5月 302014
 

2014 05 30 01

遅々として進まない隠岐ツーリングレポート、こっからが本番です。

西郷岬を出発し、県道44号へ。
島後には国道485号が通っているが、これは島の中心部を縦断する道路。ほぼ正円の島を周回する場合は、その多くを県道に頼ることになる。
島を走ってきた経験上、どんな心細い道かと思ったら、これが拍子抜けするほど立派な2車線道路。ヘタすりゃ本土の地方県道よりよっぽど整備が進んでいる。
裏を返せば、離島テイストがあまり感じられない、普通の田舎道を走っているようにも感じられるが・・・

いったん山の中に入った後に、再び海沿いの道になる。
屋那の松原なるスポットがあったのでそちらに入り込むと、船小屋が目に飛び込んできた。

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船のガレージである船小屋。
舟屋といえば、伊根の舟屋を思い出すが、あっちは住居の最下部が船のガレージになっていた。いわばガレージハウス。
隠岐の屋那のそれは、住居併設ではなく、純粋なガレージ。 それがいくつも連続して建っているので、月極の屋内駐車場みたいなカンジだ。

たぶん今も現役だろうけど、程良く朽ちた風情がとてもいい。

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杉皮葺きの屋根に石が乗った船のアパートを味わった後、再び県道に戻って島を時計回りに周回する。
海沿いの周回路の実はほとんどが山道。断崖で囲まれる島後の道は思いのほか険しかったが、相変わらず道幅は十分。
島を覆う緑の中に、ハイトーンなS2000の排気音が響き渡っていく。

 Posted by at 11:50 PM

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