6月 182017
 

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面河渓を後にして、いよいよ石鎚スカイラインへ。
元有料の観光道路であり、四国最高峰の石槌山を駆け上がる爽快ヒルクライム!

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・・・・というような感じは、残念ながらあまりない(笑
細かく曲がるコーナーが非常に多く、さして道幅も十分広いわけでもない。(2車線は完全に確保されてはいる)
何しろリズムが悪くて、非常に走りにくいのである。

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同じヒルクライム系のワインディングでも、例えば麦草峠とか、トリッキーながら走り甲斐はあるんだけど、、石鎚スカイラインはどうにもノレないのである。
この辺は何がどうだからという明確な理由があるわけでもないので、たぶん相性の問題なんだろうけど。

途中にこれといったスポットがあるわけでもないので、ただ一心不乱に走り続けられるシチュエーションはいいと思いけど。
前走車が現れると、延々付き合うハメになる可能性も高く、諸刃の剣とも言える。(現れる度に譲られましたが)

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特段の感慨もなく終点に到達してしまった。

先にも書いた通り、石鎚スカイラインの終点は石槌山の登山口なので、登山者のクルマで埋め尽くされている。
2日目、R439走破中に通った見ノ越は、四国第二の高峰、剣山の登山口。
まったくそのつもりはなかったけど、今回の旅で、四国を代表する両山に対し、クルマでもっとも近付けるとこまで接近したことになった。

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剣山の見ノ越と同様に満車状態だったので、車窓より登山口を眺めて終了。
じゃあ引き返しますか・・・と、そうではない。この先にも道は続いているのである。

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ただし、それまでの完全2車線路とは打って変わって、ただの山道。
通常なら、峠を越えたこの先、道が続く保証はないが・・・(しかも四国だし)

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ご存知の方も多いと思うが、石槌山から北側の寒風山に続く尾根筋を走る一筋の道がある。
その名も「瓶ヶ森林道(かめがもりりんどう)」。道自体は知っていたし、走ったこともあるのだが、そういう名前だって知ったのは結構最近のことである(汗
町道瓶ヶ森線とか、UFOライン?とか呼ばれることもあるらしい。

本来の目的は石鎚スカイラインではなく、この瓶ヶ森林道にあった、というのが実際のところだったりする。

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瓶ヶ森林道からは、道端に車を停めて、石槌山の全景が拝むことができる。
これは石鎚スカイラインでは無理な芸当だ。(たぶん)

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しかし道は狭い。離合はそれなりにあるし、集中力は必要だ。
崖っペリをひたすら走ることになるが、ひたすらバック、バックというほど狭いわけでもない。
そういった意味では、R439の代表的な峠たちよりは気楽な部類かもしれない。

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瓶ヶ森林道の良いところは、景色が良いところに加えて、ちょっとした見処があるところかもしれない。
何気にエスが停まっているこの地点、実は吉野川の源流地点なのである。

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四国を代表する大河、四国三郎は、ここを起点として徳島市から紀伊水道に流れ出している。
実際に水脈は見て取れないのだが、この尾根から小さな地形の筋となって水が集まり、やがて大きな谷間を形成していくのである。
地形が織りなすダイナミックな物語を、この目でこの足で体感することができるのだ。

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吉野川源流周辺が、瓶ヶ森林道の白眉。
素晴らしい眺望(とてつもない高所感)と共に、地形に沿ってステアリングを右に左に切って進んでいく。

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尾根伝いを走行するので、雲に巻かれたり、急激に晴れたりと目まぐるしい。ほとんど登山だ。
それがゆえに、四国の屋根付近を走っているという爽快さが常にある。

ちょっと気になった地点でエスを停める。眼下には目も眩むような谷。
さすがの四国でも、こんな所には民家は決して現れない。

気になったというのは、道路から小高い峰に向かって登山道が延びていたからだ。
せっかくなので、ちょっと登ってみよう。いや、山登りではなく散歩程度で。
奥祖谷の二重かずら橋以来、トランクに忍ばせていたライトトレッキングシューズに履き替えてレッツゴー。

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クマザサに覆われた山肌を、緩やかに登っていく。
登山をやっていた頃は何一つ珍しいことのない風景だったが、今となってはちょっと新鮮。

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振り向けば、眼下に瓶ヶ森林道。そのダイナミックな線形を目のあたりにすることができる。

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周囲のどんな山々より目線は高い。
クルマで走ってきて、ちょっと歩いただけでこの高所感。これは他では、ちょっと体験できない。

凄いな瓶ヶ森林道。
以前走った時は、確か天気が悪かったので、通り過ぎただけで、この魅力に気が付かなかったのではないかと思う。

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こーんなとこまで登ってきてしまった。もうエスが豆粒。
小さな丘を超える度に、どんどん次の登り坂が現れてキリがない。そろそろ引き返そうか。。

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帰りは望遠レンズにチェンジして狙ってみる。
いつの間にやら駐車帯は大盛況。(バイク邪魔・・・)

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ちょっといい汗かいた、瓶ヶ森のトレッキング&風景には大満足。
陽も高くなってきて、林道は大盛況。ここから寒風山の国道194号までも結構な距離があったが、すれ違うクルマの多いこと。。
狭い道ではあるけれど、立派な観光地なのだ。

