3月 272016
 

クルマ生活とは関係のないような海外旅行記ですが、同じ「旅」という枠で楽しんでいますので、この版にて今少し報告したいと思います。

国内ツーリングでは、食についての体験記がほとんど抜け落ちているのは御存知の通り。(なぜならマトモに食ってないからだ(爆)
海外では車の運転がない分、食に充てる興味も豊富なわけで、それなりに楽しめてしまうわけです。

台北といえば、まず夜市。暗くなると開店する屋台街のようなもので、市内各所に存在するらしい。
故宮博物館の帰り、士林駅の近くの夜市を訪れ、少し早めの夕食にありつくことにしました。

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夜市のエリアに入っても、衣料品中心の路面店ばかり。屋台はいずこ?と思ってると、美食地下街なる表示が。
表示に従って暗い路地裏を突き進み、エスカレーターを降りていくと・・・

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士林夜市は、ナイトマーケットというイメージに反する、全天候型の屋台街でした。
これを俗に地下食品街、またの名をフードコートともいう(笑

とはいえ、それぞれの店でテーブルと椅子が個別に用意されていて、店ごとの仕切りははっきりしています。
クアラルンプールのマーケットもこんな感じだったなぁ。

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まずはビールで乾杯であろう。マレーシアと違って、お酒が安くていい。
ビールはどこ行ってもTAIWAN BEERオンリー。店によって差はあるけど、大瓶で90元くらい(約400円) 。マレーシアで飲むTiger Beerは、これの4〜5倍はしました(汗
味はまぁ、優しい味ってとこか。

しかし、こういう夜市でビール飲んでるのは、大抵日本人なような気がする(笑

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肉あり魚ありで、大変豊富なメニューに目移りしながらも頼んでみました。
台湾には「牛肉麺」というローカルフードがあるけれど、その上に乗ってる牛肉だけ、みたいな一品↑

お店を変えて、異なったメニューをオーダー。
この地下食品街的な夜市では、オーダーシートに自分で記入して頼むシステムらしく、観光客にとっては非常に頼みやすくて実によろしいです。
その代わり、店ごとにあんまり特徴がないっていうのはあるけれど。

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外に出てみると、屋台が増えてました。
これぞディープ台湾の食卓。しかし、どう頼んでいいかわからん。

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定番のこういうのも食べましたけど、せっかくなので、やっぱ地元民の食堂みたいなトコで、飾らない味を試してみたい。
で、翌日の夜は、見るからにディープな食堂(やや居酒屋っぽい店)に、思い切って入ってみることに。

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緊張のためか(笑)、外観を写してなかったんで、内観の写真だけ。
お店のオバちゃんは外国語がまったくダメな上に、毛筆体の文字のみで構成されるメニューが達筆過ぎて、何が何だかまったく判別できない。
システムとしてはどうも、先に麺類を選んで、その後付け合せを選んで、あとは店先にある屋台から好きなの選んで取ってこい、概してそういうことらしい。

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わけもわからず選んだ割に、出てきたのはバンバンジーだった。ネギ塩まみれ。これ、めっちゃ美味しい!

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主菜の麺。
汁なしのうどんの上に、何らかの具材(笑)が乗ってて、見た目が「ミートソースきしめん」みたいだったが、味の方は当然まったく異なる。
かき混ぜて食せば、果てしなく美味。

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オバちゃんがピータンピータンっていうから、日本の中華料理屋みたいにピータンがそのまま出てくるのかと思ったら、炒めものだった。こういう食べ方は初めてかも。

これが衝撃的に美味かった。
今回の台北散歩ベストの逸品。ナンバーワン。絶対。

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頼んだものが一気に押し寄せた結果、こんなに賑やかな食卓になってしまいました(笑

胃袋の限界、とギブアップしそうになるが、不思議と箸が進んでしまう、見た目以上に優しい味。
オバちゃんと一緒に、ハオチーハオチーの連呼でごちそうさま。

日本人観光客の多い台北で、最初から最後まで日本人をまったく見かけない店でした。
老若男女、大人数から一人飯まで、いろんな台北市民が訪れる。
ちょっとだけ台湾に溶け込めた気がしました。

 Posted by at 10:30 PM

  2 Responses to “好吃台北”

  1. 休止中は台湾でしたか・・・・・

    アジアは何処に行っても、ローカルの屋台巡りが抜群に楽しいですね。
    博多・中州のような観光地化されている屋台と違い、庶民の生活の一コマに
    溶け込むのが、フリーで行くアジア旅行の醍醐味かと思います。

    • 旅の醍醐味は、まさにそこにあると思います。
      その場所の空気に触れて、そこにしかない風景と生業を感じて体感することの楽しさって、国内でも海外でも変わらないですね。

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