7月 142014
 

2014 07 14 01

拍子抜け台風が連れてきた高気圧によって、猛暑となったはずの先週土曜日。
「なったはず」というのは体感してないからで、絶対晴れて暑くなる!って確信から、涼しい場所にツーリングだっ!と意気込んで出掛けていたからでした。

涼しいところ、つまりは標高の高いところってことで、行き先は志賀高原。
国道最高所の渋峠を擁する志賀草津道路を久しぶりに走ってきました。

今回も相棒は、最近仲間入りした3号車。
草津方面は、エスでは超定番のショートツーリングコースなので、ルートは迷いなく。高崎から国道406号を使って草津方面へ。
このR406は、沿道のほのぼのした雰囲気が好きで、最後にちょっとした峠もあることからお気に入りのコース。
いつもはエスで走る道も、 オートバイならまた違った感覚があるんじゃないかとウキウキしながら走り(結果、準備運動にはピッタリだった)、9時半頃に志賀草津道路へ。

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ビビットな夏の緑といつになく深い青空が、透き通った空気を通して視界に飛び込んでくる。
フロントガラス越しではなくバイザー越しという違いはあるけれど、国内有数の山岳ワインディングからの風景は、これまでに体感した中でも指折りの素晴らしさでした。
梅雨真っ只中で、これだけの快晴に巡り会えることは稀だと思いますが、その貴重な日に運良く遭遇できると、1年を通して一番コントラストの濃い弾けるような色彩の景色に出会えるようです。

火山活動が活発とかで、湯釜周辺の駐車場はすべて閉鎖中ってのは知らなかったけれど、元よりそんな所に停車する予定などなく、渋峠もあっさり通過。
長野県側で何度か往復して、勾配付きのタイトなワインディングでライディングを楽しむ。
イヤ、前言撤回、楽しむってレベルじゃないですね。どこでどんな操作をするとちゃんと曲がれるのか、まだまだ手探り状態なので。

乗り始めて痛感しましたが、バイクって思ってた以上に「曲がらない」乗り物でした。
クルマだと無頓着にハンドル回しても、一定のところまでは簡単に曲がってくれますが、バイクはちゃんとアクションを起こさないとダメなんですね。
結構考えて乗らないと、上手く走らせるどころか、場合によっちゃ危険ですらあります。

でも、この過程が面白い。
上手く走らせる方法を考えて、試してみつつ徐々に上達するこの感覚。
何も拘らないで普通に生活してたら、こんな感覚、得られないよなぁ。

昼近くなり、交通量が増えてきた志賀草津道路を後にして、北軽井沢方面へ。

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北軽から県道54号で倉渕方面へ。
この道、タイトコーナーが連続する交通量のない抜け道で、路面もそこそこ良いことから地味にお気に入りのコース。
本日の仕上げとばかりに、各種操作を試して確認。タイトコーナーは特に難しい。上半身の力を抜いて、下半身でバイクを操る・・・まだまだ、練習あるのみ。 

R406に出たら、そこからは往路と同様。合計450km程度のツーリングでした。

いつもの道でも、新鮮この上ないツーリングに。
走りは全然まだまだだけど、発展させるその過程が本当に楽しい。
初心者らしく、謙虚に安全に走れるよう精進したいものです。

 Posted by at 11:13 PM