11月 272017
 

2017 11 26 01

快晴の日曜日、今冬シーズン一発目の朝練です。恒例の西伊豆を走ってきました。

いつもより早めの開幕は、エリーゼ乗りのハリソンさんのお誘いがあったから。
元はと言えば、10月→ビーナスラインを走るつもりが悪天候で2号車オフに、11月上旬→ビーナスラインを走るつもりが仕事の都合で今週末に、という過程なので、ビーナスラインの最終戦が西伊豆の開幕戦に取って代わった、というカンジですが。。

 

いやぁ、今日は久しぶりに、タイヤとブレーキをしこたま削りました(笑

早朝の静かな時間、真冬のように凍結するほどの気温の下がり方ではないこともあって、コースはオールクリア。
各コーナーの特徴を思い出したら、理想のラインを流れるように描いていく。伊豆の山並みに、心地よい排気音を響かせながら。。。

・・・と書けば、オトナ伊豆ドライブの情緒もありそうですが、、実のところは汗臭い体育会系の走り(笑笑
久しぶりの西伊豆スカイライン、しかも相手は軽量エリーゼとあって、自然と右足にも力が入った結果です。
さながら特訓のように何本か連続して走って、最後はタイヤもブレーキもズルズルでした。

 

陽が出れば暖かく、陰れば肌寒いという両極端な天候でしたが、概ね日差しはあって、朝練には最適に近いコンディションだったと思います。
クールダウンの時間は、お互いのクルマを眺めて、いつものクルマ談義。
本日の核心は「スポーツカーを持つ意味」。ハリソンさんと意見が一致しました(謎

いや、でも、2台を並べて見ながら「ほんっとスポーツカーっていいよなぁ」って2人でつぶやいてたのは、端から見れば完全に中毒者でした(笑笑

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しこたま走って、2台の「そろそろ休ませろ」という声が聞こえてきた頃に下山。
冷川付近の農村カフェでお茶した後に、伊豆スカ走って解散。開幕戦、無事終了。

気温が下がって、走ることができるヤマの範囲も相当狭くなってきた中、温暖な伊豆エリアは貴重な存在です。
とはいえ、路面の状況には細心の注意は必要ですが、今年も時間を見つけて通いたいですね。

 

ハリソンさんによるレポートは、こちら

 Posted by at 12:32 AM
11月 262017
 

2017 11 25 01

関西の山岳ワインディングの雄たる高野龍神スカイライン。
険しい山道の終焉に、突如として現れる山岳都市。それが高野山だ。

初めて訪れた時も驚いたが、11年経った今回はもっと更に衝撃的だった。
その間にもいろんな場所に訪れてきたが、山上にこれだけの都市が存在することは、国内では稀だ。
しかもそれは自然発生的ではなく、さらに独特の情景を保っているのが興味深い。

早速、エスを停めて散策に向かう。
ツーリングではあるけれど、ここぞというスポットは、自らの足でその地を踏みしめて味わいたい。

高野山は駐車場が充実している。
充実してるというか、車を停めることに対して「寛容」だ。
自分が知る限り、駐車場はあっても、どこも駐車料金を取らない(ような気がする)

道路にも、そこはかとなく(笑)駐車帯が設けられ、多少歩くことを厭わなければ、クルマを置いていくことに苦労することは、多分ない。
多分、というのは、横着して少しでも近くに行こうとすると、空きスペース待ちと渋滞にハマることになるから。
空いてる場所を見つけたら、すぐに停めてしまうのが高野山での鉄則だ。

前置きが長くなったけれど、高野山。
説明不要だと思うけど、弘法大師こと空海が開いた真言密教の総本山だ。
空海はこの地を見定め、その教えを伝える拠点とした。
それが綿々と受け継がれ、やがて山上の一大宗教都市として発展。現在に至るのだ。(と思われる)

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宗教都市、高野山は東西に長く、全部を歩こうと思えば一日がかり。
金剛峯寺と奥の院を見れば、一応は空海の足跡を見られるところだが、それだと11年前と変わり映えがしない。
まぁ時間が経っているので今回もそこは抑えるとして、壇上伽藍を目的に、ひたすらウォーキングすることに。

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高野山の街並みは、独特だ。
京や奈良の都とも、城下町がルーツである地方都市とも違う。
千年以上も続く宗教都市であるがゆえに、どこにもない景観がそこにはある。

