3月 232017
 

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維持管理メンテナンスが徐々に増加しているS2000。
乗ってる年数も走行距離も、通常の平均以上になりつつあるわけだから仕方ありません。
定期メンテナンスとはやや異なる、補修メンテナンス。見方によっては、ほとんどレストアの様相です。

今回のメンテナンスも、そのレストア的メンテの一種と言えるかと。
先日、ブレーキパッドを交換しましたが、交換時に点検したキャリパーの状態が良いとは言えず、またフィーリングが改善されなかったこともあり、思い切ってキャリパーの交換に踏み切ることにしました。

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純正新品キャリパーへの、アッセンブリー交換です。
ブレーキキャリパーのメンテナンスは、オーバーホールが一般的かもしれませんが、距離と年数を鑑みて、新品Assy交換を選択。
コストはかかりますが、部品があるうちに信頼できる純正新品でリフレッシュするのは悪い選択ではありません。

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新品フロントキャリパーAssy。新品って、こんな色してるんですね(防錆塗装?)。新車状態を知らないので、新鮮です。
フロント・リア両方の、計4ヶ所の交換。パッドは先日交換したばかりなので、そのまま使用。追加フルードは、現在使用中のAP RACING R3を補充します。

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こちらは取り外したフロントキャリパー一式。

色が黒ずんでいるのは半ば当然ですが、心配だったのはピストンの動き。
ピストンは、パッド交換時に戻す作業が必要になりますが、それが非常に硬く(特にリア)、最近は徐々に難儀するようになってきていました。
ピストンの動きが渋いということは、リニアにブレーキが作動していないということに繋がるので、これを改善すべく、今回の交換に踏み切った次第。
ちなみに、ローターを挟むキャリバーがスライドする際に滑るスライドピンは、この距離でもグリース切れは起こしていませんでした。

(つづく)

 Posted by at 12:59 AM

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