12月 022017
 

2017 12 02 01

手に入れたはいいけれど、まとまった時間で乗れるチャンスがなかったビート。
先週末、エリーゼと一戦交えた前日に、ようやくショートドライブに連れ出すことができました。

陽の短いこの季節、やや遅めの出発で関越に乗り、そのまま圏央道。
狭山PAのGOOZで朝食を取った後、日の出ICをオフ。檜原村から上野原、小菅村、丹波山村経由で柳沢峠越えという定番ルート。
昨年の同時期に、エスで同じルート走ってたっけ。

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改めてビートというクルマ、実に楽しい!!です。

山坂道連れ込むと、特に登りはなかなか加速せず、遅いったらありゃしませんが(大汗)、そんなことはカンケーない。
ギンギンに回りまくるエンジン、ダイレクトなステアリングレスポンスに、ショートストロークのチェンジレバー。
ドライバーを焚き付ける操作フィーリングと、エスよりも更に低い着座位置は、スポーツカーそのもの。 

一挙手一投足がすべて、ON or OFFの極端な操作になってしまう。さながら、全開でサーキット走っているかのよう。
ただ、まったくスピードが出ません(笑笑
とにかく有する能力を最大限出し切って走らないと、下手すりゃ登りでは前を走るコンパクトカーにも離されてしまう。

だけど、この持てる力を出し切って走るという行為が、わかってはいても実際に体感すると、文句なく楽しい!わけで。
クルマってパワーじゃないよな、っていうのを、本当に実感として感じることができます。
逆に言うと、アンダーパワーだからこそ、どうすればスピード殺さず、かつスムーズに走ることができるかに集中することになる。
ドライビングスキルを上げるためには、非常に良い経験になるんじゃないかと思います。

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柳沢峠越えて、塩山手前でフルーツライン、勝沼へ。
この日の目的は、勝沼でのワインの調達。高密度に点在するワイナリーにて、直接ワインを買い出し。
やはり現地でしか買えない、というか選べない銘柄も多く、ワイン好きにとってワイナリー巡りは、それだけでひとつの楽しみになりえます。

今回巡ったワイナリーは3ヶ所。うち、2つのワイナリーで、気に入ったワインを購入。(当然試飲は無し)
しかし今回のお供はビート。ほとんど荷物が載らないので、これ以上のワイン調達は無理。
S660ほど悲惨ではないけれど、買い出しにはまるで向かないクルマです。

ワインを助手席にまで積載して、今回の任務は終了。
甲州街道を大月まで走って、中央道で帰還しました。
ビートにとってはこの行程だけでも、そこそこな冒険です(笑

まだ語り切れていないことも多いので、引き続きビートについてはレポートする予定です。

 Posted by at 9:50 AM
11月 232017
 

2017 11 23 01

ビートのエンジンオイルとミッションオイルを交換しました。
自分の手元に来てからは、当然初めてです。 

お散歩カー?であるビートには、エスのような高機能オイルは必要ないのですが、、エス同様高回転エンジンであること、25年前のクルマであることを考慮してやる必要があります。
お馴染みのイーグルショップURAWAに相談したところ、MOTULのスタンダードラインであるH-TECHシリーズが良いのではということで、そちらを選択することに。
ミッションオイルは純正一択です。

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MOTUL H-TECH Prime 5W-40

300Vほど高性能ではないけれど100%化学合成油で、かつ価格も手頃。
普通に走っても高回転になるビートなので、安心感を得るためにも、このくらいのオイルを定期的に交換するのが良いと思われます。
ちなみにこのH-TECHシリーズは、お店の量り売りを想定した普及版で、ペール缶しか存在しないみたい。売ってるの見たことないもんな。

ここ最近の週末はS2000とアルファGTに乗ることが多く、ビートはずっとお留守番でした。
ようやく乗ってやる時間ができそうなので、ちょっとドライブに出掛けられたらな、って思ってます。 