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寺院が立ち並ぶのはもちろん、道の両脇を埋める商店や家々も、どこか空海が開いた都市の名残りを感じさせる。
突如として無関係な資本が入り込むことなく、その空気感を保ち続けているところに、高野山という都市の凄味がある。

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お香や数珠の店があったり、胡麻豆腐の店や焼き餅を振る舞う商店があったり。
現在は観光客主眼の店になっていても、仏具をメインに据えていたりしているので、他の観光地とは違う「本気度」みたいのが漂っているのが面白い。

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折しも紅葉真っ盛りの時期だったので、街並みも彩り豊か。

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そうこうしているうちに、金剛峯寺本殿に到着。
ま、ここにはあんまり見所があるわけではないので、参拝を済ませたら、その先の壇上伽藍へ。

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アプローチからしてこの色彩美。京の都に勝るとも劣らず。

この蛇腹道は、壇上伽藍の正式な入口ではない。
本来の正門はこれ。

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壇上伽藍の南側に鎮座する中門。
これが正式な入口となるが、2015年の再建だとか。つまり築2年である。
中門の完成によって壇上伽藍は、すべての建造物が揃った完全な構成を形成している。

ところで、壇上伽藍とは何か?

拙い知識で簡単に説明すると、空海が真言密教の道場として、最初に構えた建造物群である。
それがゆえに、高野山の中でも「奥の院」と並ぶ重要な聖地とされているらしい。
また、高野山=金剛峯寺なので、金剛峯寺の一部ということにもなる。

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中には巨大な「根本大塔」をはじめとする、様々な建造物が立ち並ぶ。
他に類を見ない建物配置は、壇上伽藍が、曼荼羅の世界を具現化した構成だからだ。

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中でも「御影堂」は、弘法大師御影が本尊の重要建造物。
背の低い軒が特徴の平べったいお堂だが、壇上伽藍の中でも異彩を放っている。

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その他、挙げればキリがないほど、たくさんのお堂が立ち並んでいるが、そのどれもが興味深い。
俗世から離れて、空海の描いた仏の世界に身を委ねてみるのは、なかなか心洗われる時間になると思う。

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壇上伽藍を後にし、来た道を戻ることにする。
途中、宗教都市に似つかわしくない野外ライブの音がするので向かってみると、そこは高野山大学だった。

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そこで真っ先に目に入ったのは、ヒストリックカーの展示(笑
学園祭真っ最中のようだったが、それと旧車は何か関係があるのだろうか?

ちなみにこの中だと、やっぱジネッタかなぁ(何が??)

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旧車よりも、これが一番ツボにはまった。坊さん仕様の86。ドライバー名「SESSHU KONDO」だって。
ボンネットとドアにでかでかと表示された「高野山」の書体がシュール過ぎる。。(カーナンバーまで・・・(笑笑)

この後、奥の院を参拝して高野山満喫。全部で6kmは歩いたかなぁ?
結構な歩行距離になることは間違いないけれど、他に類を見ない山上の宗教都市を満喫するには、最低限このくらいは歩かないと。
これでも訪れていない寺院はたくさんある。何せこの山の中に、100以上の寺院が肩を寄せ合って密集しているのだから。

・・・・・・・

路上の駐車スペースに停めたエスに乗り込み、高野山を後にする。
山上都市、高野山にアプローチする道はいくつもあるが、当然ながらどれもかなりの山道である。
その中から今回の下山路は、国道480号の有田川町側に下る方を選択。11年前は、国道371号で橋本だった。

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R371の高野山〜橋本区間はなかなかの狭路だったが、R480もなかなか手強かった。

道幅の広い区間と狭い区間をひたすら繰り返す、なんとも一貫性のない道。
高野山を目指すアプローチ路としては、超マイナーなのだろう。交通量は極めて少なく、寂しい限りの道。

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一心不乱に走って、有田ICから阪和道にて、和歌山ICまでワープ。
和歌山市街に至るまで、やや渋滞気味だったが、無事に駅前のビジネスホテルにチェックイン。

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すぐさま街角散策だ。
最近マイブームの「全国県庁所在地の旅」、今回はそれ自体が目的ではないけれど、たまたま和歌山市が停泊地だったので兼ねてみる。

和歌山市に宿泊するのは、今回が初めてではない。
一度、和歌山城近くに泊まったことがあるのだが、今回はより繁華街に近いと思われる駅前としてみた。
目指すは、地元民が集う大衆居酒屋である。

訪れたのは、駅前すぐ近くの「多田屋」。
酒屋の経営する大衆居酒屋という位置づけが、旅のコンセプトにもピッタリ(!?)

