11月 292011
 

それまではかなり範囲を絞って探していたのですが、かなり煮詰まってきたので、少し範囲を広げてみることに。
そんな中で、意外と玉数が多く、しかもある程度まとまった敷地面積の物件が多いエリアを見つけました。ただ、面積が大きいだけに値段も張りますが。。
予算の再設定と「値切る」ことを前提に、いくつかピックアップ。その中に、結果的にR style Houseの敷地となる土地が含まれていました。

しかし、すんなりと決まったわけではなく。
当初予算をオーバーする根付けに対して価格交渉を提案したんですが、その過程で、地主側の都合でキャンセルになってしまったのです。

この時の喪失感は、最初の借地権の土地がダメになった時ほどではなかったんですが、その後、他の土地を調査する度に「あぁ、あの土地は本当に良かったなぁ」と感じ、徐々に未練が大きくなる物件だったんですよね。
新しい物件は、どうしても過去の物件と比較してしまいますが、以後見るもののほとんどがその土地の条件を超えられない。
どこがそんなに響いたかというと、

  1. 整形地である →キレイな長方形で、シンプルな計画が可能(コストが抑えられる)
  2. 面積が比較的広い →広いって言っても、比較的、という程度ではありますが
  3. 間口が広い →敷地の長辺方向が道路に接しているという、ちょっと珍しい形態
  4. 前面道路が広い →公道(区道)で幅員が5mもある(練馬区内ではこれだけで結構好条件)
  5. しかも通過交通がほとんどない →袋小路でもないのに、ほぼ住民専用な道路
  6. 幹線道路に近く、高速のICにも非常に近い →既述の条件、それを感じさせない環境もgood
  7. 周辺に適度に緑や畑があり、長閑である →自然の存在を感じることができる環境
  8. 元々が分譲地のため、家並みが整っている →雑多な感じのしない落ち着いた環境

通常なら日当たりとか南向きであるとか考えるところかもしれません。
でも、そういう部分は自分にとって優先順位は高くなく、あくまで自分のライフスタイルに基づいた理想の住環境を実現する上での敷地の条件を重要視してました。
少々値は張るものの、自分にとって重要だと考える敷地特性をかなり高レベルで満たす物件が、一方的にキャンセルになってしまったわけで。。

フラれた女に未練を残すが如く、後ろ髪引かれながらの土地探しは、当然ながらあまり気が入らず。
情報はほとんど見尽したし、しばらく土地探しは休もうかなっていう感じで、ほぼ諦めモードになりかけていました。

(次で最後)

 Posted by at 2:20 AM

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