4月 212019
 

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終わりなき道である、エスの維持管理計画。
今回は、このようなものを交換しました。

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パーツ名「コンバーターCOMP.」
いわゆる「触媒」というやつです。

交換の理由は、「壊れた」から。
S2000ではたまに聞くトラブルですが、中のセルが外れてしまいました。
排気を浄化する触媒は減るものではないので、外れても機能しますが、問題なのは外れたセルがセカンダリーO2センサーを叩いて、センサー破損を引き起こしてしまうこと。
結果、正確な排気状態を計測できなくなり、燃料噴射量が狂ってエンジンチェックランプが点灯、となるわけです。

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エンジンチェックランプ点灯まではいきませんでしたが、O2センサーの取り付け穴から内部を覗いて発覚。セルがセンサーに当たって、キレイに削れて(変形して)ました。
ここまでセルが変形していたにもかかわらず、O2センサー自体にはほぼダメージがなかったのは不幸中の幸いでしたが。

走ってる最中はゴトゴト音がするほどでもなかったんですが、外して振ってみたら、中のセルは完全にフリーになっている状態。
内側にて点溶接で固定してあるだけなので、何かしらの衝撃で外れてしまうのは予想できなくもない。
こういう状態になったら、他の部位の状態がどうであろうと、交換が吉と判断すべしということで。

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こやつが新品です。スポーツキャタライザーではありません。後ろの箱にあるように、正真正銘の純正です。
AP1の純正触媒は、見た目も機能もアフター品さながらというのが定説。オーナーの満足感は、こんなところにも(笑
カバーはそのまま今のを着けるので、見えなくなってしまうんだけど。(つまり、交換前後で見た目変化なし)

20万km超使用してススの張り付いたメタルハニカム触媒を更新したことで、排気がスムーズに流れるようになったのか、純正交換でも多少は変化が。
吹け上がりやや軽くなったというか、滑らかになったというか。表現が難しいですが、そんな感じ。劇的ではありませんが。

積極的に換えるものではありませんが、同種の破損が起こったら速やかに交換したいもの。
なお、部品価格は他と同様に高騰していて、今回の調達価格は10年前価格のおよそ6割増!
もともと高価な部品なので、破損の疑いのある場合は、早めに対処した方が良さそうです。 

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 Posted by at 10:49 AM

  2 Responses to “遂には触媒まで”

  1. 10年前の6倍ですか。。。
    先日S2000のパーツカタログを手に入れたので見ておきます。

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