入ってみると、比較的早い時間なのに結構混雑していた。
カウンターの端っこを陣取って、適当に注文。まずは瓶ビールから始めて、地酒に移行するというテッパンの流れ(笑

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居酒屋というか、大勢の割烹着のおばちゃんが切り盛りする食堂みたいな店だったが、これはこれで味があってとても良い。
地元のサラリーマンや、若者、帰省中の人など、客層もバラエティに富む。酒屋が経営するだけあって、地酒が豊富で安価なのも◎。
その土地の風情を十分に感じることができるのもいい。駅前の「多田屋」さん、安いしオススメです。

大衆居酒屋でそこそこ呑んだ後、シメはやっぱり和歌山ラーメン!ってノリで駅ビル地下の店に入ってみた。

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これぞ和歌山ラーメンって感じで、とても美味しいのだが、よくよく考えたら、先週末から胃腸の調子がイマイチだったんだ。。
不覚にも脂っこいチャーシューは残してしまった。。
その前に散々居酒屋で飲んでいるのだが、多少は自重していたのだ。

旅の体調は、万全にね。

・・・・・・・

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明朝、ビジネスホテルの目の前の駅ビル駐車場から出発。
十分にアイドリングして、エスの各部を起動させてから向かうは、再び阪和道の和歌山IC。
最終日の今日は、連休最終日の渋滞を避けるために、一目散に帰ることとしていた。

せっかくここまで来て、多少時間がもったいない気がするが、渋滞にハマる時間を節約することも重要だ。
その結果、渋滞にほとんど悩まされることもなく、無事帰還。
そのまま、汚れたエスのボディを洗車する余裕まであった。

以上にて、秋の高野山ツーリングは終了。
3日間あった割に少々内容が薄い気もするけれど、費やしている時間はいつも通りで、なかなか充実した旅程だったとも思う。
今年は10月の週末が、ことごとく悪天候でほとんど出掛けることができなかったから、そういった意味でも充実感はひとしおなのでした。

 Posted by at 7:04 PM
11月 242017
 

2017 11 24 14

ずいぶん間が空いて臨場感のなくなってきた高野山ツーリング(汗
メゲズに続けます。

・・・・・・・

2日目の早朝、「旅の宿はるさめ」を出発。近くを走る国道311号へ。
早朝ということもあり、走るクルマは皆無。ずっと山間の田畑の中を走るので、それほど楽しい道というわけではない。
それでも、軽やかな排気音と共に、朝の済んだ空気の中を駆け抜けていくのは気持ちがいい。

R311は瀞峡で国道169号に合流、熊野川で国道168号に合流した後、川湯温泉郷で再びR311単独区間になる。
新宮から田辺まで、R168〜R311で繋ぐ半島横断ルートは、山深い紀伊半島にして唯一の快走ハイウェイ。
他に横断ルートはあっても極狭路(国道425号など)で、海沿い以外で半島を東西に移動するには、実質この道しかない。

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ゆえに交通量もあり、トラックもバンバン走っている。
それでも、ハイペースを維持しながらコーナーを抜けられ、かつ相当の移動時間短縮になる。
まずは半島の西側に出たかったので、R311で一気。あっという間に田辺へ。

ちなみに、R311は熊野古道中辺路に沿う、歴史ある街道のバイパス路でもある。
随分前に中辺路を歩いたことがあったが、これはこれで情緒があってオススメだ。

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道の駅「くちくまの」で小休止。
国道からのアプローチが心細い、変わった道の駅だなと思っていたら、紀勢自動車道のPAを兼ねているのが理由だった。
産直コーナーで農家の方が、みかんを山積みにしていたので一袋購入。あとついでに梅干しも。

国道42号田辺バイパスを経由して、県道29号へ。「奇絶峡」という過激な名前の渓谷に沿った道。
所々クルマを停めるスペースがあったので、少しだけ散策を楽しむ。

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この道、走った記憶はなかったのだが、途中の道の駅には訪れた記憶があった。
とすると、まったく初めてではないらしい。紀伊半島は山深くて険しい道が多いのだが、特徴という意味では乏しいらしく、記憶に残りづらいのか。

