8月 172015
 

2015 08 17 01

GTのエンジンがV6になって変わったこととして、これを書くのを忘れていました。

V6 GTは左ハンドルです。
アルファGTの正規輸入モデルは、2リッターJTSと3.2リッターV6の2種類で、前者が右ハンドル+セレスピード、後者が左ハンドル+6MTの組み合わせしかありませんでした。
だから、別に左ハンドルが良かったわけではなく、V6を選んだら勝手に左になってしまっただけなのです。

「LHD」が左ハンドルを表すなどということを今回初めて知ったくらい、左ハンドルに憧れというものを持ち合わせてはいなかった私。
まさか自分が左ハンドル車に乗ることなど想定すらしてなかったので、ガレージをつくる時も、迷うことなく右ハンドル✕2台を前提にして考えていたくらい。
それがここに来て、V6に入れ替える=左ハンドルじゃん!てことに気付くことになり、想定外の事象があれこれ襲ってくることになりました。

免許取得以来、てゆーか生まれて初めて、左ハンドルにポンと乗って公道に繰り出すと、さてどうなるでしょう? 

1. 無意識にセンターラインに寄っていく
まず、車線の真ん中を走れない。クルマの位置を常に意識してないと、どんどん右側に寄っていきます。
いっちばん最初に乗った試乗の時、初めて公道に出た初心者の時の緊張感を追体験しました。
いかに自分の感覚が、右ハンドル車に最適化されているかがわかります。

2. 右折がとても難しい
右折車線で対向車を確認する際、対向にも右折車がいると・・・・
狭い道で右折したり、コーナーで右曲がるのも、すっごく違和感があって難しいです。
高速の合流も確認がしづらいですが、これは右ハンドルで走行車線に戻る際も同じことなので、個人的には気になりませんでした。

3. 駐車券が取れない
ETCは最初から付いてたので、それほどこの状況に頻度があるわけではないですが。
駐車券が要る所に入る場合は、一度降りないといけない。後ろにクルマがいたら、やや気不味い。
左側にも発券機がある駐車場であれば問題ないんだけど。(都心のちょっと高級な所に限られる)

その他にもシフトチェンジしようとして左手をドアにぶつけたり、シートベルトをしようとして右手を空振りさせたりと、端から見て一人芝居芸な動作も一通り経験し、今はそれなりに慣れてきました。(不思議なことに、左に慣れたからといって右ハンドルのエスが運転しづらくなったってことはない)

でもやっぱり左ハンドルのメリットって、国内で乗る分にはほとんどないような気もするけど、クルマ趣味道楽人生の中で、一度は経験しておくのも悪くはないかな、なんて思ったりしてます。
突然、今からフェラーリを運転せよ!というチャンスが巡ってこないとは限らないわけですから(爆

 Posted by at 11:16 PM

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