4月 062024
 

何だか、あまりネタが無いように感じられる昨今ですが、来たるべきツーリングシーズンに向けて、地味な羽繕いに勤しむのが定石なので仕方ありません。
オフシーズン終盤のメンテナンス。タイヤの偏摩耗対策として、アライメントの調整を行いました。

ちょうど1年前にダンパーのO/Hを行い、タイヤも新品に交換しているのですが、
その後、特にフロントタイヤの偏摩耗が酷く、あっという間に使い物にならなくなってしまいました。

1年ぶりにアライメント測定してみると、フロントのトーが思いっきりアウトに振れていたことが判明。
直進性はそれほど悪くは感じなかったのですが、これでは内減りが激しくて当然。正常値に戻してもらいました。

それにしても、どこでこんなにズレてしまったのか。
駐車の際にリアを車止めに当てないよう気を使っているくらいなので、フロントを何か当てたという意識はありません。
トーがズレた原因は不明のままですが、タイヤの偏摩耗の原因は判明したので、ひとまずヨシとします。

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すっかり地味メンテナンス中心となっているR style S2000。
話題性がまったく無いのは、今の仕様に満足しているということで、決して興味を失っているわけではありません。
それどころか、乗るたびに「いいなぁ」と惚れ惚れしてしまうクルマに仕上がっています。

そんな中、超久しぶりに新規パーツを取り付け。
と言っても、もう何年も前に取り寄せておきながら放置していた純正パーツ。結局、超地味です。

オプションとして設定されていたリアのストレーキ。
サイドスカートに取り付けるストレーキ(見た目にあまり格好良くないので、自分的には無し)ではなく、フロア下に取り付けるストレーキの方です。
オプション品なのに普通に純正部品として取れるのは、タイプSに標準装着されたからだと思われ・・・

ただの樹脂製の一体成型部品で、効果があるのかは正直不明。
フロントのストレーキは、モデューロのフロントリップに勝手に付いてくるので、フロントだけはR style S2000には最初から装着されていました。
つまり、付いていない状態を知らないので、こちらも効果の程は不明。

今でこそ、空力特性を重視したクルマづくり全盛の時代ですが、S2000開発当時は、せいぜい空力に注目が集まり始めたくらいの時期。
そんな時代に、今でこそ半ば常識的とも言えるホイールハウスへの走行風の巻き込みを整流する、という目的で設定された付加パーツ。
たぶん効果を体感することは不可能かと思いますが、、当時の技術的視点を味わうという意味で、敢えて装着するというのも味わい深い・・・かも。

ちなみに、今まで取り付けなかった理由は、単純に装着が面倒だったから(汗
取り付け用の穴は最初から空いている(ご丁寧にキャップまでしてある)のですが、後付のフロア補強バーが入っているので、一度取り外さないと取り付けできない。。
安価なパーツで、効果がなくてもデメリットもほぼ無いような部品なので、興味がある方は試してみてはどうでしょうか。(今でも在庫があるかは知りませんが・・)

 Posted by at 5:50 PM