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K29は道の駅を過ぎると、どんどん高度を上げていく。
あっという間に絶景ロード。エスを停めて写真の一枚でも取らなきゃ損みたいな景色が次々と展開したが、クリアラップが取れていたので走りを優先。

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国道425号に合流し、龍神で国道371号。
龍神温泉から高野山に至るまでのR371が「高野龍神スカイライン」。関西を代表するワインディングロードとして名高いコースだ。

この高野龍神スカイライン、前回走ったのは実に11年前にもなる。
S2000に乗り換えてすぐに行った、南紀ツーリング。記録でも記憶でも、この時以来走ったことがない。
本格派?の山岳ワインディングの割に、足が遠ざかっていたのは、そのアプローチの悪さゆえだろう。

ただ、集まってくるクルマは多い。そしてバイクも。
バイクはツーリングの目的地として来ているケースがほとんどだろうけど、クルマの場合はツーリングや走りが目的と見えるのは少数派。明らかにほとんどが観光目的と見える。
仕方がない、この先には高野山が控えているのだから。

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龍神温泉から走っていくと、どんどん高度が上がっていく。
隊列を組んで走っていると、雲行きがどんどん怪しくなり、遂にはパラパラと雨粒が・・・
この週末は天気は間違いがないはずだったが、深い深い紀伊山中は例外と見える。

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護摩壇山のレストハウス(道の駅)がある地点では、標高1,200mを超えていた。
外気温が低い。吹きすさぶ強風が体温を奪う。いったんルーフをクローズしてトイレに駆け込む。
レストハウス内には、ストーブが焚かれていた。

混雑する駐車場を抜け出し、更に北上する。
高野龍神スカイラインの真骨頂は、護摩壇山から高野山に至るこの先の区間、のような気がする。

緩やかにアップダウンを繰り返しながら、中高速のコーナーとストレート区間を駆け抜ける。
道路脇の落ち葉の堆積が凄くて、路面が読めない箇所も多かったが、それを省けば極上コース。
ビーナスラインにも通じる楽しさがある。

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クリアラップを撮るのは至難の業だけど、コースは間違いなく面白い。
紅葉真っ盛りの景色もなかなかだ。(抜群にキレイというわけではないが)
空いている時間帯にここまで来るのが大変だが、苦労してでも訪れて走る価値のあるコースである。

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 Posted by at 12:17 AM
11月 072017
 

2017 11 05 01

11月最初の週末は、長い長い梅雨明けを迎えたような気分でした。
10月の週末はまさに悪夢。2週連続の台風直撃を含んだ悪天候の連続。
秋のベストシーズンを棒に振らざるをえない状況。全国的な傾向だったので、同志の皆様も同じ思いだったに違いなく。

暗闇のトンネルを抜けた週末は三連休!ツーリングだ!ロングツーリングだ!
ってことで、向かう先は紀伊半島。前回も前々回もレポにしてないような気がするので、このエリアを紹介するのは久々です。
気合も入るとこですが、入り過ぎて写真が少なく、レポ的には淡白になる予定です(滝汗

・・・・・・・

金曜日、祝日の朝は早朝5時過ぎの出発。想定外に濡れた路面の環八、そして東名を走る。
富士川SAに着く頃にはすっかり夜も明け、スタバの開店を待ってコーヒーを補給する。

そっからはひたすら西進。伊勢湾岸道に入るまでは順調だったが、東名阪で1時間半ほど渋滞にハマる。
この区間、下道に降りても結局ペースは上がらないので大人しく渋滞にお付き合い。
解消後は、伊勢道に入って松阪ICでオフ。使い切った燃料を補給する。

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快晴の空。気分は上々。まずは国道166号で吉野方面へ。
松阪から吉野までは、ロングな快走ルート。基本的に、山里を繋ぐ旧街道なのだが、交通量が少ないため、走りに集中できる。

三重県中部から西へと伸びる国道は、どれも似たような雰囲気を持っていて、かつ走る者を飽きさせない良道揃いだと思う。
今回のR166は、数年前にも同様のアプローチで走っているのだが、今回もこうして足が向いたのは、その証拠だろう。

