6月 052014
 

2014 06 05 01

屋那から県道44号を北上。島後の島の、西側海岸線沿いを辿る道だが、そのほとんどが内陸を通っているらしく、普通に山道を走っている感じ。
交通量は極小のため、快適ドライブが続く。

時折、海に面した集落に下りる。那久岬は集落から小高い丘に登った先にあった絶景の岬。

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はるか向こうに島前を望む岬には、先端まで延びた道路の先の駐車場以外には、小振りの灯台跡が遺るのみだった。
島後の海岸はどこも険しく、豪快な断崖に覆われていることを実感せずにはいられない。

那久岬の後も山中。が、トンネルが続いてペースはアップ。
五箇という集落に入ってくると、急に平地が目立ってきた。

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これぞ隠岐の田園風景!?
赤い石州瓦の家並みと山。そして田畑で草を食む牛たち。

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隠岐牛、牛突き(闘牛)と、牛なしでは語れない隠岐文化。
年間イベントスケジュールによると、翌日に牛突きが催されることとなっていた。明日の朝には出港しなければならないのが残念。

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牛のみならず、ヤギまでも。
興味津々でこちらを見つめてくる。近付くと駆け寄ってくるので、しばし戯れてみたのであった。

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牛とヤギの風景に癒やされたら、県道を逸れて山中へ。
展望台へ導く案内板に従って、ずんずんと入り込んでいく。

・・・・・・・

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ローソク島展望台

こんな所に展望台?というような鬱蒼とした山中で道は終わってしまう。
しっかりとした駐車スペースとトイレ(隠岐の観光スポットには必ずこのセットがあって、ドライブ客に優しい)があるので、この先、それなりの絶景スポットがあることは想像できたが・・

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展望台のはるか眼下に、垂直にそそり立つ巨岩。通称「ローソク島」。
ローソク岩的な名称の岩は、全国いろんな場所で見かけるが、秘境っぽさでは随一ではなかろうか。
容易に近づけない断崖絶壁の底にあって、濃紺の海を背景に眺めることができるシチュエーションもなかなかだ。

ローソクってこともあって、夕陽を岩の先端に重ね合わせた状態を眺めに行くツアーもあるらしい。
ただそれは、角度的に海面レベルからしか見ることができない風景であって、観光船に乗らなければ見られない。
そんなお決まりの情景を確認せずとも、色濃いコントラストの中で鑑賞するだけでも十分心に残る風景だ。

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絶景はローソク島だけではない。
荒波に侵食された断崖の絶景に事欠かないのが隠岐。 

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 Posted by at 11:51 PM

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