1月 202015
 

2015 01 20 01

これをインプレッションせいと言われても、フツーはムリなんですが(笑
ただ、アレに対する効果があった!?ので、紹介しときましょう。

 

クラッチ交換時に同時にO2センサーを交換したのは、ミッションケース下ろす際に、作業上排気管一式も下ろすことになるからです。
白いコードのプライマリーセンサーはエキマニ、緑のセカンダリーセンサーは触媒に突き刺さっていて、空燃比を見張る役割をしています。

よく聞くトラブルとしては、触媒内部のセルが外れてしまって、センサー突起部を壊すというもの。
あとは経年劣化によりセンサー不良を起こすことがあるため、オートメカニック誌なんかでは10万km超えたら交換を検討なんてことが書いてあったりします。

交換したのは10万kmをとうに超えているというのもありますが、ずっと以前から悩まされている、アイドリング時のポンポポンの対策が理由です。
添加剤を入れたり接点復活剤を使ったりして弱まることはありましたが、排気温が高まると、不完全燃焼ガスが破裂するような音が、マフラーから相変わらず出ていました。
イグニッションコイルを新品にしても、マフラー、エキマニを換えても一緒。もはやインジェクターに手を付けるしかないのか、と思ってましたが、とあるメカニックの方からO2センサーが怪しいのではという意見が。

調べてみると、O2センサーは排気がある温度に上昇した時に作動するらしく、排気温が高まった際に出る症状からすると、確かに疑ってみる余地はありそうです。
ただ、O2センサーは部品代が高い。センサー部にはジルコニア素子なんてのが使われていて、純正新品で1本2万近くします。
それでも、インジェクターを取り替えるよりはマシ。それで良くなる保証はどこにもないですが、できるところから手を打とうってことで交換してみることに。

外してみると、見た目でセンサーには異常は見られない。
でもセンサーが不良でも故障診断には出ないことがあるらしく、交換してみないことにはわからない。
そんな淡い期待を嘲笑うかのように、交換してもやっぱりポンポポン。症状に変わりはありませんでした。

・・・とここで終わりなら、ただの予防整備でハナシは終わってしまうんですが、、
交換から1ヶ月以上経った昨年末のツーリング時を境に、まったく症状が出なくなったんです。
センサーの信号なので、コンピューターの学習に時間がかかることもあるかもしれませんが、1ヶ月以上の走行の後にその効果が出たということでしょうか??

実はガソリン添加剤も併用しているので、どっちが効果あったのかわからないのですが(ただし同じ添加剤を以前から使用しており、完治したことはなかった)、とにかく暮れから2500km以上走行していて、ずっと症状が出ていません。これだけ長い時間、ポンポポンが出ないのは、症状が出て以来初めてです。
はっきりとO2センサー交換の作用であるとは言えないのですが、今は健康的なエンジンの鼓動を取り戻しています。

参考になるようでならないような、不確実な話。
今のままの状態で、1シーズン過ごすことができれば本物ですかねぇ。

 Posted by at 12:07 AM