2月 272012
 

現場には大工さんの他にもいろんな職人さんが出入りしますが、その中でも電気屋さんがなかなかいい味出してます。

現場にいると、根掘り葉掘り確認を求められます。(その方が間違いがなくていいんですけど)
どうも施主というより設計者だと思っているらしく、自分を「先生」と呼びます(笑
それくらい注文が細か過ぎるんでしょうか(^ ^;

昨日はダウンライトの位置を事細かに訊かれました。
照明配置も個性的なので、心配性な電気屋さんは不安がいっぱい(笑
ここぞとばかりに自分を捕まえて、ひとつひとつ確認していきます。

その後、天井にダウンライトの穴が次々と開けられていきましたとさ。

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2月 262012
 

今週末も現場に訪れ、細部のチェック&指示です。
ずっと二人体制だった大工さんが、諸事情で今週は一人だったため、劇的に変わってはいませんでした。

昨日の現場打合せ内容は、主に造作家具の詳細について。
家具工事はコストがかさんだので、設計段階で必要最低限に抑えています。それでも、スペースの狭い部分にぴったりと納めなければならない箇所に関しては、やはり造作家具が適しているので残しています。

造作の家具は何となく造ってもらうのではなく、ある程度用途を設定した上で設計して造ってもらうことが大切ですね。最初から自分が思い描いているイメージで使いやすいように造ってもらわなければ、せっかくオーダーメイドしてる意味がありません。
逆に用途を限定できなかったり、市販品で代用可能なものに関しては、造作してもらう必要がないとも言えます。そういった意味で、car pitやウォークインクローゼットの中の家具は、造作ではなく市販の家具を用意することにしています。

造作が集中する小部屋廻りは本やOA機器が設置されるので、重量や配線、作業効率なんかも含めて考慮しながら、どういった造り方が最適かを検討中。
イメージを絵や口頭で伝え、具体的な材料や製作方法を工務店が考える、というようなやりとりで進めています。

 Posted by at 11:24 AM
2月 192012
 

今週は大工さんが別の現場に応援に行っていたので、あまり進んでないのかと思ってましたが、既に床材が張り終わってました。
先週来た時には、材料が搬入だけされていて、張り方を打ち合わせてたんですが、やり始めるとあっという間なんですね。仕上材なので、当然全面養生してあります。壁際にちょっとだけ露出しているところを狙って撮影。全面が仕上がった状態は、竣工近くまでのお楽しみです。

床材は、無垢板のフローリングです。
富山の家の改修を手掛けた時もそうでしたが、板張りの床にする場合は、必ず無垢材としています。

無垢材とは、樹木を製材し乾燥させた床材のことで、純粋な自然素材です。洋間が主流になった日本の家では、どの家でも木の板の間はごく普通に見られますけど、無垢板を使っている家はあまりないと思います。合板に薄くスライスした製材を張ったもの、いわゆる合板フローリングであることがほとんどです。

無垢材は自然素材であるため材にばらつきがあり、節があったり色がまちまちだったりして均一性がありません。また、木は温度や湿度によって伸び縮みするので、季節によってフローリングに隙間が生じたりします。
そういったことがネガティブに捉えられ、クレームの原因になるからか、特に施工する側はあまり採用したがらない傾向があります。
住み手側もつくる側に「フローリングですよ」と言われて、合板フローリングを盲目的に「木の床」と思い込んでいる(確かに木製の床ではあるけれど)ケースが多いんではないかと。

でも、そういった一見ネガティブな特徴も、逆に無垢材の個性であり、「特長」であると考えています。

自然素材なのだから、均一性がなくて当たり前、季節によって生き物のように収縮するのも当然のこと。
それよりも、無垢材にしかない肌触り、温もり、質感などといった価値の方がはるかに大きい。
もちろん高価だけれど、常に肌に触れる部分でもあり、年月が経つと却って味が出てくることを考えれば、コストをつぎ込むだけの価値があると思っています。

ちなみに無垢材の樹種はブラックウォルナット。米国産のクルミの木です。
濃い目の色合いで、硬めの感触。硬質なだけに施工は大変で、大工さん泣かせです(笑
無垢の特性を享受したいので、当然ながら無塗装品。これを富山の家同様、蜜蝋ワックスで仕上げようと考えています。

 Posted by at 1:21 AM
2月 182012
 

外壁にラス網が張られました。

通気胴縁に取付ける形で、網目状の金物が付いたシートが外壁全体をくるむように張られています。
これは外壁仕上材の下地となるモルタルを塗り付けるために必要なもの。モルタル下地は、目地の無いシームレスな左官外壁を実現させるために取った工法です。

最近ではコストや工程の面から採用されることが少ない左官仕上ですが、その質感による表情は、他に代え難いものがあります。
目地が入ることを許せば下地を他の乾式のものに変えることも可能でしたが、イメージにそぐわないので、多少コストをかけてでも拘った部分。古びても味のある質感・デザインを念頭に置いて考えています。

改めて思いますが、自分は左官の質感が好きなんですよね。
以前紹介したことのある、富山にある家の改修では、壁面は内部も含めて漆喰塗りで拘り切りました。
あの家とはコンセプトも目指す方向性も異なりますが、そんな中でも共通する点があります。それが伝統的なものやその質感に関わる部分。

自分が良いとか大切にしたいと思っている部分は、過剰と思われたとしても、できるだけ自分の家をつくる上でも採用するようにしています。家だって、そこに住まう人間のアイデンティティを表現する媒体ですからね。

 Posted by at 7:06 PM
2月 182012
 

今日現場を訪れると、予定通りユニットバスの是正工事が完了していました。

以前記述した通り、壁面のパネルカラーが間違っていたので、メーカーにしっかりと是正をするよう工務店を通して指示していました。
是正確認では、パネルが指示したカラーになっているのはもちろん、パネルの取付精度、接合部分のシールの施工、周辺部材にキズがないかをチェック。シールの施工には多少荒さはありましたが、性能的には問題ないと判断して、了解としました。

今回採用したメーカーは、いわゆる大手メーカーではありません。
ただ、その大手にOEM供給をしている日本のメーカーで、品質には自信を持っているようで、確かにその点に関しては問題無いだけに、こういったイージーミスがあるのは惜しい。
どっちかっていうと頑張っているマイナーメーカーを応援したいタチで、敢えて選んでいる面もあるからこそ厳しく対応させてもらいました。キラリと光るものがあるからこそ採用したわけなので、応援と激励の意味も含めてね。

別の機会にブランド名は公表しようと思いますが、いまひとつ響くものがない大手メーカー製品とは一線を画した、突出したデザインのユニットバスをラインナップするメーカーです。

 Posted by at 6:38 PM