高見峠をトンネルで越えて、奈良県入り。
県道16号、東吉野村経由で、国道370号。国道169号で川上村。紀伊山地の中枢に突入していく。

とにかく険しい紀伊山地。走る谷筋の国道は、そのルートによって千差万別。
R169は南下する国道の中でもメインルートのひとつであり、それがゆえに交通量も多い。
川上の道の駅で休憩して南下すると、大台ヶ原山への分岐が現れる。

県道40号は、かつて大台ヶ原ドライブウェイと呼ばれた道。大台ヶ原山登山口へのアクセス道路だ。
それがゆえに、登山客のクルマや路線バスが引っ切りなしに通る道ではあるのだが、絶景のドライブルートという側面も忘れてはならない。
登山口まで往復すれば、それなりの距離、時間がかかるので多少迷ったが、前回走ってから既に10年以上。その誘惑には敵わなかった。

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荒れた路面の狭路は「ドライブウェイ」のイメージとは正反対だが、尾根に出てしまえば、その意味もわかってくる。
深く険しい紀伊の山々が幾重にも重なって展望できる絶景が、道端のそこかしこで展開する。
道幅の変化が激しいけれど、そこそこに楽しめるワインディングコース。

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ちょうど紅葉の最盛期をやや過ぎたくらい時期で、カラフルな色彩が、旅に彩りを添える。
かなり長めの寄り道となったが、やはり時間を割いてでも往復してよかったと思う。

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R169に戻った頃には、かなり日も傾いて、山間の谷筋は急激に暗くなり始めていた。
ひたすら南下を続ける。この時間になると、観光目的のクルマは少なくなり、道の勝手を知ったる地元のクルマの割合が多くなる。
ハイペースでガンガン飛ばしまくる周囲のクルマに引っ張られつつ、上北山村、下北山村と走り、再び三重県入り。

国道309号との分岐で、迷った挙句、R309で熊野方面を選択。
時間に余裕があれば、奥瀞の方に向かいたかったが、既に周囲は暗闇に包まれつつあり、景色を楽しむなら別の機会でいいだろうと判断した。
奥瀞峡を楽しめなくても、ここまでのR169のハイスピードワインディングクルージングには満足していた。本日はこの辺で終わりにしよう。

熊野市内で向かったのは、御用達の宿。「旅の宿はるさめ」は、初めての利用ではない。
全部屋独立棟、つまりすべての部屋が離れの宿であり、コテージというより極小の一軒家に泊まる感じの個性的な宿。
それでいて和室の部屋に布団を敷いてというのが、旅情満点で大好きなのだ。

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それもあるけれど、はるさめの一番良い所は何と言っても、敷地内に屋根付きの駐車場があるところ!
先着順ではあるが、雨露凌げる駐車場が目の前にあるというのが、個人的には特に素晴らしいと思うのである。

東名阪の渋滞が響いて、初日の距離は思ってた以上に延びず。
メインの2日目へと続きます。

 Posted by at 12:56 AM
10月 142017
 

2017 10 14 01

89ersとのツーリングで、輪島に宿泊した翌日。
若者たちは当初より仕事や約束の予定があったため、宿の駐車場にて解散。
特に予定のないヒマな自分は、せっかくなので能登半島を軽く走ってから帰ることに。

こっからは、いつものソロツーリングです。

・・・・・・・

それほど早くない出発だったので、国道249号には地元カーがのんびりと走っている。
こちらものんびりとそれに付き合い、外浦の景色を楽しみながら走っていく。

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千枚田の駐車スペースは、自転車競技のか何かの中継所に仕立てられていて閉鎖中だったので、ひとまず窓岩のポケットパークまで来た。
空はどんよりとしており、停車して休憩していると、ポツポツと大粒の雨が落ちてきた。
急いでルーフをクローズ。ただ、その雨もすぐに止んでしまって、以降は降られることはなかった。

内陸に入って珠洲へと向かうR249に別れを告げ、県道28号にスイッチ。
K28から半島の先端まではワインディング。豪快な地形に挑みかけるようにアクセルを踏み込む。 

2017 10 14 03

木ノ浦の展望台から、いま登ってきたワインディングロードを見下ろす。
能登半島でのこの手の景色は、輪島より西側の外浦海岸で多く、半島の先端付近はこの辺りに限定される。

