2月 062013
 

R style House が竣工してまだ1年経っていませんが、先日この4灯のボール球のうちのひとつが、早くも切れてしまいました。。

このいつ切れるか千差万別なところ、フィラメント電球のウィークポイントに他なりません。まぁその辺理解した上で電球を使っているので、まったく驚きませんけど。
電球は蛍光灯やLEDに比べて圧倒的に安価なので、切れたら替えるという行為がまったく苦にならないので、ね。

ただ問題は、第1話で書いた通り、ボール型電球が既に手に入りづらくなっているという事実。
新築当初買ったのはパナソニック製のボール電球でしたが、昨年3月で生産終了。その時に買いだめしておけば良かったんですが、すっかり忘れていて今になって慌てる羽目に。
ホームセンターはじめ店頭では売っていないので、ネットで探すと、多少在庫を見つけることができました。

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結果的には、アマゾン(のマーケットプレイスで東急ハンズから)でありったけの在庫を大人買い(笑

R style House では60Wの他に、階段やロフトに40Wも使用しており、これら両方の予備ということで、合わせて18という大人買いを敢行してみました(^ ^;;
パナソニック製はさすがに在庫切れでどこにもなく、今回買ったのは旭光電機というメーカーのものでした。 

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パナソニック製(写真右)と比べて、ガラスのホワイトがやや濃い目の旭光電機製(写真左)。

正直聞いたことのないメーカーでしたが、装飾照明を扱っている国産メーカーの模様。なぜこのメーカーが生産し続けられるのかはわかりませんが、ひとまず当分大丈夫なだけストックしたので一安心。

この在庫が切れた時は、仕方なく電球型LED照明に切り替えるしかないんだろうか。
その頃には技術の進歩で、電球同様の光の質を表現できるようになっていてもらいたいもの。
加えて、電球の10〜20倍というとてつもない単価が、いくらかでも抑えられていることを切に願います。

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2月 042013
 

2013 02 04 05

R style House の照明はごくごくシンプルな器具を採用しています。
どうしても目の行きやすい高い位置にあるものなので、あまり目立ち過ぎてほしくない。明かりそのものが欲しいわけで、それを発する器具はできるだけ空間に埋没していてほしいわけで。

そんなこんなから、ダウンライトか、あるいはほぼ電球丸出し!な器具を敢えて使ってます。

上の写真は最高天井高4mを超えるメインの生活スペースで、壁面に設置された照明器具が写ってますが、物凄く素っ気ないでしょう?(^ ^;
陶器レセップを彷彿とさせる金属製の電球ソケット(MAXRAY製/定価1800円!)に通常のボール球。この壁面灯たった4灯で大空間を照らしています。 このシンプルさがたまらなくイイのです(^ ^)

さて、このソケットに刺さっているボール球、何の変哲もない電球で、実際そうなんですが、本当に「電球」なんです。
つまりは、通常使われる「電球型蛍光灯」とか、昨今メジャー化してきた「電球型LED」とかではなく、エジソンが発明したフィラメントが発光するいわゆる本当の「電球」ってこと。その前時代的な電球を、敢えて使っているのです。

省エネの観点から、淘汰されつつある「電球」。
いくら蛍光灯やLEDで形も光の色も類似するものが作られたとしても、そもそも発光の仕方が異なるので、これらと電球とでは光のが違います。
ぼわ〜っと暖かく「灯る」感じで光を発するのは、「電球」ならではの味。
演色性やリラックス効果があることも有名で、例えば雰囲気のいいレストランや品の良いディスプレイには、ずっと電球の類が使用されてきました。
その光のの差が歴然と感じられるので、自宅のデザインの折にも、長時間を過ごす空間だけは電球を使用することにしてました。 

その「電球」、省エネの観点から徐々に生産が細り、遂には国の方針で大手メーカーの国内生産が昨年で終了しちゃったんですね。
蛍光灯やLEDで代替できるというのが理由らしいですが、先も書いた通り、光のが全然違うので、国策で電球生産をヤメさせるというのには納得がいきません。

新築当時はまだ在庫があって普通に購入できましたが、最近はもう店頭に並んでません。正確に言うと、普通の形の電球は売ってますが、この家で使っているような「ボール球」が見つからなくなってしまいました。

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1月 132013
 

2013 01 13 01

季節と時間によって、空間が色付くシリーズ。

これは照らされる範囲が狭くなった後の光景ですが、白い壁のキャンパスに刻一刻と変化する陽光に癒されます。 

 Posted by at 11:27 AM
1月 122013
 

2013 01 12 01

年始から怒濤の現場対応、あっという間に一週間が過ぎました。

普段、昼間に家にいることは多くないのですが、たまにいると、真冬の日差しが家の中いっぱいに差し込んでくることを実感します。
明るく暖かい冬の昼下がり。空間に充満する光、対照的な影。そのコントラストが、晴れやかな気持ちにさせてくれる。

夏の日差しは遮り、冬の日差しは積極的に取り入れる。
日本の家のデザインを考える際、とても重要になることを、愚直に実践している R style house 。
季節や時間を感じながら住まう。都市住まいでも、工夫次第で十分可能だと思っています。

 Posted by at 6:26 PM