 Posted by at 9:58 PM
10月 292017
 

2017 10 29 01

ビートの運転席廻りです。
いろいろと手の入った個体で、内装も然り。使い込まれた社外ステアリングや、自作パーツなどで、アウェー感満載でした。
そのままでももちろん乗れますが、コックピットについては、特にオーナー個人の好みが大いに反映される部分。
自分が好む操作感と感性に従って、徐々に手を加えています。

運転中、常に目に入り手に触れているステアリングホイール。
手元に来た時は、赤いスパルコ製が着いていましたが、主張が過ぎる感じだったので、大人しめに変更しました。
とはいえ、弾けるような元気さが特徴のビートという車種のイメージは残しておきたい。
これといったものが見つかるまで、EK9で使用してたmomo製ステアリング(←まだ大事に持っているのです)を仮に着けていました。

ここ最近、集中的に物色して選んだのが、OMPの小径ステアリング。敢えてのmomo外しがコダワリ(笑
と言うより、ワンポイントでイエローが使用されているのが気に入りました。
OMPのロゴもそうですが、センターのイエローレザーラインが控えめながらオシャレ感抜群。
ステアリングはゴテゴテしているより、このくらいの方がちょうどいいと思います。(常に目に入るので)

このステアリング、実は超小径で、30Φしかありません。
ビートのイメージ、コックピットの狭さから超小径が合うと思い、また一度こういう冗談みたいな(笑)小径ステアリングを試してみたかったという子供じみた好奇心から選んでみた次第。
着けてみると、まったく違和感なく、むしろこのくらいのサイズの方がバランス取れている、と思わせるくらい。

ただ当然ながら、操作はかなり重くなります。
ビートにはパワステが着いてないので、ミッドシップ&小さなタイヤでもここまで小径にすると、かなり腕力が必要になります。
腕っぷしはまぁ弱い方ではない方ですが、さすがに街乗りだけだと気になるレベルかも。。
まぁしばらく試して、どうしても気になるようだったら、次のを試してみることにします。

ちなみにステアリングホイールは、汎用ボススペーサーで30mm手前に出しています。
これは旧オーナー様が着けていたものを、そのまま流用。非常にいい感じのポジションを取れたので、継続使用させていただきました。
専用のネジがなかったので、ひとまず皿ビスで締めています。
ホーンボタンは、EK9の時に使用していたNSX-R純正を再利用。momo用ホーンボタンなので、OMPには合いませんが、ホーンリングを別途調達して装着してます。

ステアリングを交換するなんて十数年ぶりなので、実に新鮮でした。結構、試行錯誤してしまった。
一番困ったのは、センターが出ないこと。最初はステアリングボス周辺でいろいろ小細工しましたが、そんなレベルのズレじゃなかったので、結局タイロッドにて調整しています。

ステアリングホイールの他には、シフトノブ。
汎用の球型ノブが着いていて、これが非常にいい操作感だったのでそのままでも良かったのですが、ヤフオクで物色してたら、米国ブランドでビビビとくるモノがあったので、それに交換してます。
アルミ製ガンメタの質感にリトル・ギャングっぽさが出て、イイ感じです。ここでも装着時に、多少の小細工を。。

シフトブーツ、サイドブレーキグリップ・ブーツは、これまたヤフオクで(笑
イエローステッチで、ステアリングのワンポイントと共に、ボディカラーとコーディネートしてみました。

オシャレ感と遊びゴコロを自分なりにミックスしてみたコックピット。
ここ最近、休日や夜のガレージで黙々と作業してることが多いですが、これがなかなか楽しいわけです。

 Posted by at 4:52 PM
10月 282017
 

2017 10 28 01

今月は週末に限って雨。イヤんなっちゃいますね。
当然、出掛けることは叶わず。今年の秋は、完全に不発。気合が入っていただけに、至極残念です。

そんな意気消沈な週末ですが、時間ができたのでビート弄りに励んでました。
タイヤ外して何やってるかというと、ステアリングのセンター出し。
当初から微妙にセンターがズレていたのですが、小径ステアリングに変えたら如実にズレが強調されてしまい、とても気持ち悪いので調整することにしました。

