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7月 312023
 

2023 07 31 01

沸騰するほど、暑い夏。そんな折に、北海道を走ってきました。

ここのところ、毎年のように訪れていた北海道。
ただしそれは週末の連休を利用した道南中心のツーリングで、今回のように道内奥深くまで存分に走り切るツーリングは、2016年夏以来、実に7年ぶり。
あの頃とは、ツーリングスタイルはかなり変化しています。
同じようなルートでも、異なったテーマであれば十分に楽しめるのが、R style的ツーリングの良いところ。

ツーリングのテーマだけではなく、S2000の車体も、7年前とは随分と異なっています。
様々な部分がアップデートされたエスでもう一度、果てしなく続くワインディング・ロードを駆け抜けたい。

2023年、暑い暑い夏の開幕。
北の大地で、思い切り暑苦しい(汗汗)走りのツーリング、スタートです。

 Posted by at 11:58 PM
6月 182023
 

2023 06 17 01

久しぶりに、ビーナスラインを走ってきました。

周年行事としての定点観測、ドライビング鍛錬を目的とする朝練などの舞台として、数あるワインディングロードの中でも「原点」的な存在であるビーナスライン。
ここ最近は、朝練を目的とすることも少なくなり、ソロではちょっとご無沙汰してましたが、相変わらず気持ちの良い道です。
一筋縄ではいかない複合コーナーに代表されるバリエーションの豊かさが、飽きさせない要因でしょうか。

今シーズンはライン取りの目線を少し変えたこともあり、走り慣れた区間でも新鮮な感覚で走ることができたのは収穫でした。
速さを追求するサーキットとは異なり、ワインディングではリズムが大切だと個人的には考えていて、それがゆえの走り方があると思っています。
何年走っても新しい視点が見えてくる。いろんな道を走るからこそ、ワインディングにおけるドライビングは奥が深いと感じます。

天気の良い日のビーナスラインは立派な観光地で、クルマの数も多く、ゾーンに入れる時間も限られています。
朝の運動を終えたら早々に退散するのが常ですが、この日は少し走り足りなかったようで、ビーナスラインの後、麦草峠、十石峠、志賀坂峠とR299の主要峠でenjoy driving!
混雑する秩父を通過したら、数年ぶりに開通したK11定峰峠も越えて、東松山から帰還。ビーナスでお腹いっぱいになるのが常なので、ここまで引っ張るのは珍しいですが、気持ちがノッてたのか、これはこれで大満足でした。

この前の週には、こちらも久しぶりのR152中央構造線Touringと、相変わらず狂ったように走りまくる日々。
体力とクルマが続く限り?、まだまだR style的カーライフは続きます。

 Posted by at 5:35 PM
5月 222023
 

2023 05 21 01

もうひとつのクルマ旅の楽しみ、グループツーリング。
純粋に走りを楽しむため、個人的にツーリングはソロが基本ですが、気心知れた仲間とのツーリングには普段とは一味違う楽しみがあります。

先週末は、そのグループツーリングを楽しんできました。
お供は、いつもご一緒させていただいている橙色と紫色の2台。
もう何年も前から、地味で目立たない黒色号を様々な場所に連れ出してくれます。

年に何度も機会があるわけではないですが、毎回近況を確かめ合いつつ、S2000の現状や走りについて共有し合ったり。
そういうナマの情報を、走りながら直接共有できるのが、こういった集まりの魅力ですね。

同一車種ということは性能差がほとんどないということで、編隊を組んで走っても、大抵は付かず離れず。
なのですが、ここぞというワインディングに身を投じると、各車の世代と仕様差による細かな差が手に取るようにわかるのが面白い。
単独だと感じにくい得手不得手に加え、リズム良く走れているかどうかについても、2台がいることで客観的に見えてくるのが、グループツーリングの醍醐味のような気がします。

今回のステージは、中越地方のワインディングが主体でした。
個人的にここ最近ホットでオススメ度の高いエリアですが、今回も新たな魅力をたくさん感じられた気がします。

スペシャルステージを楽しんだ後、リエゾン区間はクールダウン。時に立ち止まって美しい景色をバックに、他愛もないクルマ話に興じる。
その繰り返しですが、貴重な時間です。それぞれのカーライフがある中で、長く続けられることに感謝しなければなりません。