ただ、それを差し引いたとしても、四国ツーリングには是非取り入れたいルートのひとつであることを再確認したのだった。

 Posted by at 5:55 PM
6月 182017
 

2017 06 18 07

今だにGWのツーリングレポートを引っ張っている、まるでヤル気のない私。
細々と続けます。これが終わんないと次行けないから。

四国ツーリング4日目(だったよな?(笑)は松山発。
昨日夜を楽しみ過ぎたせいか?、やや遅めの7時発で国道33号を行く。

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久万高原方面へと向かうこの道、前回四国ツーリング時にも、朝一発目に走っている。
三坂峠を越えるワインディング。2桁国道の割にそんなに交通量がない(朝だからだろうけど)上に、三坂道路というバイパスもあったりして更に貸切状態。
前回は思わずバイパスに入ってしまったが、今回はフル旧道でアタック。

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朝イチの準備運動はバッチリ。

久万高原で県道12号。途中国道494号という、いかにも酷道っぽい番号の国道を経由して再びK12。
その間、ずっと前をインサイトに抑えられていた。

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まぁいいや、って感じでのんびり朝の散歩走行。
だんだんと晴れてきて、日差しが眩しくなってきた。連日の果敢な走行で、汚れ放題のフロントガラスが鬱陶しい。

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K12の終点は石槌山だ。石槌山ってゆうか、石槌山の登山口。四国最高峰の山である。
つまりはこの路線、かつての有料道路「石鎚スカイライン」そのものである。

実はずいぶん長いこと走ってないので、今日はまずこのワインディングを久しぶりに体験することにしたのだ。

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面河渓

その石鎚スカイラインの入口の分岐を谷沿いに入った所にあるのが、面河渓だ。
谷間の断崖と渓流が織りなす景観美。清楚な空気が周囲に漂い、深呼吸すれば、心も身体も浄化されていくようだ。

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五色河原に架かる五色橋が、個人的ハイライト。
初めてここに訪れた時、この橋で散々写真を取りまくったのを思い出す。

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このR style in the lifeという名のブログで、長らく扉画像として使っていたのは、ここ面河渓、五色橋で撮影したものだった。(現在の画像の前の時代)
とても気に入っていたので、非常に長く使っていた。(次の年の年賀状にも使った)
そのため個人的にこの場所は、非常に記憶に残っているのである。

ちょっと当時を思い出して、同じ場所にエスを停め、同じような画角でシャッターを切ってみる。(上の写真)

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帰ってきて写真見たら、風景写真はほとんど無く、エスの写真ばっか撮っていた(汗

 Posted by at 3:06 PM
6月 182017
 

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連日のメンテナンスレポート・・・っていうより、自分の備忘録として書いてるカンジですが。。
プラグの交換は昨年春に行っており、タイミング的にはちょっと早いかもですが、先日インジェクターを交換して燃焼状態が改善されたので。
「良い燃焼」はエンジンの健康の要なので、ここはひとつプラグも取り替えて、燃焼環境をより理想的な状態に近づけてやることにしました。

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いつものNGKレーシングプラグ#8。
S2000適合のNGK製イリジウムプラグですが、GENROMの指定品でもあるので、これ以外に選択肢はありません。
焼け具合からしても、8番でちょうどいい感じ。

 

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プラグ交換後、調子の悪いルームランプをメンテナンス。
前も接触不良だったことがあったけど、最近はほとんど点かなくなってました。。
たまーに点灯することもあるので、バルブの球切れが原因ではありません。そこで、分解してみると・・・

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接点に緑青だか単なるカビだかが発生してました。
おかしいな、そんなに湿気のあるところでもないのに。

接点復活剤でシコシコと取り除いて、再通電。
見事復活しましたとさ。

 Posted by at 1:34 PM
6月 182017
 

エスが板金修理から帰ってきました・・・って先週末のことですが。
心機一転、走りに行きたい(全然雨の降らない梅雨・・・今日も晴天)ところではありますが、、かねてからの懸案事項の処置を先に。

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デフマウントを交換しました。

実は、デフマウントの内部に封入されている液体が漏れ出していたのでした。
ゴムが切れることで液体が吹き出すわけなので、マウントブッシュとしての機能は確実に低下していると判断。
良い機会なので、デフマウントブッシュ全4箇所、同時交換としました。

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外されたデフマウントは、左側のみ亀裂が入り、液体を吹いた跡が残っています。最初の写真の左のマウント上部が湿っているように見えるのがそれ。中身は既に、出切っている模様。
右側はやや疲労が見えていたものの、亀裂が入るまでには至らず。
両方とも、思ったよりもキレイな状態で拍子抜け。中身が吹き出すくらいだから、破断寸前までイッてるのかと思いきや。(かつてのエンジンマウントのように)

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前2つに至っては、見た目はさして問題あるようには見えません。
ただゴムパーツに関しては、経年と距離で確実に傷んでいるはずなので、この年数、距離なら交換してしまうのが正解です。
デフマウントを更新したことで、以前交換したエンジンマウント、ミッションマウント、サスペンションブッシュ一式と合わせ、大物のマウントブッシュ関係は一通り抑えたことになります。 

交換後のフィーリングは、普通に乗っているだけだと、違いはわかりません(笑
目に見えた経年劣化症状に対する迅速な措置ということが、運転時の安心感に繋がるわけなので、十分満足はしていますが。
レストア作業が続くなぁ(汗

 Posted by at 12:54 AM