ステアリングの調整は、左右のタイロッドの長さを調整することで可能です。
ただ、計器がないプライベートガレージでは、原始的な方法をとるしかありません。
タイロッドにマーキングして、左右均等にネジを回して調整。当然、ジャッキアップしてタイヤも外さなければできません。
センターが出たかどうかは、実際に走ってみないとわからないので、調整しては走っての繰り返しになるわけです。

つまり、ジャッキアップ→フロントタイヤ外す→タイロッド調整→タイヤ装着→ジャッキダウン→本締め→試走→最初に戻る、を繰り返すわけで、さながら自動車部の訓練のよう。(実際そんなことしてるのかは知りませんが)

結構ズレ幅が大きかったので、何度も何度も上記の作業を繰り返して(汗)、ようやく違和感がほとんどないレベルに。
ここから先はアライメント調整の領域だと思うので、目的は達成したと判断しました。

2017 10 28 02

タイヤ外したついでに、コチラのご紹介。
無限製のダンパーです。

前オーナー様が装着したので、まだまだ新しいPP1用無限ダンパー。減衰力も車高も固定式ですが、非常に具合が良いです。
街乗りでは多少ゴツゴツとはしますが、自分にとっては気にならないレベル。
一番得意なワインディングでの仕事には、非常に好感が持てます。ストロークたっぷりで姿勢制御にも長けていて、美味しいスポットの広いダンパーです。

装着時に同時に、ブッシュ類が純正新品に替えられていることもありますが、25年前のクルマとは思えないほど乗り味がスッキリしています。この仕様でガンガン楽しみたいと思わせてくれる。
これ一式、自分でやるとなると労力も金銭的にも大変なことですが、この仕様がコミコミで付いてきたのは非常にラッキーでした。
足回りの仕様で悩むことは、当面なさそうです。

 Posted by at 5:34 PM
10月 262017
 

2017 10 26 01

ビートを手に入れた理由は、最初に書いた通りですが、もうひとつ、イジって楽しめるクルマが欲しかったんですよね。

S2000は、コンセプトに則して育てた結果、かなり完成度が高くなっているので、大幅に手に入れたいと思うところがあまりありません。
今の状態でかなり気持ちいいマシンになってるし、そもそも距離が距離なので、維持保全的メンテナンスが中心になっている。
アルファGTはノーマルに近い状態で乗りたいので、イジってみたいという気持ちすらない。愛人様に関しては、ご機嫌取りだけで大変、というのはありますが(笑汗

てな具合なので、パーツをとっかえひっかえ楽しむみたいな楽しみは、最近はすっかりご無沙汰でした。
せっかくガレージがあるのに、ちょっともったいない。プラモデルみたいに切った貼ったして楽しめるクルマが1台欲しいな、という気持ちがあったわけで。
何とも贅沢なハナシではありますが。。

そこで白羽の矢が立つのが、90年代のホンダ車。
昔々EGシビックに乗っていたこともあり、馴染みがあるし、何と言っても今のホンダにはない面白いクルマが揃っている。
シビックでもCR-Xでもよかったのですが、普通車3台は結構キツイので、ビートが最有力だった、というのが背景でしょうか。

ただそう言いながらも、手に入れた個体は既に相当手が入れられており、自分が追加でどうしても手を入れなければならないような箇所は、ボディの塗装くらいしかない状態。
まぁそれは安心して乗れる最低限のベースということで、ちまちまと切った貼ったして楽しめればいいかなくらいで思っています。

休みの日や、平日仕事から帰った後の深夜のガレージ内で、あーでもないこーでもないと、バラしたりくっつけたり。
時間がなくなって、また続きは今度にしよう!って放り出しておけるのは、ガレージライフの特権。

ひとまずは内装関連をいろいろと遊んでますが、やっぱりおもしろいですね。
知恵を絞ってこうしたらどうだろう?とか、こんなパーツがあるのか!とか、過程を楽しみながら、自分の感性に合ったクルマに仕立て上げていく楽しみ。
他の2台とはまた違ったカーライフを提供してくれる3号車です。

 Posted by at 12:51 PM