5月 132013
 

2013 05 13 01

久しぶりにエンジンルーム内に手を加えてみる()
ASMにて、オリジナルのインテークホースをオーダー、取付けしてもらってきました。

無限鼻(エアクリBOX)とスロットルボディの間を繋ぐパイプ。
製品自体はシリコンホースのトップメーカーである英SAMCO sport製で、品質は折り紙付きです。
機能としては、エアクリを通して吸った空気をインマニに送る通り道、ってだけなので、エンジンが動きを吸収する弾力性を得られる以外には、劇的には違いがないというのが実際のところです。

ですが、この製品にはもうひとつ、大きなポイントがありまして。。

ちょうど無限鼻との接続部分のすぐ近くに見えてるコネクタ。吸気温センサーです。
エンジンに吸気される空気の温度を検知し、温度によってエンジンの出力をコントロールする役目のあるセンサーですが、これ、純正状態ではインマニに刺さっていて、エンジンの輻射熱をモロに受ける位置にいます。
ということは、本来検知すべき入ってきた空気の温度というより、エンジンの熱を付加した温度をわざわざ拾っているのではないかという。。
最終型のAP2では、このセンサーがインテークホース側に移設されたことから、構造上問題があったというのは明らかです。

このセンサー位置を、AP2同様の本来の位置に移設できる仕様となっているのが、このSAMCOインテークホースへのコンバートの最大のメリット。
この日曜日のような夏日に効果大。外気温が上がると、どうしてもエンジンにダルな印象が出てきてしまいますが、涼しい時期同等のレスポンスとパワー感が維持されるのが体感できました。

性能が上がるわけではなく、どちらかというと「本来の姿に戻る」という、渋い効果のパーツですね。

 Posted by at 6:43 AM