R style House の照明はごくごくシンプルな器具を採用しています。
どうしても目の行きやすい高い位置にあるものなので、あまり目立ち過ぎてほしくない。明かりそのものが欲しいわけで、それを発する器具はできるだけ空間に埋没していてほしいわけで。
そんなこんなから、ダウンライトか、あるいはほぼ電球丸出し!な器具を敢えて使ってます。
上の写真は最高天井高4mを超えるメインの生活スペースで、壁面に設置された照明器具が写ってますが、物凄く素っ気ないでしょう?(^ ^;
陶器レセップを彷彿とさせる金属製の電球ソケット(MAXRAY製/定価1800円!)に通常のボール球。この壁面灯たった4灯で大空間を照らしています。 このシンプルさがたまらなくイイのです(^ ^)
さて、このソケットに刺さっているボール球、何の変哲もない電球で、実際そうなんですが、本当に「電球」なんです。
つまりは、通常使われる「電球型蛍光灯」とか、昨今メジャー化してきた「電球型LED」とかではなく、エジソンが発明したフィラメントが発光するいわゆる本当の「電球」ってこと。その前時代的な電球を、敢えて使っているのです。
省エネの観点から、淘汰されつつある「電球」。
いくら蛍光灯やLEDで形も光の色も類似するものが作られたとしても、そもそも発光の仕方が異なるので、これらと電球とでは光の質が違います。
ぼわ〜っと暖かく「灯る」感じで光を発するのは、「電球」ならではの味。
演色性やリラックス効果があることも有名で、例えば雰囲気のいいレストランや品の良いディスプレイには、ずっと電球の類が使用されてきました。
その光の質の差が歴然と感じられるので、自宅のデザインの折にも、長時間を過ごす空間だけは電球を使用することにしてました。
その「電球」、省エネの観点から徐々に生産が細り、遂には国の方針で大手メーカーの国内生産が昨年で終了しちゃったんですね。
蛍光灯やLEDで代替できるというのが理由らしいですが、先も書いた通り、光の質が全然違うので、国策で電球生産をヤメさせるというのには納得がいきません。
新築当時はまだ在庫があって普通に購入できましたが、最近はもう店頭に並んでません。正確に言うと、普通の形の電球は売ってますが、この家で使っているような「ボール球」が見つからなくなってしまいました。
あ、確かに電球の色って落ち着きますよね。
ちゃんと効果が立証されてるんですね(⌒▽⌒)
ちなみに寿命はどうなんでしょう?
ボール球は特注してもらうしかないんですかね(^◇^;)50個くらいストックしとくとか、、、(笑)
あ、天井のシーリングファンってやはり効果あるのですか?
マイホーム、ほんとにいいですね。
さすが鋭いですね。第2話以降の展開を予言していらっしゃる(笑
「電球」は、寿命は短いわ電気代は食うわでいいとこなしのように見えますが、単価が安いのでライフサイクルコストの視点から見れば、他の「電球型○○」とそんなに変わるものでもないし、何と言っても独特の光の密度ってゆうか質感がとっては替えれないと思うわけです。
天井のシーリングファン、この家みたいな大空間では非常に効果的だと思いますよ。
この時期どうしても暖めた空気は天井付近に溜まってしまうので、それを下降気流で循環させてやる。空調の効率がグンと上がります。
こんなに天井の高い空間ですが、シーリングファンと無垢材の床で、エアコン空調のみの床暖要らずです。
予言(笑)
ボール球による夜のライティングも見てみたいです。
電球の色はホワイトバランスが難しそうですね(⌒-⌒; )
シーリングファンは効果あるんですね!見た目もかっこいいし素敵ですね。
あ、そう言えばRstyle houseはオール電化ですか?
なんか1059さんの家の話を聞くたびにものすごくワクワクします。
夜のライティングは、なかなか写真では本当の陰影が感じにくいですが、結構落ち着く感じで気に入ってます。
個人的意見ですが、明かりは少し暗いかなと感じる程度がちょうどいいんですよね。今の日本の家は明る過ぎる(笑
陰影に美を見出してきた文化を、今の生活空間にも落とし込みたいと思っていました。
シーリングファンは空間のアクセントとしても上々でしょう?(^ ^)
ちなみにオール電化ではありません。キッチンや給湯はガスです。
計画してた折に震災があったってこともあるけど、なんとなく料理は火でやるもんだ、って感覚があって・・・ただそれだけ(笑
その方が安いとか安全とか、そういう深い意味は特に無いです(^ ^;;