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椿茶屋は朝早過ぎて、まだ開店前。
木ノ浦と言えば、「二三味珈琲」という有名な焙煎所がある地区なのだが、そのことをすっかり失念していた。
この後、二三味珈琲直営のカフェにて、リベンジを果たすことになるのだが。

木ノ浦から半島先端の狼煙(のろし)まではすぐ。
狼煙の禄剛崎駐車場は、道の駅になっていた。
売店が既に開店していたので偵察。品揃えが良く、ここで土産を調達することにした。

禄剛埼灯台は何度か来ているので、今回はパスしようかと思ったのだが、何しろ10年ぶりだ。
しかも青空が広がってきたので、行くしかあるまい、と岬へと出発。徒歩で数百m、遊歩道の坂を登っていく。

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禄剛埼灯台、の後ろ姿(笑
この角度からの写真を載せる人は、そうそうおるまい。
朝来ると、いちばん絵になる角度が逆光になるので、敢えての掲載。
それにいつも同じ構図でも、面白くないでしょう?

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淡く軽やかなブルーに染まった空と、深遠な日本海ブルーの対比。地球と宇宙を隔てる真一文字の境界が美しい。

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岬にお決まりの距離表示も、どこかフォトジェニック。

10年ぶりの禄剛崎灯台には、特に何の変化もなかったように思えるが、色鮮やかな景色を眺められたので、わざわざ歩いて来て良かった。
晴れた日に来たのは、もしかしたら初めてのことだったかもしれない。

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駐車場に戻ると、かなりクルマも増えて人の数も多くなってきていたので、そそくさと退散。
K28を、半島先端の地形に沿って周遊。途中、低速コーナーが連続する区間が現れたり、どかーーんと抜けるストレート区間があったりと、結構変化に富んだ道。
七変化のルートを楽しんでいると、いつの間にか珠洲市街。ここで再びR249に合流。

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珠洲市街で、さっき木ノ浦で立ち寄り損ねた「二三味珈琲」の直営カフェに寄った。

能登半島の先端近く、船小屋を利用した小さな焙煎所である二三味珈琲は、最初どこで聞いたのか忘れたが、なぜかずっと記憶に残っていた。
木ノ浦の焙煎所はあくまで「焙煎所」であり、基本的に店頭販売はしていないそうだ。
店頭では、金沢にある雑貨屋「コラボン」で取り扱われていて、金沢に訪れた際に、毎度ここで二三味珈琲の豆を調達している。
また、東山にあるブックカフェ「あうん堂」では、二三味珈琲の豆を使ったコーヒーが頂けるので、立ち寄ることがある。

今回、不覚にも船小屋には立ち寄り損ねたが、直営カフェにてオリジナルの「船小屋ブレンド」を購入することができた。(さすがにここでは店頭購入可能だった)
あわよくばカフェでコーヒーを、と思ったが、超満員。都会から遠く離れた地方の小さな都市で、この混雑具合はやはり只者ではない。

ちなみに二三味珈琲は、映画「さいはてにて」のモデルになった焙煎所である。それで知ったんだったかなぁ?

 

R249を内陸方面に走って、珠洲広域農道へ。

この広域農道、素晴らしくスペシャルなハイスピードコース。
能登半島の背骨部分をこれでもかと削り取って、緩やかにアップダウンを伴う高速コースに仕立て上げられて?いる。
逆方向にこの道+県道57号を使うと、能登空港から珠洲までマジであっという間なので、ある意味、能登高速自動車道の役割を担っているとも!? 

その割に交通量極少、あまりにもスピードレンジが高いので、節度のある走りができる向きにオススメすることにしよう。

珠洲広域農道、県道57号桜峠、県道26号と繋いで、能登空港ICから能越自動車道、穴水からはそのまま、のと里山海道へ。
のと里山海道は、旧能登有料。実はこの道、有料道路時代から一度も走ったことがなく、今回がまったくもって初めて。
信号がないのはいいが、淡々と進む単線の道路ということで退屈そうだったから敬遠していたのだが、今回走ってみて、無料化されていようがそれは変わらないことがわかった。
有料じゃなくなったことで、むしろ交通量が増えて、やたら眠気を誘う道。結構頻繁に追い越し車線が現れるのだけは救いだったが。。

結局、旧能登有料(←北陸人としては、この名称の方がしっくりくるなぁ)は千里浜ICまで走った。
ここで普通なら、千里浜なぎさドライブウェイだぜ! となるところを、脇目も振らず反対方向へ(笑
国道415号と羽咋広域農道を経由して、県道29号へ。

