7月 232013
 

S2000の世界観を崩さずもスパイスの効いたデザインと、自然なサイズマッチングを求めた結果、最終的に選んだのは、BBS RG-R
数あるBBSのラインナップの中で、唯一S2000専用サイズが設定されている1ピース軽量モデルです。

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ホイールを交換するにあたっては、純正を上回る性能ももちろん大切。いくらデザインが良くても、鈍重なホイールになってしまっては本末転倒。
その点でもRG-Rは文句なし。憧れのBBS鍛造ホイールのスタンダードながらコンペティブなモデルなので。。

鍛造(Forged)と鋳造(Cast)は、アルミホイールを語る上で必ず出てくる概念ですが、一般的に、鍛造は強度に優れてかつ軽量で高価、鋳造は凝ったデザインが可能で比較的安価、という特徴があります。
世の中のアルミホイールの大部分は鋳造で、鍛造はごく一部。鍛造はそれくらい高度な技術の結晶で、その中でもBBSは、鍛造の世界でも別格のブランド。フェラーリをはじめとするF1のホイールもBBS鍛造が大多数ってことからも、その技術レベルが伺い知れます。

S2000も発売当初、メーカーからオプションでBBSがラインナップされてました。
当時16インチでしたが、鍛造で超軽量と評判でした。デザインはノーマルよりスポーク本数が増えたくらいで、割りとフツーでしたけど。
デザインで言うと、NSX TypeS(NA1)、シビックTypeR(FD2)に、RG-Rに近いデザインのホイールが設定されてましたね。
究極モデルにはメーカーも設定するくらいのBBS鍛造ホイール。エスに採用する高性能ホイールとして、不足はないでしょう。

ただ、ただでさえ高価な鍛造ホイールで、しかもBBS。同じく鍛造で有名なRAYSと比べても、価格まで別格です。
とても新品なぞ買えないので、中古の出物を待つしかなかったんですが、運良く納得いく出物をゲットすることができちゃいまして(^o^)/
モノはほぼ新品同様。POTENZAもついて、お買得度満開。 

色はDSK(ダイヤモンドシルバークリア)という標準色のひとつ。アルミ素材色のような、明るいシルバー色。
RG-RはDBK(ダイヤモンドブラッククリア)っていうガンメタっぽい色が人気で、市場に出てるのはそれがほとんどなんですが、ブラックのボディとのコントラストを考えるとDSKの方が自然に映えると思ったので、レアなDSKを敢えて意図的に選択。

センターキャップは、ブラックにしました。
BBSには何種類かセンターキャップあって、購入時はレッドに金文字のキャップが付いてたんですが、これ見よがしで大人気ない感じがしたので、シックなブラックに交換してみました。
たったそれだけで、ヤンチャな雰囲気からとても大人っぽいムードに♥

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どうでしょうか、このマッチング。
S2000専用サイズ【F:7.5J+48/R:8.5J+55】 ですが、車高を数cm下げた状態で、フェンダーに対してほぼツライチ。かなり絶妙です。
オフセットが変わって、数値上0.7〜1.0mmばかりホイールが外に出ただけで、随分印象が違います。

さらにRG-Rは、スポークがリムに伸びていないデザイン上、思ったよりもホイールが小さく見えます。
そのせいで、ちょびっとレトロな感じに。。超カッコエエ〜と大満足なBBSですが、唯一ここだけは今ひとつに感じる部分。
慣れるとこれがフツーに見えてくるんでしょうけどね。

 Posted by at 12:54 AM