはもっと楽しめました。)、R440へ。
    これをを南下し長いトンネルを抜けて鬼北方面へ。
    松野からR381とR441で四万十川の横を走り(狭路はまるでラリーカーか2輪車の様に。呼吸がピッタリで最高でした。)R321へ。
    サニーロードをそのまま足摺岬へ行き、なんとか夕日に間に合いました。海辺に陽が沈むのを見届けここで時間切れ。
    宇和島方面は断念し、帰りは豊浜SAまでヒヤヒヤ体験を味わってワープで自宅へ。1000Km弱の弾丸となってしまいましたが、最高でした。
    高知は晴天で気温も高く、行く先々でオープンカー仲間さんからのお声掛けで車談議に写真撮影。皆さんも今年最後のツーリングとの事でした。
    1059さんプロデュースコースの半分はクリアできたと思いますが、本当に最高でした。
    残念ながら今回パスしたルートは室戸岬無しで次回クリアしたいと思っています。

    • 高知ツーリング、おつかれさまでした。楽しまれたようで何よりです。
      四国カルストは、四国随一の絶景を拝めるルートとして定番ですが、個人的には東津野城川大規模林道を走れるのが大きなポイントです。
      東線がメインルートですが、西線も楽しめます。ぜひ次回は西線にもチャレンジしてみてください。
      同じく四国の絶景道として、瓶ヶ森林道と京柱峠もぜひ!

      今年は四国も中国も九州も行くことができて、全体的には良いツーリング年でした。
      来年もいい道を開拓したいと思います。

  6. 1059さん、こんにちは。御邪魔します。

    ポイント情報有難う御座います。
    今回は道の駅等で滞在が長かったなど反省点もありましたが、限られた時間でこのコースの少しだけでも走れて大満足でした。
    四国行き時はめったに通らない初めてコースが多かったので新鮮でしたし、R441などの狭路では一瞬Gベルガーの様に熱くなり、
    旅人仕様の必要性を実感しました。
    次回はもっと時間を支度して、今回パスしたコースや大規模林道をチャレンジしてきます。
    それでは来年も宜しく御願い致します。良いお年を。

    (※来年はクッチャロ湖を目指します。利尻、礼文はパスですが、東側や南側も行ってみます。)

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