オフシーズンも、スノードライブやメンテナンスでそこそこ忙しかったりするのですが、この週末は久しぶりにブレーキのメンテナンスを行いました。
前に行ったのがいつだか覚えておらず、サボり過ぎということで、ブレーキパッドの交換はもちろん、フルードも全交換します。
ブレーキパッドは長らくZONE/88Bを使用していますが、既製品ではなく、摩材の厚みを1mmプラスした特注品をオーダーしてます。
摩材が断熱材の役割をするからか、長時間の使用でもフィーリングが変わりづらく(若干ですが)、そこそこ長持ちするという利点があります。
パッドは5mmになったら交換、という判断基準を設けていますが、今回外したパッドはちょうど5mmくらいでした。
一部、角が崩れかけていたので、交換時期としてはちょうど良かったかも。
88Bというグレードは、正直効きは強くないです。
その反面、急に制動力が立ち上がったりしないので、姿勢のコントロールがしやすく、ワインディングを走る分にはむしろ楽しいと感じます。
一応、03Cや10Fも持ってはいるのですが、88Bを装着して走っている時間が圧倒的に長いのが現実。
フロントまわり。ブレーキローターは、それこそいつ替えたんだかまったくわからないくらいに、昔々装着した骨董品レベルの無限製ローター。
とんでもなく長持ちしてます。いまだかつて、変なジャダーもない。無限に対して失礼かもですが、コスパ抜群の商品です。(まぁまぁサビるけど)
キャリパーは、ローターのずっと後に一度新品に交換していますが、新品感は薄れて既にローターと同化してます。
ブレーキフルードは、これも変わらずずっとAP Racingですが、最近は手に入りにくくなる一方。
今回は全交換の予定なので、銘柄を変更する良い機会だったのですが、運良く手に入ったので継続使用と相成りました。
交換は面倒で、逆流防止弁付きのホースをブリーダーに接続して、ひたすらシュコシュコとやります。
コンプレッサーで強制的に吸い出す道具もあって持っていたりするのですが、何となく昔ながらのやり方の方が安心で、相変わらずシュコシュコです。
エア抜きと違って、やっぱり全交換は気持ちがいい。
ペダルを踏む回数が違うだけでやることは同じなので、前回から時間が空いているなら全交換ですね。
余ったフルードで、クラッチフルードも交換するのが世の常(?)
クラッチのフルードはブレーキほどシビアではないので、極端な話何でもいいわけですが、踏む回数が多いので、フィーリング良好になるフルードがいい。
そこのところを重視すると、APはベストに近い選択。高いので勿体ないですが、どうせ余ったフルードなので。
クラッチフルードって、なぜだかすごく汚れやすいです。
EK9もそうでしたが、HONDA車だけ?すぐに黒ずんでくるのは、ブレーキよりもマスターシリンダーの位置がエンジンに近いから?
EK9は重症で、サーキット走るとフェードして、クラッチが切れなくなるという恐ろしい現象が多発したのを思い出します。S2000はそんなことないですが。
そんなことをやりながら、S2000と触れ合うのが、冬場の楽しみのひとつ。
思いがけない部分が傷んでいたりして、次はここ直さなきゃ、という発見もあったり。
春には車検を控えているので、メンテナンスを積み重ねて、車検時には交換・調整が必要なもの一切無し!の優良体を目指します。
パットは03C、88Bとも使ったことがあります。
03Cはダストがモリモリでホイールの洗浄が大変だったと記憶しています。効き具合も、流して走ったりツーリング的な場面では効き過ぎに感じました。でも、このブランドのパットは摩材の選択肢が豊富なのがいいですね。
S2000の足まわり風景が懐かしい(笑)
こんな感じで自分もS2000と戯れてたなぁなんて。
エンジンルームも足まわりも、見飽きることのない機械美な造りでした。
足回り(ホイールハウス内)がとても綺麗ですが、手入れ方法などあるのでしょうか?(走られてる道からすると想像できない綺麗さなのですがw)
そこを指摘されたのは初めてですが、特別なことは何もしてませんよ。足回りや下回りは、人並み以上に汚れています。
ホイールハウスの中よりも、タイヤが巻き上げる小石や砂埃で、ホイールハウス後部のボディがキズだらけになっています。
トレッドを広げるとどうしても避けられませんね。純正ホイールであればここまで酷くならないと思います。
効きの強いパッドはいくらでもあると思いますが、個人的には純正+αくらいがちょうどいいです。
むしろ、制動の立ち上がり方がドライビングのスタイルに合うかどうかの方が重要で。
そういった意味で選択がとても難しい部品なのですが、自分に合ったパッドが見つけることができるとラッキーですね。