圧倒的御老体な黒色号ではありますが、限られた時間の中で、仲間との走りの時間を大切にしたいと思っています。

 Posted by at 10:40 PM
5月 092023
 

2023 05 09 01

今もカーライフの中心には、クルマ旅があります。

一年の間で最も長期の連続休暇となるGWは、その時にいちばん走りたいエリアに行くことが通例です。
雨が降ろうが槍が降ろうが、しがないサラリーマンには選択肢がありません。何があっても、とにかく走る。走って走って走り続ける。
濃密なクルマとの対話に酔い痴れる、最高に幸せな時間が、この時期に訪れます。

今年のGWは、種子島に行ってきました。
旅情豊かな離島ツーリングは、R styleを始めた頃から継続している、とっておきの旅テーマ。
日本であって日本でないような独特の空気感には、ハマると癖になる中毒性があります。

S2000で行く種子島。

九州最高峰の宮之浦岳を擁する隣の屋久島とは真逆で、目立った山地のない平坦な種子島。
それゆえ、走って楽しいのか?という疑問がつきまとい、これまでツーリングの目的地にしたことはありませんでした。
同じ鹿児島発の離島なら、ワインディングを求めて奄美大島や甑島に足が向くのが必然的だったのは言うまでもなく。

今回初めてかの島に訪れて、それは間違った認識だったと思い知らされました。
どこまでも続く丘陵地帯。深く濃い密林。青く輝く大海原。
高低差のあるワインディングは少ないですが、長細い島の形状からは思いもつかぬ程の大陸的な景観を背景にしたドライビングは、快感そのものでした。

もちろん種子島以外にも、薩摩半島・大隅半島を擁する本土鹿児島のワインディングもしっかり走り込み。
定宿を拠点にいつも同じような道を巡るとマンネリ化しそうですが、遠方であるがゆえなのか、九州はいつ訪れても変わらず楽しめます。

今回の旅でも、4,000km超をノントラブルで走り抜けた完全過走行のS2000。
往復の長距離移動はあいにくの天気(大雨)でしたが、抜群の安定感で、単調な移動ですら楽しませてくれます。
足元を支えるMICHELIN/PS4Sのスポーツタイヤらしい乗り心地の良さと、絶大なウェットグリップ。
LSDの効果も相まって、ハイレスポンスながら極めて上質なツーリングマシンとして、いまだ進化を続けています。

今回の旅も、印象的で忘れ得ない時間となりましたが、まだシーズンは始まったばかり。
新たなドライビングプレジャーを求めて、まだまだ走り続けます。

 Posted by at 11:43 PM
4月 162023
 

2023 04 16 01

エスの車検は、隔年4月にやってきます。
今年は車検ではないので入出庫はありませんが、日常的な点検は、車検に関わらず行うのが習慣です。

それが功を奏しているのか、車検時に何か不具合が発覚したりしたことはなく、消耗品ですら交換をしたことがありません。
油脂類ひとつとっても、自主管理のサイクルで車検に関わらず交換しているので、車検時は形式的に24ヶ月点検を行ってラインを通すだけ。
ずっと付き合いのある近所の整備工場に持ち込んでいるのですが、毎回これといってやることないので、つまらない客?だと思います。

毎年4月はプラグ交換と決めているので、休日のスキマ時間を利用して、交換作業を行いました。
4本の焼け具合が均等に揃っているか、緩みなどが発生していないかを、ついでにチェックします。

プラグは距離管理ではなく、一定の期間で交換する時間管理としています。
定期的に発注して、定期的に交換するサイクルを作っておけば、うっかり忘れたなんてこともないです。
同じような時間管理としてはバッテリーやフルード類がそうですね。

逆に距離管理はオイル類。長期スパンの消耗品も、距離管理としています。
例外はタイヤですかね。これは目で見てわかるので、見た目判断の消耗品になります。
ブレーキパッドも、5mm切ったら交換します。

それなりに長い間乗っていますが、各消耗品の銘柄についてはお気に入り製品が決まっていて、銘柄を変えることはほとんどありません。
ただ、最近になって手に入りづらくなってきた製品や、技術向上により陳腐化している製品も見受けられるようになり、一部について変更を検討しています。
長く使っているものを変えるというのは、そこそこ勇気がいるのですが、次のスタンダードを見定めていくことも、定期的に必要なのかもしれません。

 Posted by at 11:12 PM