2月 202016
 

2015 11 24 02

四国ツーリングもいよいよ最終日。
(11月のレポを一冬引っ張ってしまう進歩のない私) 

海を眺める宿にてチェックアウト時間ギリギリまでのんびり癒やされた後に出発。
前日とは打って変わっての大快晴。国道55号のシーサイドラインを軽やかに駆け抜けていく。

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室戸岬から東洋町辺りまでは、最果ての雰囲気が満点で、とてもいい。
適度なワインディングは、景色を眺めるだけでなく走る楽しみももたらしてくれる。

深いマリンブルーの水面には、幾人ものサーファーの姿が見え隠れしている。
東洋町から海陽町の一帯は、サーフスポットとしても有名らしい。

R55を更に進んで、牟岐から県道147号に入る。
今やただの3桁県道だが、この道はかつて「南阿波サンライン」と呼ばれた旧有料。
横浪黒潮ラインと同様、初めて四国を周遊した時以来、走っていないはず。

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2速にホールドしたままエンジン回転を上げて加速。素早く3速にシフトアップ。コーナーが迫ったところでブレーキング、車速が落ち始めたらギヤを落とし、同時に回転を合わせて駆動を繋げる。コーナーの深さで予測した舵角を与えつつ意図した車速に落ちたらブレーキをリリース、加速体制に入る。
長いフロントノーズの後方に収まる縦置き直列4気筒自然吸気エンジンが、ストレスなく一気に昇り詰める快感に酔い痴れる。

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このコースは路面がいい。一般的にはそれほどでもないけれども、昨日の横浪黒潮ラインとは雲泥の差だ。
タイヤを押し潰すように荷重をかけて、連続するコーナーを次々にクリア。擦り減ったEAGLE RS sportsでも、安心してコーナリングを楽しむことができる。

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ハードなワインディングから時折覗くことができる、海と砂浜のグラデーションが美しい。
四国では(九州と違って)案外こういった景色を見るところがないので貴重かも。

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全線一気に走破すれば相当楽しめるはずだが、所々景色を探しながらのアタックだったので、このツーリング前半のワインディングアタックから比べたら、ペースは相当に大人しい。
まぁこの日のハイライトなわけだし、最終日にしてようやく天気も最高なわけだから。

南国ムード満点な南阿波サンライン。
R55走ってたらそのまま気付かず通過してしまいそうなマイナーなコースだが、改めて走ってみてオススメ度合いが急上昇した。
特に、徳島から室戸岬へ向かうようなルートには是非。日和佐の街を抜けたらすぐです。

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日和佐の道の駅でクールダウン。
日和佐から先のR55はバイパスが開通しているが、ここは敢えて旧道へ。
他のクルマはほぼすべてバイパスに入っていくので、旧道は完全単独行。それなりの峠道だが、そこは旧2桁国道。しっかりとした2車線のワインディング。これが独り占めできるんだから楽しくないわけがない。

何気に、南阿波サンラインとセットでオススメです。

至福の時間が過ぎたら、あとは淡々と徳島を目指すのみ。
途中県道24号でR55をショートカット。この辺りはどこを走っても交通量が多くてツマラナイ。

小松島でラーメンを食べようと思い立ち、工業団地のような市街地に入り込むが、お目当ての店は定休日だった。。
仕方ないので徳島市街へ。市街地で給油した後、ラーメン店へ。口がすっかりラーメンの口になってしまっていたので。。

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どこかで聞いたことのあった「徳島ラーメン 東大」。ラーメン界の東大を目指しているという(謎
高校生アルバイトの適当なオペレーションはどうかと思うが、値段は安いし、そこそこ美味しかったのでヨシとする。
食後に仕事の緊急連絡。いくつか業務電話してると、ツーリングハイな気分からすっかり現実に引き戻されてしまった。

徳島からはR55は国道11号になる。片側3車線以上のだだっ広い道路が鳴門まで続く。
そのR11を走行中、目の前で左端の車線から突然右折を試みる軽自動車が。。。!
動きが怪しかったので警戒していたから事なきを得たが、どう考えても完全な自殺行為。運転席を見れば、平気な顔してそっぽを向いているオバちゃん。今はたまたま助かっただろうけど、長生きは難しいだろう。

そんなこんなもあり鳴門ICから入線。
徳島自動車道が高松自動車道と接続したので、R11徳島からなら徳島ICからでも良かったのだが、何となくいつも通り鳴門ICから。

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鳴門海峡を渡って四国とお別れ。今度はいつ来れるかな。

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ついでに明石海峡大橋もね。

今日は平日。混雑はないけど、高速代は高い。特に橋を渡るとテキメンに。
でも渡んなきゃ帰れないから仕方ない。
山陽道から中国道、名神、新名神と繋いでいく。あとはいつも通り。帰りは新東名の清水PAで大休止することが最近多いってくらい。

・・・・・・・

そんな感じで、2015年度版四国ツーリングは終了。結果的には反時計回りにほぼ一周するルートになった。
レポが間延びしちゃったので忘れがちだが(笑)、題名にもある通り、熱い走りを楽しむことのできたツーリングだった。
エスでのドライブはやっぱりこうでなくちゃね、的な充実感に満たされ、2015年を締めくくるにふさわしい内容に自己満足。

そうこうしているうちに冬が過ぎ、ちょっとした冬眠状態を抜けて、S2000で走り出す日が近付いている。
2015年の弾丸ツーリングや、ホットな四国ツーリングに負けない「走りの旅」を、今年はどんなふうに楽しもうかと思いを巡らせている今日この頃のなのであった。

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 Posted by at 12:47 PM