12月 142011
 

耐圧版打設後2日目の様子。
左官屋さんが夜遅い時間までコンクリートを押さえてくれているようです。

基礎立上がりの内型枠は既に組み上がり、明日は再びコンクリート工事の予定です。

photo by builder

 Posted by at 11:54 PM
12月 122011
 

耐圧版のコンクリートが、本日予定通り打設された、との報告を受けました。

運良く好天に恵まれ、気温もさほど下がらずコンクリート工事にはまずまずの天候だった模様。
とはいえ冬場の施工。この時期、コンクリート強度は温度補正により、品質強度の6N/mm2増しになります。その結果、非常に固いコンクリートになりますが、流動性がなくて非常に施工性が悪かったことが予想されます。

コンクリートは時間さえたてば一定の強度を発生するので、温度補正による割り増しがなくても、長期間後にいずれは狙った強度が出ると思います。とはいえ管理上、設計図書に書かれた品質強度を所定の期間で確認することが、品質を証明するひとつの指標となっているので、あくまで定められた一定期間で確実に設定の強度が出ていることを確認できる方法を選択することが必要。
温度補正にてコンクリート強度を確保する意味はそこにあります。

コンクリートであり木であり土であり、ナマモノを相手にものをつくるのが建築。
それだけに、ひとつひとつ確実に品質を保ち確認していく作業こそが、全体の質を維持する上で大切だと思います。

R style Houseの耐圧版は段差がある形状ですが、これを打ち継ぎなしで一気に打ちました。コンクリートが完全に固まるまで、しっかりと養生を行います。

この後、基礎立上がりの型枠を立てて、残りの基礎のコンクリートを打っていくことになります。

photo by builder

 Posted by at 11:56 PM
12月 112011
 

昨日の朝、現地の日陰となる部分はバリバリに霜が降りていました。

明日、耐圧版のコンクリートを打つ予定です。先週末のように真冬並みの寒気だと「チョット待て」と言いたくなるところ。
というのも、コンクリートには水分が含まれている(コンクリート=セメント+粗骨材+細骨材+水) ため、あまりに気温が低いと水分が凍ってしまい、想定の強度が出なくなる恐れがあるからです。

また、コンクリートは打設後徐々に強度を発現していく性質があり、打設直後の気温が低いと、想定した強度が出るまでに時間がかかります。
凍害なくキチンと打ててさえいれば、いずれは強度は出ますが、管理上28日後に品質強度が出ているかを確認することになるため、気温が低くなる時期は、温度補正と言って強度を割り増ししたコンクリートを打つことになります。
そういった意味でも、冬場に打つコンクリートは心配事が多い。たまたまこの時期に着工になってしまったので仕方ないですが。

幸いここ一週間の練馬区の天気予報では、極端に寒くなる日はない模様。
とはいえキチンと養生、管理をして、しっかりとした基礎となるよう注視していこうと思います。

 Posted by at 11:59 PM
12月 102011
 

一週間ぶりに現地に確認に行くことができました。

基礎の配筋が済み、耐圧板のコンクリート打設直前の状態まで進んでいました。
出来上がってしまえば全く見えなくなってしまう箇所ですが、構造躯体の土台となる部分なので、家の強度という意味で非常に大切になってくる部分です。
鉄筋の種類、本数、寸法、配置、すべてに意味があります。計算された設計強度を得るためには、それらが設計通りに施工されている必要があります。

型枠と鉄筋の離れの寸法を、かぶり厚といいます。このかぶり厚についても、細かい決まりがあります。 かぶり厚が薄過ぎると、経年で中の鉄筋が錆びてしまいやすくなるなどの理由からです。

一部、そのかぶり厚が取れていないところがあったので、工務店の担当者に連絡をしました。

また、使わない部品やゴミが落ちていたので、その都度取り除いておきました。
業者にやらせるのではなく、自分でやれること、わかることは積極的に絡んでいきたいですからね。

 Posted by at 4:50 PM
12月 082011
 

基礎の外型枠が立ってきました。
R style Houseの基礎は、ベタ基礎にて家の重量を支持地盤に伝える形式。その一部である耐圧版のコンクリートを打つための準備が始まっています。

今日から鉄筋を組み始めているはずですが、天気がイマイチなので進捗はどうかな。

photo by builder

 Posted by at 3:49 PM