4月 242013
 

新しくしたブレーキローターとパッドには、その性能を楽しむ前に「当たり」を付ける必要があります。 つまり「慣らし」というわけですが、厳密なやり方はまちまちで、サーキットで徐々に熱を入れるなど、メーカーによってもいろいろ解釈がある模様。 どういった方法が最適なのか、調べても結局よくわかりません(~ ~)

要は、大きな制動をかけて急激に熱を入れないようにすることが大切なので、いきなりサーキットやワインディングを走るのではなく、普通に運転しながら徐々にパッドとローター面の皮を剥いていく、みたいな感じで進めていくことにしました。 つまりは単純に、その辺を安全運転するだけ、ってことですが(笑

交換翌日に、奥秩父方面まで軽くドライブして、ブレーキ回りの様子を確かめることに。 高速は使いません。ブレーキの慣らしが目的なので、ソフトにブレーキを踏む回数の多い街中ドライブが最適かと思うので。

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秩父まで抜けて最初の休憩ポイントでローターを確認すると、パッド接触面は既に防錆コーティングが削れて、金属の光沢を放っていました。 スリットにも既にパッドのダストが。。パッド減るの確かに早いぞこれは(- -;;

秩父から志賀坂峠越えて上野村、国道406号を本庄に向かって戻りつつインプレッション。結局ワインディングが含まれてますが(笑)、ペースは上げずブレーキの踏み込みも程々に。

最初の慣らしなので、本来の感触と異なるのかもしれませんが、現段階では、ブレーキペダルを踏むとパッドがローターに吸い付くような感じで制動が加わります。初期の制動が、思ってるより早く立ち上がる感じ。踏んでいけば更に効きが強まりますが、全体として効きが割増され、また、無駄なく制動がかかるというか、低温度域でもかなりしっかりとした力が加わります。

パッドの性格もあるかとは思いますが、ローターとの接触面がクリーンで平滑なことから、パッドの性能がしっかりと出ているのかもしれませんね。 逆に大人しく転がしているケースでは、効きが強過ぎるような気もします。ワインディングでの耐久性を狙ってパッドを1ランク上げているので当然かもしれませんが、単にその辺を転がすような環境では、元の88Bくらいで十分です。

ここはもう少し慣らしが進むと違うのかもしれません。また、ワインディングをいつものペースで走れば、しっくり来るようになるのかも。 ある程度馴染むまで、最終的な判断はできません。

ダストはこれまでに比べたらかなり多く、ホイールに膜を張ったように黒ずんできます。これはスリット入りローターってこともあると思います。
でも、スポーツパッドってそういうもんだし。

パッドの鳴き音は、小さな踏力で踏んだ際に特に大きく出ます。ひとまずシムを外しているってのもありますが。
でも、スポーツパッドってそういうもんだし(^ ^:

コントロール性含めてワインディング寄りのパッドで、ある程度踏んでコントロールする際に有効な感じがします。

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ローターに関しては、スリットが入ってるのでブレーキ中にパッドがシュルシュルと擦れる音がします。 ただ、聞こえてくるのは横に壁などがある場合なので、思ったより気になりません。 それより、見た目の本気度が大人気ないかなぁ(笑
まぁ、わかる人にしかわからない部位かもしれませんが。 とりあえず、サビの塊で見苦しかったローター外観にオサラバできたのは収穫です。

装着して終わり、ではなく、鳴らしを進めて馴染ませていくことによって性格も変わってくるような気がするので、その過程を感じることも含めて楽しめそうな気配です。

 Posted by at 10:37 PM