外壁の左官工事が遂に始まりました。
R style Houseの外壁仕上は塗り壁仕上げ。
以前も紹介した通り、内側から順に追っていくと、次のような構成になっています。
- 柱外面に下地合板
- 断熱材(スタイロフォーム)
- 透湿・防水シート
- 通気胴縁
- ラス網
- ラスモルタル
- 仕上塗材(左官仕上)
5まで進んだ状態でしばらく放置されていましたが、工事も佳境に入ってきて、いよいよ6のモルタル塗りが始まったわけです。
既調合ラスモルタルを現場にて練っているの図。こういうのがあると、急に土木現場っぽくなります(笑
今時、外構以外の垂直面で、モルタルを仕上(下地)に使う現場も珍しいと思います。けど、自分がデザインした家ではもれなく主役級(笑
外壁の総面積もそれなりにある家なので、この左官仕上が家の印象に大きく関わってきます。
下地のラスモルは、下塗りと中塗りに分けて施工し、一定期間の養生後に仕上塗材を施工するという手順。モルタルの乾燥を待って次の工程に移るので、最終仕上りまでは結構時間がかかります。
でもここで無理に時間を短縮すると、外壁のひび割れという欠陥を誘発してしまうので、工程に余裕を持った状態で施工の段取りをするのが重要ですね。