奇跡の2日連続投稿です。(年賀状みたいなトビラ画像だ)
冬晴れの週末とあらば、早起きでいっちょ走ったるで!となるのが恒例ですが、すっかり疲れ切ってそれどころではありません。
早起きしたくてもできない。情けないですが、これが現実。
よって、フツーの時間にフラフラと出かけることになります。
何にも考えてないので、関越乗ったはいいけど、途中で気が変わって圏央道。中央道に入ろうとしたら事故かなんかで通行止めで、高尾山ICで下りてみる。
そこから上野原、小菅、丹波山と走って、国道411号で柳沢峠超えというルート。
全然早くない時間でしたが、走ってるクルマはほとんどいません。こんなに天気がいいのに。
それもそのはず、よくよく考えてみたら、もう12月も中旬過ぎではないか。こんな季節に山越えする人なんていないよなぁ。
実際、陽も高い時間なのに、橋の上は真っ白のツルツル。ちょっと荷重変動しただけでもカウンターあてなきゃなんないような状態。
季節の感覚をまったく失っています。山道でヒャッホーーーなんてやってる場合ではありません。
無意識に早起きして山道探索なんて、やらなくてよかったです。
塩山に下りて、勝沼の新田商店でワイン買って、中央道で帰りました。
出発から5時間程度のショートなドライブ。実質、これが今年の走り納めでしょう。
今年はエスに乗り始めて10年が経過した年でしたが、この12月で、RECAROが10年になりました。
今でこそいろいろとモディファイがされているR style S2000ですが、その中でも真っ先に変更した大物が、シートでした。
それでいて、「もっとも効果のあった仕様変更は?」 という問いに真っ先に思いつくのが、いま考えてもこのRECAROのフルバケットシートだと言うことができます。
ロングツーリングを主なステージとしているR styleでは、長距離ドライブの快適性はもちろんですが、行く先々のワインディングでの楽しさも同時に追求できなければならない。
そこにRECAROのフルバケは、目的にピッタリとはまってくれました。
RS-Gというシェルは、当時発売されたばかりで、S2000のタイトなコックピットでも干渉せず、日本人の体型にマッチしたモデルとして売り出されていました。
たまたま体型がジャストフィットで、かつ自然なドライビングポジションを得ることができたのは、とても幸運でした。
ここまで走行距離が伸びたのは、シートの効果があってこそ。それくらい重要で、手放せないアフターパーツです。
10年の歳月を経てもシェルはまったく問題ありませんが、紫外線の影響はさすがに避けられず、多少表皮が退色気味。それでもファブリックとしては最小限だと思いますが。
乗降性の悪さからよく問題になる表皮の擦れについては、プロテクターを装着している上、乗り降りには気を使う癖がついているため、目立った影響はありません。
シェルや表皮よりも、シートレールの方にどうしても影響が出ますね。ドライバーシート側のみ、ガタが出て一度だけ交換しています。(そのせいか、助手席と取り付け角度と高さが異なっている)
自分の場合は乗り降りの際に毎回前後にスライドしますし、多方向から連続するGにも耐えられる剛性が必要になる部分なので、組付けにはそれなりにノウハウが必要。
取り付け自体は難しくないですが、いちいち専門店(ASM)でお願いしているのはそのためです。
かつてアンコ(座面のクッション)にRS-G専用の薄型がラインナップされていた時があり、廃盤時に手に入れトランクに常備し、アタック時?にその場で入れ替えたりしてます。
また、シートベルトパッドはRECAROのものではないですが、そっくりの生地にEXGELの感触がお気に入り。
だいぶ前に廃盤になってしまった商品ですが、いま出てきたら予備として真っ先に手に入れたいくらい気に入っています。
常に触れる部分であるシート廻りは、とにかくコダワリまくりたい部分。
仕事場とも言えるこの環境を、いかに自分好みに快適に仕立て上げるかは、ドライブを楽しむ愛機を仕上げる上で、もっとも重要なのではないかと思っています。