1月 052014
 

2014 01 05 01

年末年始は例年通り帰省の義務を果たし、その足で奈良を訪ねてきました。

今回のお供も「愛人」ことアルファGTです。最近出動率が半端無いです。
いやまぁ、本来の目的があったのでたまたま彼女と一緒なんだと言いたいところですが、言い訳がましいのでやめときます(笑

さて、その奈良ですが、個人的定番の場所には当然訪れたわけですが、その他にもいくつかマイナースポットでとっても良かった場所がありました。
そのうちのひとつが明日香の里。

明日香(飛鳥)は別にマイナースポットでもないような気もしますが、一番賑やかな奈良公園周辺から相当離れているので、実に静かな場所です。
古墳が点在する遺跡の宝庫ですが、その実は本当に長閑な農村といった感じ。
何でもない農村集落の中とか田んぼのど真ん中に遺跡があったり、草木の生い茂った小高い丘が天皇陵だったりします。

一番素晴らしかったのが、飛鳥寺周辺の風景。
集落の一角に伽藍の一部をこぢんまりと残す古代寺院。これがフツーに田畑の隣に溶け込んでる光景が、私的感覚からすると衝撃的と言えるほど印象的でした。
この飛鳥寺を筆頭に、明日香村の一帯は、飾り気のない農村に古代遺跡が違和感なく溶け込んでいます。
道が極端に狭く、クルマで訪れるには気合が要りますが、古代ロマンは元より、素朴な農村風景を味わうにも実に楽しい場所でした。

写真は水落遺跡という、古代の水時計跡にて。
背後に明日香の集落がひっそりと佇む中で、日没を迎えるひと時。
明るいブルーのボディカラーも、この時はどこまでも深い青の光彩を放っていました。

 Posted by at 9:47 PM