地図とにらめっこしていて、たまたま見つけた良さげな道。砂浜を走るより、やっぱりワインディングロード!
羽咋から高岡に抜ける超マイナーな峠道といった風情で期待したが、果たして期待通り。とっても楽しいワインディングだった。

2017 10 14 10

継ぎ目の多さとざらついた路面に、思わずパンクしたのか!?と思って確認するほどの荒れた感触だったが、それも最初だけ。
基本は里山の集落を繋いでいるような道なのだが、そこそこ気合いの入るコーナーが連続し、それが延々と続くからつい熱中してしまう。

たまに軽トラに追い付いてしまうこともあるけれど、そこは上手くやり過ごしてアクセルオン。
いやいや、こんなところにこんな道があったとは。能登半島の付け根部分は案外空白地帯だから、これはちょっと興味がそそられるなぁ。

そうやっているうちに、いつの間にか高岡へ。
高岡からは、県道57号で小杉。小杉ICから北陸道に一旦乗る。
呉羽PAで休憩後、朝日ICまで走って国道8号。ペースの上がらない富山平野部をショートカットしたわけだ。

R8で親不知。フリーで走れれば、ジェットコースター感満載の素晴らしい道なのだが、あいにくこの時間ではそうはいかない。
隊列組みながら走って、親不知の道の駅へ。
連休中とあって超満員だったが、道の駅の裏手の駐車スペースでは、海の風景を静かに堪能することができた。

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いつの間にかまた雲が広がって、暗くなった日本海。陽もずいぶんと傾いてきた。

R8で糸魚川を過ぎて走っていると、猛烈に眠たくなったきた。
いくら景色が良くても、延々と隊列に付き合わされることで、どうしても眠気が助長されてしまう。
無理に抗せずに、能生の道の駅で小休止。少し目を閉じているだけで、その後がずいぶんと違う。

上越で給油後、国道253号。
ほくほく線に沿って走るほくほく街道は、上越〜六日町を比較的短時間で抜けることができる有用な道。(60〜70kmくらい)
既に陽は落ちて、急激に周囲は暗くなっていったが、オープン状態のまま豪雪地帯の山道を疾走。
前走車がいなくなったところで、ワインディングを思いっ切り楽しむ時間もあったが、帰宅を急ぐクルマたちに阻まれて距離を稼ぐ時間が多かったのは仕方がない。

六日町ICから関越道へ。
連休中日だったし、この時間からなら、いつもの渋滞区間はさほど問題にはならないだろうという予測は大いに外れた。
本庄児玉ICの先で渋滞30km、その手前、渋川伊香保IC付近では事故渋滞と来ている。

ただ時間的には、しばらく待てば解消に向かうはずなので、塩沢石打SAで夕飯を食べたりしながら、1時間ほど時間を潰した。
満を持して出発。渋滞はまだ残っているようだったが、それほど酷いことにはならないだろう。
それより、開け放ったままのルーフから注ぐ秋の風が、たまらなく心地良い。

この時期、夜のオープンドライブは本当に最高だ。
程よく響くエキゾーストノートと、ビートの効いたエンジンサウンド、まったりとしながらもダイレクト感あふれる駆動系の感触が全てが高次元にバランスされて、官能的とも言えるドライブフィールに酔い痴れる。
それは決してワインディングだけでのことではなく、こうして高速を流しているだけでも感じられるところが、R style S2000 の真骨頂といえるかもしれない。

渋川伊香保IC手前の、関東平野に降り立つ下り坂で渋滞開始。駒寄PAを過ぎる辺りまで続いたが、それほど大変なものではなかった。
また、本庄児玉IC以降の渋滞も、通過する頃にはかなり短縮されていて、ほとんど気にならない程度の距離で済んだのは幸いだった。

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そんな感じで、10年ぶりの能登半島ツーリングは終了。
1日目はマスツーリング(って言っても3台だけだけど)、2日目はソロツーリングという、いつもとは違った形態だったが、秋のツーリングの面白さをギュッと凝縮した内容に大満足。

ツーリングベストシーズンである今現在、時間が許す限り走りに出かけたい。
天気予報とにらめっこする毎日が、しばらく続きそうである。 

 Posted by at 5:55 PM