ノビノビになっている広島ツーリング。(ま、いつものことですが。。)
次?も詰まっているので早いとこ進めなければ(汗汗
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R185を呉まであと少しというところで、有料の橋を渡る。
青空に映えるスカイブルーの吊り橋が美しい。
安芸灘大橋と呼ばれるその橋は、瀬戸内海に浮かぶ小さな島へと続いている。
今回、広島ツーリングを企画したきっかけは、実はこの橋、とゆうかこの橋の先のドライビングルートにあったのだ。
通称「とびしま海道」。明らかに尾道から出る「しまなみ海道」を意識したネーミングで無理矢理感漂っているけど、地図を眺めたら確かに「とびしま」なのだ。
瀬戸内海に一直線に並ぶ5つの小さな島々が橋で繋がれていて、池に浮かぶ石の如く、クルマに乗ったまま渡って行くことができる。
いつの間にこんなルートできてたんだろう。
わざわざ広島に向かわせるだけの魅力を湛えた瀬戸内海ならではの島旅に心が踊る。
安芸灘大橋を渡りしばらく走ると、小さな漁村の中を通り、その途中で立派な石畳と日本家屋に出会う。
反射的にエスを停めたが、その日本家屋へは行かずに正面にあった土産店で一服。目的はこれ。
じゃこ天には目が無かったりする。
しかも揚げたてを提供してくれるとあっちゃあ、寄らないわけにはいかない。
もちろん、美味かったっすよ。
2本目は蒲刈大橋。見事なトラス橋。
吊り橋や斜張橋より、個人的には何と言ってもトラス橋。萌える。
しかもこのスカイブルーのペイントがいい。さっきの安芸灘大橋もそうだし、トラス橋の雄(?)、生月大橋もこの色だ。
土木業界では定番なのだろうか。
2つ目の島、上蒲刈島では、島の南岸を走る県道287号を行く。
よく整備された2車線路。颯爽と走り抜け、次なる島へ。
3本目の橋、豊島大橋。3桁県道に架かる豪勢な吊り橋。
3番目の小さな島、豊島からは一度、広域農道にスイッチ。
その農道が次の島に渡るルートになっているからだ。
4番目はまたしてもトラス橋。吊り橋とトラスが順繰りにやってくる。
しかも安芸灘大橋以外、全部三桁県道と農道。にもかかわらず金のかけ方ハンパなく、却って清々しい。
次の島が大崎下島で、とびしま海道の中でもかなり大きな島。
島の北側を走って先端に行く前に、オレンジラインなる農道で、岡村島へと渡る。
ここを繋ぐのはアーチ橋。そして県境を示す看板が。
とびしま海道は広島県の島々を繋ぐ観光ルートだが、最後に繋がる岡村島だけは愛媛県に属していた。
ここから愛媛県今治市。四国に行くつもりはなかったのに、思わず四国の土を踏んでしまった。
海沿いの狭い道を走っていくと、岡村の漁港に出る。港が見えた時、ちょうど客船が出航していくのが見えた。
岡村港からは、今治へと向かうフェリーが出ていた。
たぶんクルマも載せられるフェリーだと思うので、やろうと思えば、広島(呉)からこのルートで今治に向かうこともできるわけだ。
岡村島がとびしま海道の地続きの突端なので、ここから引き返す。
と、その前に、大崎下島でちょいと散策。
この日だけで街並み散策3ヶ所目・・・好きだなぁ(^ ^;