間が空いてしまいましたが、湖東三山の続きです。
いや、マジで忙いんですね。年末だからじゃないです。勘弁してほしい。
西明寺からR306をほんの少し南下するとすぐに、金剛輪寺への案内が。。すごく近い。
しかし寺までおよそ1kmばかりの道のりが苦行でした。大渋滞。自家用車とバスで長蛇の列。明らかに駐車場の空き待ちで、国道本線まで長蛇の列が。。
この季節、紅葉の名所に訪れるのだから仕方ない、今日は最初から湖東三山に注力するつもりだったし辛抱しようと腹をくくり、隊列に参加すること約1時間半。
いつものツーリングだったら、こんな時間の使い方は絶対にしません。 だって勿体無いじゃない。朝の雨がウソのような秋晴れ、いつもだったら予定を軽く変更して、ワインディングへと向かうところです。
今回に限って素直?に渋滞参加を決心したのは、西明寺の紅葉が想像以上に素晴らしかったから。
こんなの見せられたら、是が非でも湖東三山を制覇せねばなるまい、てな気持ちになるってもの。
ほんの2〜3kmの距離を、たっぷりと時間をかけて辿り着いた金剛輪寺。
そこには、そんな程度の苦労は一瞬にして吹き飛んでしまうくらい、素晴らしい紅葉風景が待ち受けていたのでした。
総門をくぐると、ゆるやかな参道が続く。強そうな寺名ですが、境内にはほっとするような優しさが。
千体地蔵に挟まれた山道を登り詰めると、二天門が現れます。
その奥に鎌倉時代建造の国宝本堂。その隣に鎮座する三重塔は西明寺以上に印象的。
色とりどりの紅葉に埋もれる三重塔。
見え隠れする塔は、その全容を把握することができないほどに、絵の具のキャンパスに埋没しています。
圧巻。そして感動。
これぞ日本の秋。
もう言葉になりません。